ニックネーム:Takelph
隠居鍛冶屋の旅日記(主にゲームという名の仮想現実内で)

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2006年06月30日(金)
旅日記0 出発前日
 ネクロマンシー研究所のLuke殿が城を訪問するときいたので同席しようと思ったが、仕事が終わらず遅くなってしまった。城のテーブルには飲みかけのワインの入ったゴブレットがおかれていたので訪問はあったがもう終わってしまったのだろう。仕方がないので明日からの旅行の準備として神殿と騎士団砦の火元と戸締りを確認し、炭鉱ツールを4、5本バッグに詰める。その他は最低限の道具のみを携帯するということで、寝袋、世界地図、ツルハシ、ダガー、細工ツール、六分儀だけにしてみる。細工ツールとインゴットがあれば必要なものは大体作れる。衣類は、いつものスカルキャップとローブ、エプロン、ブーツだ。下に着込んでいた鎧は全て脱いで銀行にしまう。これで何らかの防御力のあるものはスカルキャップのみだ。武器はとりあえずツルハシがある。ちゃんとした鎧や武器が必要になってきたらこれも自分で作ればいい。
 旅装を整えたのでTrinsicに寄って持っていかない装備や道具を銀行に預ける。厩舎はRobertとDeniroで一杯なのでAndrewはTrinsicの厩舎の調教師に譲った。そして一路Yewを目指そうと思ったところ、銀行の前でFayeという貴族に声をかけられた。Skara Braeに連れて行って欲しいという。徒歩でいくならかなり遠回りだが、TrinsicからSkara Braeまでムーンゲートを使うことにすれば、かえってYewに近くなると思い連れていくことにした。
 Skara Braeの街で彼と別れて渡し場を渡り北上する。その道中で山賊に捕らわれている女性を見つけた。装備をなにもつけていないため下手に山賊と戦うと死にそうだったため、捕らわれの女性の縄を解くと二人で一目散に逃げ出した。何とか無事に逃げおおせ、そのLuciaという女性に行きたい場所を聞いてみるとOclloだという。島であってもムーンゲートのある街であれば連れていくことができるが、生憎とOclloにはムーンゲートはなかったはずだ。しかも貴族の人たちは船は怖がって乗りたがらない。自力で行くように促そうと思ったが、ふと魔女様の顔が頭に浮かんだ。彼女ならゲートトラベルの呪文でOclloにムーンゲートを開けるかもしれない。そこでLuciaさんを連れてさらに北上を続ける。リッチの森を抜けセレスティア領内を通過してYewの森に入る。いつものように霧が出てきたが今日は大して迷わずに薔薇屋敷に到着した。
 魔女様とCecilという女性が出迎えてくれた。明日の出発に備えて来た旨を伝えるとともに、Oclloまで送ってもらえるかきいてみた。魔女様は明日に備えて秘薬を持たないようにしていたようだったがCecilさんが代わりにOclloにゲートを出してくれて無事に送り届けることができた。
 魔女様の屋敷に通されてテーブルにつくと、Nalsival大公殿下が通りかかった。いやもう大公殿下ではないのか?しかし、他にどうお呼びすればいいのかわからず殿下とお呼びする。殿下は掲示板に出ていた困り人の話をききにBritainに行ってきたところだという。冒険者が彼のために祭器を買い戻す費用を集めているところだということだ。
 それとLuke殿から預かったという結婚式の招待状を渡して下さった。日取りは7/15と決まったらしい。場所はとみるとWispの迷宮らしい。以前私がBerlioz団長と一緒に大公殿下と大公妃殿下の結婚式場にどうかと下見に行った場所のようだ。あそこもかなりよさそうな場所だったのであそこで式を挙げる人がいるのは嬉しい限りだ。
 そんなことを考えてボーっとしていると魔女様がCecil殿とは初対面ではないのか?とお尋ねになった。もちろん初めてだったがこのお屋敷では来る度に誰かしら知らない人がいるのであまり気にとめてもいなかったというのが正直なところだ。自己紹介をきいてわかったのだが、Broken Arrow InnやBritainのNorthside Innで逢ったことのあるClarence殿の姉上だったらしい。彼はたしかエルフだったと思うがCecil殿は人間なので、Herby殿が体験したという転生というものをこの姉弟のどちらかがしているだろう。
 すると今度はLuke殿とSabbath殿がやってきた。これだけの人々がひっきりなしにこの地を訪れるのはやはり魔女様のCHARMの力なのだろうか。Luke殿に招待状の礼を伝える。Sabbath殿はなにやら魔女様と霊話の術を使うときの力の言葉の意味を話しているようだ。「Anh Mi Sah Ko」とは古いアンブラ語で感謝を意味するらしい。霊と交信することでその力を借りて傷を治すその術が感謝を表していたというのはちょっと感心した。ネクロマンサーをよく思わない者は、彼らが死者の力を奪い取り冒涜していると考え勝ちだが、その中で彼らはいつも霊に感謝の言葉を捧げていたのだ。
 皆の話が終わったので私は明日まで屋敷で休ませてもらえないかと頼んでみた。厩でいいのでと申し上げたが、どうやら、魔女様達は馬などには乗らないようで厩はないらしい。床に寝袋を敷いて寝させていただいた。

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