ニックネーム:Takelph
隠居鍛冶屋の旅日記(主にゲームという名の仮想現実内で)

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2006年08月19日(土)
旅人の財産B5 地下庭園
 我々は、いよいよエレベーターでしか進入できない地下5階、地下庭園に降り立った。周囲の通路を歩きまわると、一見何もない通路を通過すると扉を開けたときのような音がする場所があった。不思議に感じながらも付近を調べても特に何もない。
 さらに付近を歩きまわっているとエレベーターから東に進んだ玄室で戦闘の痕跡を見つけた。いぶかしく思い室内に入ると物陰から重装備の兵士達、Border Guardsが現れて襲い掛かってきた。何とか撃退して室内を調べてみるとまた霊石と思われる石を発見した。先ほどの兵士達が所持していたものらしい。Gilletteが鑑定してみると木の霊石というものらしい。
 この階で現れた奇妙な生物にPowder Fishがいる。大して強くはないが麻痺をしてくる嫌な生物だった。そのためGochiのDIALKOの残存数が帰還の目安となる。早くMADIを覚えてもらいたいものだ。
 しばらく歩き回ってみたところ扉のような音がする地点を挟んで東側のエリアと西側のエリアは対称な形になっていることが分かった。だがいくつか違いがある。西側には裏から閂がかかった扉が幾つあるが東側にはない。また西側にはある位置からダークゾーンが広がっているが、東側にはない。というわけで東側のエリアから探索を進めたほうがよさそうだ。
 複雑な通路を一つ一つ回るうちに「幻燈機室」と表示のある不思議な部屋にたどりついた。中央には何か不思議な機械が設置されており、覗き穴のようなものがある。中を覗くと今居るこの部屋によく似た部屋の映像が見えた。何かが動いているようなのでよく見ると部屋の中央で一人の男が地面に向かって何かしている様子が延々と繰り返されていた。何を意味するのか分からなかったが後で何かのヒントになるかもしれない。
 部屋を出てさらに付近の探索を続けると南のほうに子供が乗る遊具が置かれた広場があった。こんな地下でどんな子供がここで遊ぶのかは分からないが。そして案の上そのすぐ西には対称な形に同じ大きさの広場があり、同様に遊具が置かれていた。ただ少し違うのはこちらの遊具は片面だけが所々ボロボロになっているということだ。この階層の西半分が部分的にダークゾーンに覆われていることを暗示しているのかもしれない。
 東側はもう行き尽くしたようなので西側の探索を進める。ダークゾーンがある部分にも踏み込んでゆくがやはり東側の完全な対称型だった。そして東側に幻燈機室があった場所には「秘密の花壇」と看板がある部屋があった。部屋の中央には古びた煉瓦でできた花壇がある。そこに何かありそうな気がしたので調べてみると錆びた銅の鍵が落ちていた。
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2006年08月16日(水)
旅日記14 Vesperの再会
 旅団の旅は一時的に中断すると魔女様が決められた。オフィディアン兵が我が物顔に歩きまわる今のLost Landでこのまま旅を続けるのは危険すぎりと判断されたようだ。護衛の狼の牙の面々もブリタニアを襲う危機に立ち向かうことに意義を見出しているようだ。KarenさんもBritannia側に残り襲撃を受けている街の防衛に当たっているという。SKFのBerthold殿がTrammelに比べて防衛線が手薄となっているFeluccaのVesperの防衛に当たるものを募っているという広告を見たため私もBritanniaに戻ってみることにした。ここからもっとも近いBritanniaへの通路はPapua秘薬屋の魔方陣となる。オフィディアン兵が大勢いたが彼らには転移装置が仕えないことを利用してうまく潜りこむことに成功した。すっかり忘れそうになっていたあの呪文を唱えてMoonglowの魔術師ギルドへと飛ぶ。
 (つづく)
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2006年08月05日(土)
旅日記13 ロストランドへ
 この数日Vesperで頑張りすぎたせいか、旅団の移動日だったがまたしても寝坊してしまった。もう魔女様達は、ロストランドに到着しているようだ。今日もIronworks前にはオフィディアン兵がうろついてはいたが比較的手薄だっため、無事にVesperを脱出し、Minocへと向かうことができた。Minocの街を抜けて、七つ石街の広がる北ミノック高原に到達する。かつては賑わっていたSST酒場やMOOPショップのSST関連施設が並びその背後にはSST城が控える。魔王の指輪にまつわる色々な出来事が、このかつて王国だった街を舞台に繰り広げられたのだ。自ら王権を返上することでSST王国を解散・民主化させたSpark殿。指輪を消滅させようとして失敗し、一度は漆黒騎士団の下僕となったが、我々は彼を解放することに成功した。自由な身となった彼は、今はどこにいるのだろうか。ブリタニア政府の命を受けて大公国を解散させた我々にとって、今ようやく彼を理解できる時がきたのかもしれない。そんな想いが走馬灯のように心を駆け巡りそうになった。
 しかし今は無人のSST領をただ過ぎ行き、西の岩山にあるロストランドへと続く洞窟に入る。カンテラの明かりを便りに暗い洞窟を抜けると湿った空気が漂うロストランドのジャングルの中に出た。先行している魔女様達は、ここから北上したらしい。私も密林の多い茂るの沼地を渡り北上を開始する。Trinsic北の沼地は平坦だが、この沼地はあちこちに小高い岩山や丘があり複雑に入り組んで行く手を阻む。気をつけて歩かないと迷子になりそうだ。なるべく右手にそびえる高い岩山を見失わないようにして歩くと岩壁にぽっかりと開く洞窟を発見した。先発隊にそのことを念話で報告すると皆が口々にその洞窟に入らないようにと警告を送ってきた。どうやら先発隊はうっかりこの中に迷い込み散々な目に遭ったららしいのだ。君子危うきに近寄らず。私はさらに北上を続けた。
 やがて密林の湿気が塩気を帯びてきた。唐突に木々が切れ海原が目の前に広がる。そしてそこには一艘の帆船が浮かんでいた。乗っていたのは、魔女様とkirryちゃんだった。私が追いつくまで出港を待ってくれていたようだ。
 そこは南の沼地の水を集めた川が海に流れ込む河口の東岸で、この先北に進むには海に出るしかない。少し戻れば川に橋が架かっている場所があったはずだが、陸路をたどるとPapuaを襲撃しているオフィディアン軍にまともにぶつかる恐れがあるので懸命な判断だろう。しかし、魔女様はPapua港が近いことを知るとそちらに舵を取った。Papuaの現状を確かめようというのだろうか。
 すぐにPapua港が見えてきた。意外にも港にはオフィディアンの姿は見えない。魔女様の船は静かに港にすべり込み、我々は上陸した。しかし、やはりオフィディアン兵に見つかってしまった。我々の船が入ってくるのを見たであろう女族長と巫女のペアが港に駆けつけてくる。我々は彼らとの接触を避けるために急いで港湾管理局の建物に隠れた。
 そういえばこの建物の中でオフィディアン兵士と戦った勇敢な少女の話がニュースで報道されていたのを思い出した。彼女の遺体が発見されたときにはその近くにオフィディアンバーサーカー兵の死体もあり、少女がたった一人の小さな体で勇敢に戦ったことを物語っていたという。
 そうこうするうちに建物の周囲に次々とオフィディアン兵が集まってきてしまい、先に進むにはその包囲網を突破しないといけない状況になってきた。幸いにも我々は3人おり私以外の2人は魔法も使える。包囲の輪の総大将格はエンフォーサーの大将だった。こいつは力が強く体力はあるが魔法は使えない。ひょっとしたら勝てるのではないかと思いそう口走ってみると、kirryちゃんと魔女様から「頼もしい」、「流石だ。」と言われてしまう。慌てて1人では無理で魔法の使える二人のサポートを前提としていることを言うと「えー」とkirryちゃん。2人とも秘薬があまりないらしい。この街にも秘薬屋はあるはずだが、おそらくオフィディアン兵が厳重に守っているだろう。とりあえず旅の途中で拾った秘薬を渡す。といっても極わずかしかない。これでなんとかこの包囲網を突破するしかないだろう。
 魔女様が羽蟲を召還してオフィディアン兵の気をそらしている隙に建物をみんなで飛び出した。オフィディアン兵はすぐに気がつき追い迫ってくる。私も応戦しみたが大将は非常に高い装甲と体力を持っているようでこちらの攻撃は殆ど当たらなかった。だが向こうもまだ新米らしく、攻撃もなかなかこちらに当たらないが、当たると体力を半分ぐらい削られる。戦い続けると確実に負けそうなのでkirryちゃんが囮となって少し離れたところに誘きよせたところで隠れてこっそり帰ってきてくれるという。女子にそんな危険な役を任せるのはどうかと思ったが正直私にはできそうもないことなのでありがたく受け入れる。そうしてなんとか無事にみな船着場に戻ることができた。
 パプア港にはBritannia本土では見かけないほど大型の船が停泊している。マストが3本もあり乗船者が腰掛けるための椅子まで設置されている。その船を見た魔女様が、「ホークの操船だったら快適そうだね」とおっしゃった。ホークとはもちろん彼女の愛人で元海賊のHawkwindのことだろう。彼も旅団のメンバーとして我々の旅に同行したはずだったが、のっけから借金の返済が滞ってジュカ族によってWrongの刑務所に拘留されたりとトラブルが絶えない。無事釈放されたはずなのだが、それっきりまた見かけた者は居ないようだ。
 「まさか、オフィディアンにも借金があってまた捕まってるなんてことはないでしょうねぇ。」というと魔女様は、ありえると真顔でお答えになった。
 そんなこんなでオフィディアンの駐留するPapuaを逃れ野営に適した土地を探して船で狭き海を北上することになった。しかし、北に進むと海岸は切り立った崖になり、その奥には溶岩や砂漠しか見えない不毛の地となってきた。とても野営はできそうもないため、いったん引き返し、ジャングルの一角にPapuaのオフィディアン兵からは死角となる場所を見つけ、そこに船をつけて野営地とすることにした。熱帯の木々が天然の防壁となり我々を守ってくれるだろう。
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2006年08月04日(金)
旅日記12 死闘Ironworks
 今日もVesperの武器屋Ironworksの作業台下の隠れ家で目覚めた。店の前のオフィディアン兵と戦っている義勇軍の方がいたので私も外に出て加勢することにした。包帯を巻いて差し上げると感謝されたので逆に店の前のオフィディアンを倒して下さって助かっていますと答える。そしてこの店で武器修理をしていると伝えると早速使っていたオフィディアン特攻の刀を修理させて下さった。Mebiusと名乗ったその戦士と別れて再びIronworksの番台に立ち、暇を潰すために鍛冶ギルドの注文を受けることにした。
 その時「わー、見分けつかないね。」突然店の中にkirryちゃんが現れた。バシネットを被って作業中の私の姿が、街の鍛冶屋に見えるようだ。扉が開く気配もなかったので私が店内に入るときに一緒に入ってきたのだろうか。全く感心させられる隠密行動ぶりだ。kirryちゃんもオフィディアン兵を倒しに行くと言って出て行った為、私は鍛冶ギルドの注文品を製作して報酬を受け取ってしまうと後を追った。
 店の外に出ると早速オフィディアン兵が襲い掛かってきたが、新兵だったので軽くいなすつもりで相手をしたら、魔法を使う奴で、あっという間にこちらがいなされた…。この世とあの世の狭間をしばらくの間彷徨ったが、幸い霊視能力のあるkirryちゃんが私を見つけて現世に呼び戻してくれた。「どじねー。にしし」と笑われたが言い返す言葉もない。装備品一式と仕事道具が倒れた場所に置き去りになっているので何とか取り戻したいと伝えるとkirryちゃんが手伝ってくれるという。
 「少し待ってて」といって姿を消したkirryちゃんが、なかなか戻ってこないため私も少しずつ武器屋の方角へ進んでみたのがいけなかった。あっさりとオフィディアン兵に見つかって倒される。ようやく戻ってきたkirryちゃんに介抱してもらって息を吹き返した。しかもkirryちゃんは、なんと私の装備を持って帰ってきてくれたのだ。お礼の言葉もない。しかしその直後に悲劇がおこった。
 近くでアベンジャー部隊の将軍と戦っていた戦士がピンチに陥っていたため、インビジビリティーの魔法をかけてあげたkirryちゃんに気づいたその将軍が襲い掛かった。すぐに自分にインビジビリティーをかけようとしたkirryちゃんだったが、将軍はそれより早くkirryちゃんに迫り、巨大なバーディッシュで切り裂いた。血を流して倒れるkirryちゃん。そして次のターゲットは私だ。将軍は、余裕を持って一撃目で私を麻痺させた。そして、懸命に包帯を巻くが動くことができない私に易々と二撃目を放った…。
 気がつくとkirryちゃんと私は、ヒーラーハウスで治療を受けていた。さっきkirryちゃんが助けた戦士が、ヒーラーハウスにいたオフィディアン兵を倒し一時的に安全地帯を確保して下さったのだ。Xephと名乗ったその方は、ただの戦士ではなく騎士道の心得もあったようだ。我々を治癒魔法で回復して下さった。その方にお礼を言い、元気を取り戻したkirryちゃんと再び失った装備を取り戻しにむかう。
 今度はkirryちゃんはエナジーヴォルテックスを呼び出して進む。ナイトの少佐を何とかやり過ごし、再びさっきのアベンジャー将軍が待ち構えるエリアまで来たところ、今朝私が武器屋で出会ったMebiusさんがその将軍に倒されるのを目撃してしまった。将軍が通りすぎるのをやり過ごしてから、私とkirryちゃんは彼を助け起したが、目を開いた彼は、将軍に装備を奪われたと悔しそうにつぶやいた。奴を倒せば装備は、取り戻せるかもしれない。しかし、kirryちゃんがレブナントを召還しても全く平気なその将軍を我々だけで倒せる気配が全くしなかった。そして、我々の治療の手際が悪く再び倒れてしまうMebiusさん。kirryちゃんも先ほど装備を大分失っており戦うのがつらそうだ。今は諦めて引き下がるしかなさそうだ。
 幸いにもオフィディアン兵が掃討されているVesper銀行に戻り、少し迷ってから旅の間封印していた保険をかけた装備を身に付けた。Mebiusさんも銀行で装備を付け直している。kirryちゃんは別の町の銀行に飛んでいったようだ。私は、今度は武器屋に戻ることだけに専念することにした。一度銀行前の橋から街を出て、街の外を周り南の宿屋から再びVesperに入る。幸いそちら側はオフィディアン兵の数が少なかった。なんとか逃げ切ってIronworksの隠れ家に潜り込む事に成功した。結局、私が武器屋に立ちたいというこだわりのために、kirryちゃんを巻き込んでしまっただけだったが、念話で事の次第を魔女様に報告すると魔女様がkirryちゃんを誉め、kirryちゃんはちょっぴり誇らしげだった。
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2006年08月03日(木)
旅日記11 Ironworks駐留
 旅団の次の移動日までオフィディアン侵攻下にあるVesperの武器屋、Ironworksに居座ることにした私だが、なんともやはり危険な場所であった。念のために隠れて休んでいるが、目覚めたときに店内にオフィディアン兵がいることも珍しくはない。それが戦士の新兵[Recruit]ぐらいであれば私でも何とか倒せるが、ちょっと上の階級の者達だと私一人ではとても対処できないため、隠れ家から出ることもできない。
 そんな一夜を過ごしたあくる日、人の気配を感じて目を覚ますと昨夜のSayuriさんが店内に立っていた。丁度武器修理契約書を使って自分の武器を修理したところだったらしい。店の外のオフィディアン兵を片付けて下さるようなので私も外に出てお手伝いをしていると、Karenさんが今日は魔女様を連れてやってきた。やはりお二人もVesperの様子が気になったようだ。
 我々が合流を果たす間もなくオフィディアンの戦士部隊と神官部隊の将軍、2人が襲い掛かってきた。土エレメンタルを召還し、ヒリュウを嗾けてさらに自分で叩くSayuriさん。土エレメンタルを召還してから矢で射るKarenさん。魔女様の召還する羽虫はオフィディアン兵に群がり体力を奪っていく。私はというとツルハシで叩くのみだが、こめられた電撃の魔法のお陰でわずかながらダメージを与えることができる。4人で力を合わせてオフィディアン軍の将軍を相手取っていたところ、Karenさんが突然自分の召還したエレメンタルに攻撃を受け始めた。予想外の出来事に慌てて逃げ出すKarenさんを追いかけて包帯を巻く。何もしていないと言い張るKarenさんだが、オフィディアン兵と間違えて自分のエレメンタルに矢を当ててしまったのでしょうと指摘すると、それを肯定するかのように魔女様も「たまに私を撃つぐらいだからな。」といいクスリと笑う。「Takelphも気をつけるのじゃぞ。」と仰る魔女様に「はい」と思わず笑いながら答える私の背後から射るようなKarenさんの視線が突き刺さっていた。
 ようやく、2将軍が倒れた。ほっとするののつかの間、矢も秘薬も尽きてしまったので帰還するというKarenさんの背後に新たに巫術師部隊の将軍が襲い掛かる。あっという間の出来事にKarenさんは打ち倒された。我々が心配して見守る中、Karenさんは、なんとか起き上がったが、先ほどの誤射といい連戦で疲れも溜まっているようだ。魔女様と二人で引き上げるとのことで、私も再び武器屋に戻ることにした。
 武器屋でしばらく佇んでいるとBailone殿が現れた。昨夜来て下さったときに隠れて休んでいたことを伝えると、笑いながら「事情はよく存じておりますよ」と答えて下さった。再び戦士の救援に赴くBailone殿と別れて私も休むことにした。

(付録) オフィディアン軍編成

an ophidian berserker
an ophidian brood queen
an ophidian healer
an ophidian matriarch
an ophidian avenger/knight-errant[RANK]*
an ophidian zealot/justicar[RANK]*
an ophidian shaman/apprentice mage[RANK]*
an ophidian warrior/enforcer[RANK]*
*[RANK]
 [General] 将軍
 [Major] 少佐
 [Captain] 大尉
 [Lieutenant] 中尉
 [Sargeant] 軍曹
 [Corporal] 伍長
 [Specialist] 技術兵
 [Recruit] 新兵
a giant snake
a snake
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2006年08月02日(水)
旅日記10 Vesper防衛戦
 Minocに滞在する間に耳に入るのはやはり隣町Vesperへのオフィディアン侵攻のことばかりだった。いつか折れ矢で逢ったMizuhoの戦士Vessel殿や自由な鷹騎士団のBerthold殿らもオフィディアン軍討伐に立ち上がっているらしい。今回の旅に出るにあたって大公国時代に培った装備一切をおいてきてしまったので戦いに参加することはできそうもなかったが、戦士たちは武器の消耗の早さに困っているという。ロストランドに出発するまではまだ日があるので、私のような鍛冶屋でも、炉と金床のあるVesperの武器屋の安全を確保し、しばらくなりとも駐留することができれば彼らの役に立つことできるかもしれない。そう思いついた。
 酒場の隅で書物に目を通しておられた魔女様に決意を告げて別れ、Minocの銀行で無くすとこまる地図や寝袋をしまい、手製の鎧を着込んだ。念のために保険をかけた秘蔵のライトニングツルハシだけは護身のために持っていくことにする。
 北の銀行付近から入ると幾つもの橋を渡る必要があるため、先に墓場の前を南下し、南の宿屋からVesperの街に入ってみた。いるいる。街はオフィディアン軍に蹂躙されている。バーディッシュのような武器を抱えたオフィディアンの戦士やねじくれた杖をもった神官達に混じって赤い体表を持つ明らかに強そうな個体も混ざっている。あれが噂に聞く将軍[General]に違いない。隠れていた建物の陰を出た私は、鍛冶屋のある島を目指して走りだした。
 私の決死行は5分と持たなかった。神官のパラライズの魔法で足止めを喰らったと思うと赤いハルバードを構えた将軍が背後に迫っていた。一撃目で毒を受け必死で包帯を巻くも解毒したときには次の一発がきた。目の前が暗転する。
 気がついたときには私の前には見知った顔があった。冒険者のBrizo殿だった。隣の薄紅色の着物をきた女性は私に包帯を巻いてくれていた。女性はSayuriと名乗った。二人ともオフィディアンからこのVesperを取り戻すためにやってきて偶々出会い、共闘していたらしい。仕事道具の回収の手伝いをお願いすると快く手伝ってくださった。二人とも魔法剣士で、パラライズフィールドなどで援護してくださり、お陰で無事に装備を回収できた。しかし、肝心な仕事道具を収めた道具箱が見当たらない。どうやら先ほどの将軍が持ち去ったらしい。お二人はその将軍に挑むようなので私もわずかばかりの攻撃力と大公国で培った包帯戦術を駆使して援護する。将軍は3人がかりであっても非常に手強かった。Brizo殿やSayuriさんを狙っている隙に二人に包帯を巻くだけの私であった。ようやく将軍が倒れるとその腕には私の道具箱がしっかりと握られていた。無事に取り戻せたので二人にお礼を述べると、Sayuriさんが尋ねた。「鍛冶屋さんは、昨日の騎士メイサーの方とお知り合い?」
 私の知る限りメイサーの騎士といえばNalsival大公殿下しかありえない。大公国の紋章は既に取り外していたのだが、先ほど治療してくださっている間に大公国時代の名刺(Profile)のGDMという文字をご覧になったようだ。彼女は昨日、その騎士メイサーと一緒に治療院付近で共闘したという。私は、その人とは同じギルドだったが最近ギルドを解散したことを伝えた。そして、もしその騎士メイサーに逢えたら、これから何とか武器屋に潜入して武器防具修理ボランティアをするつもりであることを伝言してもらうことにした。
 二人に別れを告げると再び武器屋へのアタックを開始した。しかし、武器屋の中にアヴェンジャーの少佐[Major]がいたので慌てて橋を渡り東の島に逃げ戻る。と、そこへ犬の姿をしたKarenさんが姿を現した。魔女様から私がVesperに向かったことをきいて様子を見に来てくださったようだ。彼女が人の姿に戻り私が姿を現して出迎えようとしたその時、彼女の背後にナイトの少佐が現れたかと思うと彼女をハルバードで一撫でした。そして彼女は倒れた。ナイトが行ってしまうのを確認し、包帯を持って彼女に駆け寄った。私が抱え起す前になんとか彼女は自分の力で立ち上がったが、私の治療を受け入れた。まさか一撃で倒れるとは思っていなかったようだ。
 なんとか体勢を立て直した我々は、Karenさんのエナジーボルテックスのお陰もあり、武器屋のオフィディアンを大分排除できたが、武器屋Ironworksの中にまだ少佐が頑張っているため中には入れない。どうやっておびき出そうか考えているとまた見知った人物が現れた。冒険者の宿で逢って私を鍛冶屋として認めてくれたVessel殿だ。彼の報告書を読まなければ、この場に立つことも無かったかもしれない。彼は、Sheenさんというアースエレメンタルを引き連れた人と共闘し、少佐や将軍などの大物と戦っているようだ。私もとりあえず彼らの援護をしに駆けつけた。
 何とか3人で少佐を倒し一息つくとVessel殿は、バーサーカーを探そう言い出した。私は戦うより武器の修理のために武器屋に潜りこむことが目的だと伝えるとVessel殿は目を丸くしたようだ。包帯が切れそうだというので東の島の治療院で買えることを教えた。二人のお陰で武器屋の周りのオフィディアンがさらにいなくなったため、Ironworksの中にいた一匹を誘き出した隙に中に駆け込み扉を閉めることができた。
 炉と金床を確保できてほっとしていると先ほどのSayuriさんが私の姿を見つけて店に入ってきた。お陰様で武器屋を取り戻せたことと、修理したい物があればいつでも声をかけて欲しいことを伝えると彼女の武器である強化したオフィディアン特攻のナイフの修理を依頼して下さった。そして私がツルハシで戦っていたのを見ていたのであろう。オフィディアンの将軍より奪ったであろうPowerのツルハシを私に下さったのだ。以前Saber殿からVanquishingのツルハシをもらっていたのでこれで2つ揃ったことになる。なんとも嬉しいプレゼントだった。
 彼女は再び戦いの中に身を投じ、私は炉と金床の陰に隠れほんのしばらくのつもりでまどろんだ。夢現の中にKarenさんやkirryちゃん、Nalsival殿下、Saber殿、Spark殿、Bailone殿たちの声が聞こえた気がしたが、私はそのまま朝まで眠りこけてしまった。
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