ニックネーム:Takelph
隠居鍛冶屋の旅日記(主にゲームという名の仮想現実内で)

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2007年09月29日(土)
満月王の子供達:ジリ貧5
Nimble2「ありゃ兄貴よ!とうとう俺達、Lv5になっちまったぞ。」
Nimble1「なーに、構うこたねぇ。俺達がなるべく強くなるに越したこたぁねぇよ。俺達が死んだら元も子もねぇんだから。」
Straggler1「しっかし、金が貯まらねぇな。簡易寝台で体力を完全回復もできんままレベルアップとは情けない。」

 俺達は、さらに地道に金を稼ごうと足掻き続けていた。しかしもはや、金は増える兆しを見せなかった。レベルアップして増えた体力を完全に回復させようと簡易寝台に泊まるとそれだけで稼いできた金は底をついてしまう。一番安く体力回復ができる簡易寝台では宿泊日数がかかるため俺もNimble2もStraggler1も一度は宿屋で誕生日を迎えていた。が、そんなある日、鎧を着た男達との対戦の中、Straggler2まで命を落としてしまった。

Nimble1「もうだめだ!2人だけで4人分の蘇生費を稼ぐ自信はねぇ!」
Nimble2「兄貴…、こうなったら仕方ないっす。弟達に手紙を書いてこの国に呼び寄せるか、酒場で誰か手頃な奴をスカウトしやしょう。」

 そこで俺達2人は探索に出るのをやめ、郷里に残してきた弟に手紙を書きながら、誰か俺達に協力してくれそうな奴が酒場に現れるのを待つことにした。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv5 HP25 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv5 HP25 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv5 HP0 寺院で死亡中
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
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2007年09月28日(金)
満月王の子供達:ジリ貧4
 俺は、Nimble1と呼ばれている。Nimbleには「素早い」って意味がある。元々俺達はNimble Archerつまり「素早い射手」と呼ばれていたんだが、Haplus親分について放浪を始めたときに長すぎるってんでNimbleにされた。そして俺達の兄弟は多いんで区別するために番号が割り振られている。俺は一応兄弟では一番年長なんで1が付いているわけだ。と思ったら、弟のNimble2の奴が宿屋で誕生日を迎えて俺より年上になった。なんだか複雑な気分だ。

 さて、俺達の状況は極めて悪い。お頭のHaplusと2番頭のSnatch、そしてStraggler2の3人が死んだままだ。悪いことにお頭は既に一度蘇生に失敗して灰になっている。今生き残ってるのはNimble2とStraggler1の3人。たった3人で城址の兵舎らしき建物に出たり入ったりしながら分の悪い敵からは逃げ、確実に勝てそうな奴から小銭を巻き上げて暮らしている。僧侶がいないので宿屋に泊まる金も稼がないといけない。強い奴を相手にして体力をすり減らして勝っても治療にかかる宿代以上に実入りがなければ意味がないのだ。この悪循環を抜け出す方法はもう頭のいいStraggler1の奴が考えてくれた。手に入れたアイテムを自分達で鑑定して商店に売り払うのだ。それには司教が必要となる。幸運にもStraggler2の奴はこの国に来たときから司教になる資格を持っていた。奴さえ生き返れば、司教に転職させて拾ったアイテムを鑑定して確実に儲けることができるようになる。それに司教はレベルアップすれば回復の呪文も使えるようになる。そうすれば金のかかる宿屋に何週間も泊まらずにすみ、ますます儲かるようになるのだ。

 地道に戦った甲斐があり俺達3人はLv4に達した。3人とはいえLv4ともなると体力的にも余裕が出てくる。運がいいと向こうから勝手に逃げて金だけ置いていってくれることもある。スライシーフっていう俺らの同業者だった。そしてようやく一人分の蘇生費が貯まったので寺院に赴いた。さっそく司教候補のStraggler2の蘇生を申し込む。

『囁き - 祈り - 詠唱 - 念じろ!』

 失敗!
 Straggler2が灰になった・・・。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv4 HP21 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv4 HP24 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv4 HP21 生存
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
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2007年09月27日(木)
満月王の子供達:ジリ貧3
 俺はSnatch。今日も今日とて蘇生費稼ぎのための戦いだ。みえざるものと戦ってみたが力12の頼みの綱のStraggler1が2回攻撃を受け瀕死状態となったので慌てて逃げ帰った。また宿代もないジリ貧状態なので完全回復もできないままま再度セレーネー城址へ。

 最近ようやくこの城址に現れる魔物供にも慣れてきた。まぁ勝てる相手かどうかってことぐらいだがな。奇妙な動物1匹の正体はペップフィッシュ。こいつは経験値も金も持っているがこっちの攻撃が当たり難くあっちの攻撃は割りと強い。あと一発誰かに攻撃が当たれば死者がでるという状態で辛くも勝利を手に入れ金を手に入れた。数人の着物を着た男はジャーリングバードかマジシャンだろう。魔法でお頭をやられたので逃げる。5匹ぐらいの正体不明の存在はおそらくバウンズボールという奴だろう。鳥の正体はクロウだ。バウンズボールやクロウは弱いが経験値も金も少ない。玄室にいる奴なら実入りはあるが徘徊中の奴は相手にするだけ宿代を差し引くと赤字になる。鎧を着た男たちはマンアットアームズだろう。こいつらも危険な相手ではあるが逃げ出すことが多いので上手く凌げば金だけ置いていってくれることもある。

 そうこうするうちに、遅れていたNimble1もLv2となり、Straggler1、Nimble2、俺の戦死未体験組がLv3になった。と思いきやCROSSBOW BOLTの解除を失敗して俺が死亡。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv2 HP12 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv3 HP16 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv3 HP20 生存
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で死亡中
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2007年09月26日(水)
満月王の子供達:ジリ貧2
 俺はSnatchと呼ばれるケチな泥棒だ。おっと本当はSly Thiefと名乗ることになっていたんだっけか。ちょっとSnatchでは少し有名になりすぎちまったからな。昔は俺も一匹狼だったが縁あってHaplus親分の元で世話になり始めて何年経つだろうか。一人のときと比べると稼ぎは悪いが、いざってときに仲間がいるのも悪くはないと思っている。

 なんて自己紹介はこれぐらいにしておこう。俺達の現状はなかなか大変なことになっている。初日に前衛の壁役だったNimble1が死亡し、さらに昨日はお頭がBADIOSを食らって一撃死してしまった。残る者たちでなんとか蘇生費を稼ごうと足掻いた結果、大きな動物というのに出くわしてしまう。正体はモイスチャーとかいうらしいがそいつが中々強くてStraggler2まで死亡する。何とか宝箱を手に入れ俺が罠解除を試みたんだが解除をしくじった。POISON NEEDLEだということはわかっていたんだがな。まだ昔の勘が取り戻せていないらしい。俺は毒が体に回らないように部屋を出たところで待機することにした。生き残ったStraggler1とNimble2が街に帰って宿に泊まっている。彼らはそろそろレベルが上がるらしい。彼らが何とかして毒消しを持ってきてくれるまで俺はここを動けない。

 そうこうしているうちにNimble2とStraggler1が戻ってきた。金が足りずに毒消しは買えなかったらしい。だが奴らはレベルアップして少し賢くなったようだ。扉などに遮られていなければロープなどで縛って仲間を引き寄せることができるらしい。それを利用して少しずつ俺の体に毒が回らないように俺を移動させ、なんとか俺は死なずに街に戻ることができた。俺も無事に毒が抜けさらに宿屋に泊まってレベルアップも果たす。3人しかいないとはいえLv2になると体力が増え格段に楽になった。鎧を着た男やクロウから宝箱をせしめて小金を貯めようやく死んでいるお頭や仲間を蘇生する金が貯まった。

 小手調べとしてまずNimble1を蘇生する。これは無事に成功。次にお頭も、っと思ったらくそ坊主どもがしくじりお頭は灰になってしまった。なんてこったい。何故かデジャヴを感じて嫌な予感がした。何れにしろ蘇生料金も倍に跳ね上がりこれ以上は金がない。とりあえず次に蘇生すべきはStraggler2だろう。奴が無事に甦れば、司教に転職させることができる。司教さえいればこのジリ貧状態を抜け出せるはずだ。司教さえいれば…。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv2 HP11 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv1 HP1 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv2 HP11 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv2 HP11 生存
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で死亡中
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満月王の子供達:ジリ貧1
Haplus「Straggler1よ、おめぇ前衛になれ。」

 HPが一番あるStraggler1を二番手に出した。奴は力もあるので2番手を任せる。2番手の攻撃力が強いと攻撃が噛み合いやすいらしいと小耳に挟んだからだ。最初からそうすればNimble1の死は防げたかもしれない。そう思いながら今日もセレーネー城の庭を探検した。早々にまた正体不明の存在に襲われたが、今回は奴らの正体を見破ることができた。バウンズボールだ。歯の生えた球体のような生物で、攻撃は弱いが通常5匹程度の集団で襲い掛かってくる。こちらもまだ不慣れで攻撃がなかなか当たらない。

Haplus「ようやく全部倒したか。お前ら怪我はどうだ?」
Nimble2「こんなの掠り傷っすよ。」
Haplus「その掠り傷を治すにも簡易寝台に2週間泊まらねぇといけねぇな。」
Snatch「今、拾った金は全部あわせて15Gっすよ。」
Straggler2「ってことは赤字ですね。」
Haplus「くそっ!これじゃ埒があかねぇ。」

 万が一のために200Gという大金を払って買っておいた傷薬と後衛の鎧を売り払って現金にする。こまめに街に戻れば1週間10Gの簡易寝台に泊まり治療ができるのだから200Gもする傷薬を使うのは勿体無さ過ぎる。奇襲攻撃をさせないようにすれば、前衛に出る可能性が高い四番手以外の後衛には鎧は必要ないだろう。こうしてとにかく蘇生代を工面し、Nimble1の蘇生を試みた。

『囁き - 祈り - 詠唱 - 念じろ!』

 寺院の僧侶達のDIの詠唱により無事にNimble1は生き返ったが、金が足りないのは相変わらずである。

Haplus「徘徊している魔物では大して金は持ってねぇな。」
Snatch「やっぱり固定の縄張りを持っている奴のほうが金持ちっすね。」
Haplus「よし、あの建物に入ってみよう。」

 城門を入った正面にある兵舎のような建物に入ってみたところ、2人のジャーリングバードがくつろいでいたところに出くわした。吟遊詩人なら魔法ぐらい使うだろうとおもったがせいぜいKATINOぐらいだろうと高をくくっていた。しかし、いきなりBADIOSを食らって俺様は死んでしまった。残りの仲間が何とか勝利してお宝にありつく。得られた金は120G。俺様の蘇生費250Gには足りないが生き残りの連中の宿代にはなる。
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2007年09月24日(月)
満月王の子供達:月夜の宴1
Haplus「ここが、セレーネー伯城址か。」
Ninble2「城址っていうから廃墟かと思いきや結構ちゃんと建ってやすね。」
Snatch「へっへっへ、お宝のありそうな雰囲気だ。」
Haplus「とりあえず城壁の周りを周ってみよう。」

 城壁沿いに北に歩いてみたが行き止まりにぶち当たり何もなかった。東に向かうと直ぐに城門らしき扉がある。恐る恐る押してみると鍵はかかっていないらしく静まり返った敷地内に入る。直ぐ北には衛兵の詰め所らしき建物があるが、それを迂回して北へ進んだ。

Nimble1「お頭、あれを。」
Haplus「なんだ、あの薄気味悪い枯れ木は。」

 近づいて調べようとしたとたん、正体不明の存在に襲われた。数は5匹と多かったが攻撃は大したことはなく掠り傷程度で倒すことができた。

 目の前に歪な形をした樹木が生えている。それに近付くと、突然辺りの空気が震えるかの様な威圧的な気配が広がり、一つの威厳のある声が聞こえてきた。

『我が名はセレーネー。嘗て獣人族の王としてこの地を支配していた者である。数年前、
我が家臣の魔術師の愚かな謀略によりこの様な姿に変えられてしまった。』
『奴は我が一族の宝を奪い、我々の力を奪った。同時に我が子らも奴の手に落ちたのだ』
『客人よ、お前達に頼みがある。今もこの城の何処かに幽閉されているであろう我が子らを見つけ出してもらえないだろうか?』
『勿論、それなりの報酬は払うつもりだ。我が子らを無事ここへ連れて来ることができた暁には、我が一族に伝わる秘薬を譲ろう。』
『頼んだぞ。月が流転し、この身に掛けられた呪いが我を蝕み、最後の思念がこの樹に吸い尽される前に…。』

言葉がそう締めくくると、辺りを支配していた気配は消え失せ、静寂が辺りを包んだ。


Haplus「なんだったんだ、今のは?」
Straggler2「要するに目の前の樹がこの城の真の主ってわけっすね。」
Haplus「う〜む、俺にはさっぱりよくわからなかったぞ。そもそも獣人族って何者だ。」
Straggler2「所謂ワーベアとかワーウルフといった獣と人間の合いの子でさぁ。セレーネー伯爵ってのはそいつらの一族だったんですな。」
Straggler1「それが家臣の魔術師ってやつに裏切られてこんな姿にされたと。」
Snatch「そんなことよりきいてたかよ?奴さんの子供を連れてきたら一族に伝わる秘薬をくれるって!」
Haplus「おお、そうだった!何やらケントロン城の城主がくれるっていう報酬よりもよさそうじゃねーか!」
Straggler2「獣人族伯爵家秘伝の秘薬といえば相当の品でしょうな。」
Haplus「よし、おめーら!俺達はそのお宝を手に入れるぞ!」

 更なる報酬の話に興奮の冷めやらぬまま歩きまわった俺達は石造りのアーチのから上に続く階段を発見した。どうやら館の本館内へと通じているようだ。とりあえずまだ中には入らず、中庭の調査を続行する。姿のよく見えない人魂のような物を倒して、少し怪我をしたため、今日の調査を打ち切って一旦馬車を待機させた城門の外へ戻ろうとしたとき、一匹の奇妙な動物に襲われた。

Nimble2「くそっ、なかなかあたらねぇ!」
Haplus「敵は一匹だ。落ち着け!」
Nimble1「ぐはっ!」

 短剣による攻撃がなかなか当たらず手間取るうちにNimble1が喉元に噛み付かれて倒れた。
何とかStraggler1の奇襲攻撃により倒すことができたが、一日目から死者を出してしまった。遺体を馬車に乗せて街に戻り、イアシス寺院に担ぎこんだが、蘇生費用として250Gも請求された。生きている者たちの怪我を治す宿賃をひいた残りは105Gである。なんとか残る5人で蘇生費用を稼がねばならない。
2007-09-24 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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2007年09月22日(土)
満月王の子供達:序章
 俺の名はハプルース。こう見えても十数名の子分を抱える盗賊団の親分だ。ちょっと前まではヴェントスの鉱山で見つかった地下宮殿のお宝を狙ってたんだが、俺達より腕の立つ連中にせっかく見つけたキーアイテムを奪われちまった。これ以上そこで頑張ってても埒が開きそうもねぇってんで儲け話を探して放浪の旅に出た。

 エイレーネーっていう割とでかい街に着いたときのことだ。そこのケントロン城の城主が報奨金を掲げてある依頼を出してるらしいとききつけた。その依頼ってのはこんなもんだった。

「近頃、北の森に向かった者の殆どが戻ってこない。
 森の中にある城址に住み着いているという魔術師に関して調査せよ。
 真相を突き止めた者には賞金を与えよう。」

 街で訊き回ったところによるとその城址には最近までセレーネーっていう伯爵様が住んでいたらしんだがある魔術師を召し抱えた後から音信不通になったらしい。その魔術師が伯爵を殺してその後釜に座ってるんじゃないかって噂だが、調べに行った者が殆んど帰ってこねーんで誰も真相は知らないらしい。

 近頃じゃ、街道を行く旅人も冒険者とか抜かして腕の立つやつが多いし衛兵の目も厳しい。盗賊稼業じゃなかなか稼げねぇからこういう堅気の仕事をするほうが食いっぱぐれがない。ここは1つ調べ上げて賞金をせしめてやろう。幸い俺には優秀な子分供がいるし、仕事自体は他愛もないもんだ。

 そう考えたのは、今思うとよかったのか悪かったのか。ともかくあの日から、俺達はこのトリュベインの酒場を根城にし、北の森にある伯爵の城跡の調査を開始したのだった。

 その時点での俺達の状態をここに記録する。
・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP8
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP9
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP9
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP8
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv1 HP7 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP17
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP6 素手 盾 皮鎧 AC7 BP19

(やっぱり盗賊団だから最初はあくまでも全員盗賊からスタート。Stragglerのエルフ兄弟が比較的高い素質を持ってるほかは標準的な能力だ。HPが8以下のものばかりなのが非常に心細いがLv1さえ乗り切ればなんとかなるだろう。まぁ回復役がないとすぐやっていけなくなるのはわかっていたので、将来展望としては、Straggler2をとりあえず僧侶に転職させて最低限の治療技術を入手するか、いきなり司教にして鑑定による資金確保をしつつ治療技術も得るかと考えていた。またStraggler1のほうは能力値的に侍が視野に入っていた。)
2007-09-22 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
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