ニックネーム:Takelph
隠居鍛冶屋の旅日記(主にゲームという名の仮想現実内で)

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2007年09月28日(金)
満月王の子供達:ジリ貧4
 俺は、Nimble1と呼ばれている。Nimbleには「素早い」って意味がある。元々俺達はNimble Archerつまり「素早い射手」と呼ばれていたんだが、Haplus親分について放浪を始めたときに長すぎるってんでNimbleにされた。そして俺達の兄弟は多いんで区別するために番号が割り振られている。俺は一応兄弟では一番年長なんで1が付いているわけだ。と思ったら、弟のNimble2の奴が宿屋で誕生日を迎えて俺より年上になった。なんだか複雑な気分だ。

 さて、俺達の状況は極めて悪い。お頭のHaplusと2番頭のSnatch、そしてStraggler2の3人が死んだままだ。悪いことにお頭は既に一度蘇生に失敗して灰になっている。今生き残ってるのはNimble2とStraggler1の3人。たった3人で城址の兵舎らしき建物に出たり入ったりしながら分の悪い敵からは逃げ、確実に勝てそうな奴から小銭を巻き上げて暮らしている。僧侶がいないので宿屋に泊まる金も稼がないといけない。強い奴を相手にして体力をすり減らして勝っても治療にかかる宿代以上に実入りがなければ意味がないのだ。この悪循環を抜け出す方法はもう頭のいいStraggler1の奴が考えてくれた。手に入れたアイテムを自分達で鑑定して商店に売り払うのだ。それには司教が必要となる。幸運にもStraggler2の奴はこの国に来たときから司教になる資格を持っていた。奴さえ生き返れば、司教に転職させて拾ったアイテムを鑑定して確実に儲けることができるようになる。それに司教はレベルアップすれば回復の呪文も使えるようになる。そうすれば金のかかる宿屋に何週間も泊まらずにすみ、ますます儲かるようになるのだ。

 地道に戦った甲斐があり俺達3人はLv4に達した。3人とはいえLv4ともなると体力的にも余裕が出てくる。運がいいと向こうから勝手に逃げて金だけ置いていってくれることもある。スライシーフっていう俺らの同業者だった。そしてようやく一人分の蘇生費が貯まったので寺院に赴いた。さっそく司教候補のStraggler2の蘇生を申し込む。

『囁き - 祈り - 詠唱 - 念じろ!』

 失敗!
 Straggler2が灰になった・・・。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv4 HP21 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv4 HP24 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv4 HP21 生存
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
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