ニックネーム:Takelph
隠居鍛冶屋の旅日記(主にゲームという名の仮想現実内で)

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2006年08月04日(金)
旅日記12 死闘Ironworks
 今日もVesperの武器屋Ironworksの作業台下の隠れ家で目覚めた。店の前のオフィディアン兵と戦っている義勇軍の方がいたので私も外に出て加勢することにした。包帯を巻いて差し上げると感謝されたので逆に店の前のオフィディアンを倒して下さって助かっていますと答える。そしてこの店で武器修理をしていると伝えると早速使っていたオフィディアン特攻の刀を修理させて下さった。Mebiusと名乗ったその戦士と別れて再びIronworksの番台に立ち、暇を潰すために鍛冶ギルドの注文を受けることにした。
 その時「わー、見分けつかないね。」突然店の中にkirryちゃんが現れた。バシネットを被って作業中の私の姿が、街の鍛冶屋に見えるようだ。扉が開く気配もなかったので私が店内に入るときに一緒に入ってきたのだろうか。全く感心させられる隠密行動ぶりだ。kirryちゃんもオフィディアン兵を倒しに行くと言って出て行った為、私は鍛冶ギルドの注文品を製作して報酬を受け取ってしまうと後を追った。
 店の外に出ると早速オフィディアン兵が襲い掛かってきたが、新兵だったので軽くいなすつもりで相手をしたら、魔法を使う奴で、あっという間にこちらがいなされた…。この世とあの世の狭間をしばらくの間彷徨ったが、幸い霊視能力のあるkirryちゃんが私を見つけて現世に呼び戻してくれた。「どじねー。にしし」と笑われたが言い返す言葉もない。装備品一式と仕事道具が倒れた場所に置き去りになっているので何とか取り戻したいと伝えるとkirryちゃんが手伝ってくれるという。
 「少し待ってて」といって姿を消したkirryちゃんが、なかなか戻ってこないため私も少しずつ武器屋の方角へ進んでみたのがいけなかった。あっさりとオフィディアン兵に見つかって倒される。ようやく戻ってきたkirryちゃんに介抱してもらって息を吹き返した。しかもkirryちゃんは、なんと私の装備を持って帰ってきてくれたのだ。お礼の言葉もない。しかしその直後に悲劇がおこった。
 近くでアベンジャー部隊の将軍と戦っていた戦士がピンチに陥っていたため、インビジビリティーの魔法をかけてあげたkirryちゃんに気づいたその将軍が襲い掛かった。すぐに自分にインビジビリティーをかけようとしたkirryちゃんだったが、将軍はそれより早くkirryちゃんに迫り、巨大なバーディッシュで切り裂いた。血を流して倒れるkirryちゃん。そして次のターゲットは私だ。将軍は、余裕を持って一撃目で私を麻痺させた。そして、懸命に包帯を巻くが動くことができない私に易々と二撃目を放った…。
 気がつくとkirryちゃんと私は、ヒーラーハウスで治療を受けていた。さっきkirryちゃんが助けた戦士が、ヒーラーハウスにいたオフィディアン兵を倒し一時的に安全地帯を確保して下さったのだ。Xephと名乗ったその方は、ただの戦士ではなく騎士道の心得もあったようだ。我々を治癒魔法で回復して下さった。その方にお礼を言い、元気を取り戻したkirryちゃんと再び失った装備を取り戻しにむかう。
 今度はkirryちゃんはエナジーヴォルテックスを呼び出して進む。ナイトの少佐を何とかやり過ごし、再びさっきのアベンジャー将軍が待ち構えるエリアまで来たところ、今朝私が武器屋で出会ったMebiusさんがその将軍に倒されるのを目撃してしまった。将軍が通りすぎるのをやり過ごしてから、私とkirryちゃんは彼を助け起したが、目を開いた彼は、将軍に装備を奪われたと悔しそうにつぶやいた。奴を倒せば装備は、取り戻せるかもしれない。しかし、kirryちゃんがレブナントを召還しても全く平気なその将軍を我々だけで倒せる気配が全くしなかった。そして、我々の治療の手際が悪く再び倒れてしまうMebiusさん。kirryちゃんも先ほど装備を大分失っており戦うのがつらそうだ。今は諦めて引き下がるしかなさそうだ。
 幸いにもオフィディアン兵が掃討されているVesper銀行に戻り、少し迷ってから旅の間封印していた保険をかけた装備を身に付けた。Mebiusさんも銀行で装備を付け直している。kirryちゃんは別の町の銀行に飛んでいったようだ。私は、今度は武器屋に戻ることだけに専念することにした。一度銀行前の橋から街を出て、街の外を周り南の宿屋から再びVesperに入る。幸いそちら側はオフィディアン兵の数が少なかった。なんとか逃げ切ってIronworksの隠れ家に潜り込む事に成功した。結局、私が武器屋に立ちたいというこだわりのために、kirryちゃんを巻き込んでしまっただけだったが、念話で事の次第を魔女様に報告すると魔女様がkirryちゃんを誉め、kirryちゃんはちょっぴり誇らしげだった。

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