ニックネーム:Takelph
隠居鍛冶屋の旅日記(主にゲームという名の仮想現実内で)

»くわしく見る
2009年03月01日(日)
闇の聖典:白と黒
「むむ。これは完全に迷ったぞ…。」

 ここは、南の洞窟地下5階。今しゃべったのはこの一団のリーダー格であるナルシヴァルという君主だった。
 彼らは、依頼を受けてこの南の洞窟に王に呪いをかけた者を探しにきている6人の冒険者だ。3つのメダルを手に入れてエレベーターを発見した彼らは、初めて地下5階のこのエリアに足を踏み入れたところだった。彼らのパーティーでDUMAPICの呪文が使えるのは、魔術師のバイロンだけだったが、新しいエリアの探索ということで宝石の指輪もいくつか用意してきていた。しかし、入り口に*白と黒に別れた部屋*と書かれたこのエリアは一歩ごとにダークゾーンが存在するため見通しが利かずしかもところどころに回転床が仕込まれているために一歩歩くごとに現在地を確認しなければとても探索することができなかった。バイロンのDUMAPICはすぐに尽き、レダとグレッグの持っていた宝石の指輪も壊れてしまった。

 闇雲に歩き回ればいつかはこの状況を抜け出せるのではないかと歩きまわっていたが、先ほどメデューサリザードの一群に遭遇し、唯一LOKTOFEITを使える僧侶のグレッグが石化させられてしまったのだ。石化を治療できるMADIが使えるのもグレッグのみとあってはもう緊急脱出の手段もない。特効薬やルビーのスリッパなど事前にできる準備を怠ったせいだと言われればそれまでだが、それらの商品は商店の在庫も限られるため無駄にはできない。

「私がMALORを覚えていればよかったんですけどね。仕方ありません。右手の法則でいきましょう。」とバイロンが言った。

 それは、ダンジョン探索の基礎中の基礎ともいえるものだ。彼らも普段から無意識にそれに近い行動はとってはいたが、このエリアに限ってはそれを実行するのもままならないことがわかった。ダークゾーンにおいてはすぐ目の前に存在する壁すら見えないのだ。したがって壁があるかどうかを確かめるにはそちらに向かって進み壁にぶつかってみるしかない。苦労しながら歩き回っていると先頭を歩く野伏のスカーレットが急に立ち止まり無言で合図を送る。魔物の一団の気配を察知したのだ。

 全員で息を潜め魔物の様子を伺うと彼らが一度地下6階までエレベーターで降りた際に一度だけ遭遇したレッサーデーモンという悪魔だった。そのときは魔術師のバイロンがMADALTOを浴びて倒れ、勝てないと判断して逃げ出した。今回はこちらが先に気が付いたので今逃げれば安全にやり過ごせるかも知れない。

 息を潜めたままゆっくりと後退しようとした彼らだったが、レッサーデーモンはこちらに気が付いてしまった。瞬く間に悪魔は冷気の呪文と火炎の呪文を交互に浴びせかけてきた。

 圧倒的な冷気に体力のないレダとバイロンがまず崩れ落ちた。こうなってはもはや勝てる見込みは全くない。とにかく運を天にまかせて逃げ出すだけだ。3度目の逃走でようやく逃げ出せたがスカーレットも絶命していた。生き残っていたのはタケルフとナルシヴァル、そして石化したままだがなんとか死を免れたグレッグだけだった。
2009-03-01 | 記事へ | コメント(1) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Scripture of the Dark |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/54/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年02月12日(木)
闇の聖典: 勇者再臨
 キャラクターを前回と同じように作り直して再開したWiz外伝IIIについて少し書いてみます。以前コメントに書いたようにコンセプトは全種族全職業制覇で、キャラクターのモデルはUltima Onlineでの友人達です。善パーティーは外伝IIの五行パーティーを転生させたので悪パーティーは新職業新種族がメインになってます。普通に考えると意味不明な転職をすることになってますが、全てはキャラクターのイメージを優先するためです。ブリタニア=Ultima Online、リルガミン=Wiz外伝I、アルマール=Wiz外伝II、ダリア=Wiz外伝IIIってことで。

 ダリアという国に東方から6人の旅人が流れ着いた。いずれも古の勇者の血をひくという善の者達だった。

N-Hum-F-Nin→Ran: スカーレットA
 ブリタニアで狩人だった彼女は、リルガミンで盗賊となった。異次元で盗賊の短刀入手して忍者となり、アルマールではダイヤモンドリングのみを身につけていた。ダリアに転生した彼女は、野伏に転職した。


N-Dwa-M-Fig: タケルフA
 ブリタニアではドワーフを祖先に持つ戦う鍛冶屋。リルガミンでは戦士となったが一旦喪失してしまう。アルマールで復活を果たし、金剛の戦斧を握っていた。そして今回ダリアに転生した。


G-Hum-M-Lor: ナルシヴァルA
 ブリタニアではトリンシック地方を任された大公職にあった彼は、リルガミンでも当然生まれながらの君主だった。アルマールではベイキングブレードを振るって活躍し、そして今ダリアに転生した。


G-Gno-M-Pri: グレッグ♥
 ブリタニアではオークの修道僧だったが、リルガミンではノームの僧侶として誕生。アルマールでは大地のフレイルを振るったが、どうしても転生の儀式に失敗するため、ダリアへはリルガミンから再転生を果たした。


N-Hob-F-Thi: レダA
 ブリタニアでは商家の娘から騎士に叙任されるまで昇進したが軽いノリは抜けず、アルマールにはホビットの盗賊として誕生してアイシング†を振るった。ダリアに転生しても相変わらず盗賊である。

 
G-Elf-M-Mag: バイロンA
 ブリタニアでは吟遊詩人だった彼は、リルガミンではエルフの魔術師となった。アルマールでは木霊の弓を手にした。ダリアに転生した彼は、魔術を全て覚えたら詩人に戻ろうと思っていたら善では詩人になれないことが発覚。



 さらに6人の旅人が現れた。彼らは新しい時代に生まれ新しい価値観をもった悪の者たちだった。

N-Hum-F-Val: ベルリオース
 ブリタニアでは戦乙女だった彼女。新たにダリアに生まれた彼女は当然ながら戦乙女であった。


E-Liz-M-Fig→Nin: モホーク
 ブリタニアでは部族戦士だった彼は、ダリアにおいては屈強な肉体を誇るリズマン戦士として生まれた。野伏になったスカーレットに代わり忍者になった。


N-Raw-M-Sam: ャストキ
 ブリタニアでは人狼族の武者だった彼、リルガミンとアルマールにおいて現れていた人間侍のヤストキという人格は消え、今回ダリアには新たにラウルフ侍として現れた。


E-Dra-F-Bis: ベアトリクス
 ブリタニアにおいては大古の昔より生きる魔女だった彼女。その正体は古代竜の化身とも言われていた。そのためかダリアに生まれた彼女はドラコン司教であった。いずれは錬金術すら習得するかもしれない。


E-Fae-F-Bar: キリー
 ブリタニアにおいては魔女の弟子だった彼女。死霊術でバンシーとなり空を飛ぶことの多かった彼女は、ダリアには、フェアリー吟遊詩人として生まれた。


N-Moo-M-Alc: オデッサ
 ブリタニアにおいては呪いにより骨顔になった料理人だった彼。ダリアにおいてはムークの錬金術師として生まれた。


 最後はかなり強引でしたがなんとか上手く当てはまってくれたと一人悦に行っています。両パーティーを交互に使いながらなんとか南の洞窟B2までやってきました。悪パーティーのほうは錬金呪文が主力になるため高坂さんのプレイが非常に参考になります。
2009-02-12 | 記事へ | コメント(11) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Scripture of the Dark |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/53/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2009年01月01日(木)
そして・・・伝説へ
 ダリア城の城下町に2組6人ずつの冒険者達がいた。善のパーティーは、人間の野伏スカーレット、ドワーフの戦士タケルフ、人間の君主ナルシヴァル、ノームの僧侶グレッグ、エルフの魔術師バイロン。悪のパーティーは、人間の戦乙女ベルリオース、リズマンの忍者モホーク、ラウルフの侍ャストキ、ドラコンの司教ベアトリクス、フェアリーの吟遊詩人キリー、ムークの錬金術師オデッサ。
 
 他に並ぶ者のないこの2組は時に競い合い、時に協力し合い、失われていた伝説の宝珠を取り戻した。宝珠を手に入れたことにより自信をつけたアガン王は、山脈の彼方の呪いの城に攻め込んだ。12人は王を追いかけて山脈の中腹まで馳せ進んだといわれている。四大元素を象徴する巨人や巨大な悪魔達とも渡り合ったと言われた彼らだが、ある日突如として消息を絶ってしまった。彼らだけではない。常に酒場に残っていたはずの者達すら同時に姿を消した。以後、12人を見かけた者はおらず、ダリア城に王が戻ることもなかった。

(完)

チビチビと攻略を進めていた外伝IIIのデータが、この年末、電池切れで消えてしまいました…。 
2009-01-01 | 記事へ | コメント(3) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Scripture of the Dark |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/52/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年11月18日(火)
新たなる旅
 俺は、Haplus。最近こっそり更新が始まった「満月王の子供達」でPCとして登場しているが、元々は「旅人の財産」に登場したNPCハプルース一家の首領だ。俺の部下は盗賊ばかりだが、こんな俺達がどうやって領主の依頼を達成するのかが綴られる予定だ。

 そもそもこの盗賊6人スタートというのは、エルアキさんという人が、エルアキのゲームのススメというHPでNNNNPMという変則パーティーで「戦闘の監獄」や「旅人の財産」をやっているのを見たのと、そのとき私がやろうとしていた「THE LAST BATTLE OF ニンジャ」というシナリオの作者である松友健さんが駄人間生誕というHPでこのシナリオについて、「リセット技を躊躇わずに使えば、レベル13あればクリアできます(全員が盗賊とかの変則パーティなら別ですが)」と書いていたのがきっかけだった。「よ〜し、それなら自分は全員盗賊という変則パーティーでリセット技なしでどれぐらいのレベルでクリアできるかやってやろうじゃないか。」と思って始めたのだった。その模様はWizardry外伝Wikiの外部掲示板に投稿した。
 結局「THE LAST BATTLE OF ニンジャ」でもその後にやった「満月王の子供達」でも挫折して、他の職業との混成になったり、さらに別にTakelph達が参加するもっとバランスのよいパーティーを作ってしまったりするのだが、序盤の苦労こそWizardryの醍醐味と改めて感じることのできるプレイとして今後も定番となりそうだ。


 今回、さらに俺は、エルアキ氏のところで「不死者の秘宝」に挑戦することになった。そこでは、俺はホビットになっているようだ。俺以外にも各地から集った者たちがパーティーを組み、新たな迷宮に挑戦する。いつ誰がロストするとも限らん厳しい旅となるかもしれないが是非暖かく見守って欲しい。
2008-11-18 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/48/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年04月09日(水)
Magincia壊滅
 前回うっかりと「この破片世界の旧Maginciaは繁栄を続けている」なんて書いてしまったが、それは1年半も前の時点での話だ。その認識を改めざるを得ない事態が現在のBritanniaでは進行していた。私がBritanniaに降り立てずに過ごしている間にMaginciaはデーモンによって壊滅させられていたのだった。
 その日付を遡って調べてみると昨年の11月初旬のことだったらしい。恐ろしいことに獅子の城の崩壊はその一週間ほど前に起こっていた。
 
 そして今回のBlackrock騒動ではShadowlordsが出現して世間を騒がせているらしい。Blackrock研究を志しながらBlackrockに封じこめられ中断を余儀なくされてしまった私としてはこの事件見届ける必要があるのではあるまいか?
2008-04-09 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/42/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2008年03月21日(金)
獅子の誇り
 Matias大公国を解散した後、Nalsival元大公殿下が起こしたパラディンギルドの名前が「the Pride of Lion」と決まったのはもう一年半ほど前になるか。「獅子の誇り」と訳せば聞こえはいいが、私は一抹の不安がよぎるのを隠せなかった。

「誇りは驕り。」と教えられたのは、アバタールの探求の世界でのことだった。旧Maginciaの住民は彼らが徳と信じた「誇り=Pride」を悪魔によってつけ込まれて滅びたという。その後復興した新Maginciaにおいては過去の反省からPrideの正反対である「謙譲=Humility」が彼らの徳と定められた。
 Britanniaの八つの徳は「愛」、「真実」、「勇気」の三つの原理の組み合わせより導かれるが、「誇り」とはその三者いずれをも含まないものであるという。だが当時この平行世界に置いてアバタールになるための修行を積んでいた私にとって「誇り」と「名誉=Honor」の違いが判り難かったものだ。英語から日本語への訳し方の問題もあったのかもしれない。だがこれは三つの原理から考えていけば明快に区別しうるものになる。「名誉」とは真実を遂行する勇気のことであり、そこには「勇気」と「真実」が必ず含まれる。一方で「誇り」とは自分達の自尊心が傷つくのを恐れて「真実」を捻じ曲げ、その過ちを認める「勇気」を失った状態である。当然そこには他者を思い遣る「愛」もない。だから本当の第八の徳であった「謙譲」は、自分達がその三つの原理のいずれをも持っていないことを認めるという心構えであったのだ。
 私が危惧したのは、殿下がPrideという言葉の持つ不吉な意味を理解せず、旧Maginciaの住民が見誤ったように「名誉」のより進んだ状態のように聴こえる「誇り」という言葉の持つ妖しい輝きに魅せられてしまったのではないかというようなことだった。
 だが、殿下がそれぐらいの言葉を理解していないはずがない。むしろ、敢えて反徳を表す言葉を使うことで自分達が単純な徳の陣営ではないということを表明したかったのかもしれないと感じた。そう言えばもともとMatias大公国は、大地の蛇の修道会を信仰していることから分かるように徳や混沌といった既存の価値観に捕らわれずに調和を目指す国家だったのだ。だが、大公殿下の本来の気性や後から大公国に参画していった私達の性格を反映するうちに、大公国は聖徳の王国と双璧を成す徳の陣営の雄ということになってしまった。しかしそのことは後にGillette大公妃殿下の離反と漆黒騎士団への加入という事件に繋がっていったのだ。紆余曲折を経て彼女は大公国に戻り大公殿下と永遠の愛を誓うことができたのだが徳に偏りすぎることに対する反省が殿下にはあったのかもしれない。またアバタールが生まれたオリジナルのBritanniaとは異なり、宝珠の破片の中に生まれたこのBritanniaにおいて、旧Maginciaは滅びることなく繁栄を続けている。
 また、私は「Pride」という言葉が「Lion」という動物と重なったときに生まれるもう一つの意味に気がついて納得させられてしまった。ライオンの群れのことを英語ではPrideとも呼ぶのだ。即ち「the Pride of Lion」を「獅子の群れ」と訳すこともできる。殿下が考えたにしては出来過ぎに思える非常に洒落た名前でもあったわけだ。
 私は、上述の2つの理由によって殿下の気持ちを汲みとったつもりになり、また私自身はこの職業パラディンギルドに所属する気もなかったので、このギルド名に対して強く異を唱えることはできなかった。
 
 その一年後、獅子の城が崩壊した。
2008-03-21 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/41/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月25日(木)
獅子の城の最後
 Gillette大公妃様の陵墓「月の城」が腐り落ちたというSaber殿の報告がエセリアル空間を越えて伝わってきて間もなく、Britanniaに残る私の協力者よりスクランブル信号が発せられた。それは、元大公城、「獅子の城」にも腐敗の魔手が伸びているとの報せだった。
 比較的最近建てられた陵墓とは違って主城には、在りし日の大公国の活動の記録なども保管されている。これらをそのまま朽ち果てさせるには偲びない。なんとか手を打ちたいがBritanniaに戻ることが未だにできない。仕方がないので協力者に働いてもらうことにした。
 彼が、獅子の城の状態を確認した時点で腐敗度はGreatly。翌朝再確認した時点ではまだGreatlyだったが、その夜彼が見に行ったときには既にDangerとなっていたらしい。そしてさらに城内には人影があった。それは、Beatrix様、Ito Ittousai殿、Karenさん。大公国に以前より懇意にして頂いていた方たちも腐敗に気がつき駆けつけて下さっていたらしい。だがその場に赴いた私の協力者のことを知っていたのはKarenさんだけだったようで見知らぬ侵入者に対して疑いの目が向けられた。そこにSpark殿やkirryちゃんもやってきたのだが彼の立場はよくはならない。そこで彼は一つの賭けに出ることにしたそうだ。それは私をBritanniaに呼び戻す試みに挑戦することだった。
 1月9日の記録にあるように職業ギルド連合で持ち帰った2つのBlackrockを調べている最中、その断面が輝きだし、私はその光に触れたとたんにその中に吸い込まれて異世界に転移させられてしまった。そして、そこから戻れなくなってしまっていたのだ。私の協力者は、転移の原因がBlackrockにあるのであれば、その元を破壊すれば反作用でもとの世界に戻れるかもしれないと考えたそうだ。彼は、原因の2つのBlackrockを獅子の城に集まった面々に見せてそれの破壊を依頼した。
 最初は、Spark殿が物理的に破壊しようと試みたが渾身の力で武器を叩きつけても黒い石には傷一つつかなかった。見かねた魔女様が、「あれしかないのか」と呟いた。「あの呪文だ。」それを聞いた一同はざわつく。「さすがに、あれは…」と恐れるSpark殿。どうやら危険な術らしい。だが、魔女様は魔法陣が隣の神殿にあると聞きそこへの移動を促した。そこに2つのBlackrockを置かせると魔女様は両手を空に掲げ複雑な文様を描きながら長い呪文の詠唱を開始した。
「Vas Kal An Mani In Corp Hur Tym」
 詠唱が終わるや否やすざまじい轟音と青白い炎に辺りが包まれてBlackrockの欠片が一つ消滅した。幸いにも魔女様は無事だったが、KarenさんがGreater Healを待機していたところを見ると運が悪いと命を落とし兼ねない非常に危険な術らしい。魔女様は、Blackrockが一つ爆発して消滅した以外は何も変化がなかった事を見て取るやすぐさま、2度目の詠唱を行ったが次はBlackrockにも変化がなかった。同一人物が術を行うにはしばらく時間を置かないと駄目らしい。
 危険な術である事を知りながらもSpark殿が次は自分がと手を挙げるが魔女様が魔術の才がなければ無理だと一蹴する。好奇心旺盛な魔女の弟子kirryちゃんが代わりに詠唱をしようとするが、私の協力者が待ったをかけた。一つ目のBlackrockが爆発したのを目の当たりにして怖くなったらしい。もし、もう一つが消滅しても何も起こらなかったら私が戻ることが完全に出来なくなるのではないかと。
 彼の恐れは奇しくも当たっていたようだ。その頃私はBlackrockによって転移された異世界において結界の破れを感じとっていた。これは、今現在での推測に過ぎないが、私が異世界に転移させられ戻れなくなっていたのは、二つのBlackrock間の干渉によりエーテルの結界が閉じてしまっていたからのようだ。Blackrockが一つになったことで干渉がなくなり結界は開き、私は異世界においてブリタニアへのアストラルゲートを見つけていた。もしもう一つのBlackrockも消滅していればそのゲートは再び閉じてしまっていただろう。そんなわけで私は帰路に立っていたが、転移には多少のタイムラグがあったようだ。
 私の体が神殿に具現化したときには、魔女様達は元大公城に戻っていた。そして、それは本当にタイミング的にギリギリだったらしい。皆と再会を喜び合う間も惜しいほどに腐敗の時は迫っていた。唯一コオーナー権限を持っていた私が来た事により、とりあえず運び出せるものの搬出が開始された。魔女様達が用意した荷ラマに荷物を乗せて隣の神殿の空いたセキュアに運ぶ。資材の一部は非常に重く荷ラマに乗せることも不可能だったのでドリブルで運ぶしかなかった。だが、我々がその時点で運び出せるものを全て運び終わらぬうちに彼等がやってきた。
 [123]のギルドタグを持つ赤目の襲撃者達だった。彼等も腐敗している城に目をつけ、タイミングを見計らって待ち構えていたに違いない。魔女様や一刀斎殿達が応戦を始める。私は事態の深刻さにとにかく少しでも今の内に輸送できるものを探しに城内を走りまわった。しかし、執務室の物などは殆ど大公殿下が設置されており、書棚に納められた本なども動かすことはできない。外では何人かが襲撃者に討ち取られてしまっているようだ。そして、その中でついに城の崩壊が起こった。
 場慣れしている襲撃者達の対応は素早い。瞬く間に新たな土台を設置してそこに拾ったものをロックダウンしていく。私は何とか少しでも持ち運べるものをと拾いながらもそれを運ぼうとするうちに襲撃者の攻撃を受けて倒れていた。
 やがて襲撃者も自分達の優位が確定したのを見計らって攻撃の手を緩めだす。こちらも適わないことを理解して彼等との交渉に移ることにした。彼等の狙いは資源や価値の高いアイテムだろうと踏んで恐らく彼等がいらないであろう書簡や記録簿などを返してもらえないかと頼んだのだ。もし可能であればGDMのギルドストーンも。
 彼等は意外にもすんなりと交渉に応じてくれた。またギルドストーンは、現在では非常に価値が高いが権利書の状態で保管されていたならば回収可能だが、石の状態で置かれていた場合は消えてしまうことも教えてくれた。GDMの名の刻まれたギルドストーンがなくなってしまったのは残念だったが致し方ない。[123]の面々が、見つけだしては置いてくれる箱の中から我々が欲していた大量の記録簿が見つかった。また非常に重い箱の中には備蓄していた食糧が入っていた。「お店でもやっていたのか?」と彼等は不思議そうだ。そのとき、「おお、あるじゃん」といいながら123の方が差し出してくれたものがあった。それは「Ashnod'」の名が刻まれたギルドストーンの権利書であった。価値が高いものではあるが彼等は快くそれらも返してくれた。そしてさらに様々なものをあの襲撃と崩壊の混乱の中でkirryちゃんがこつこつと拾い集めて神殿に運びこんでくれていたのだ。玉座や薔薇などがその中から見つかった。
 そして、最後には[123]の面々が土台を撤去し、彼等が興味のないものを全て解放してくれた。神殿に入りきらないものはKarenさんが月の城の跡地に確保した土台に運びこむ。Karenさんは月の城の跡にマティアスゆかりの品々を陳列した部屋を作ってくださるそうだ。こうして、元大公城は消滅したが、古き友人達のお陰でマティアスの命脈は保たれ、私Takelphはこのブリタニアに再び戻ることができた。
2007-10-25 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/40/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月21日(日)
満月王の子供達: 宝珠の謎(ネタばれご免)
 Snatchだ。昨日意を決してエレベーターで館3階まで上ってみたはいいが、結局探索できる範囲はそれほどなくて、隠し扉の発見に胸を躍らすも金にならない汚い鳥かごが見つかっただけだった。

Snatch「もう他にいけるところもねぇな。」
Straggler1「お頭、やっぱりあの宝珠を試してみやしょう。」
Snatch「力の解放ってやつか?だがいきなり壊れちまったりするんじゃないだろうな?」
Stragger1「いや…それはやってみないと…。」
Snatch「おい、この宝珠はやっと見つけた唯一のお宝らしき物なんだぞ。この街の店では買い取ってくれなかったが。」
Nimble2「まぁ、でも他に打つ手はないんでやしょう?やるだけやってみては?」
Snatch「むぅ。」

 子分共の見守る中、俺は宝珠を握り締めて力を解放した。

Snatch「ふむ、別段変わったことが起こった様子はねぇな。」
Straggler1「いや、そんなはずは…。」
Nimble3「あ、兄貴!ほらここ!」

 一見宝珠には何の変化もなかった。だが、Nimble3の指差す宝珠の内部をよく見ると今まで何も無かったところにうっすらと細い三日月)のような物が光っていることに気が付いた。

Straggler1「三日月…。そういえばネペレーの研究ノートに宝珠キュベルネシスは月の状態を変化させると書かれていたような。」
Snatch「じゃぁ、何が変わったが早速調べにいってみるか?」
Straggler1「ちょっと待って。三日月がさらに進めば半月…。もう一度やってみて下さい!」

 俺はもう一度力の解放をしてみた。すると宝珠の中の三日月がほんのちょっと形を変えたようだ。

Straggler1「おお!やっぱり!見てくださいこの月の形!Dの形でしょ?これと同じ形に見覚えはありませんか?」
Snatch「う〜む、見たかなぁ」
Randis「ああ!そういえば!砦2階の開かずの扉にそんな記号が書かれていたような!」

 俺は、まだ半信半疑だったが、奴らのいうように砦2階に向かってみることにした。

Straggler1「ちょっとその宝珠貸して下さい。俺がここで持って待ってますから、あの扉をみてきて下さいよ。」

目の前の扉には鍵が架かっており、開かない。
扉には月の紋章が描かれている。
*月を合わせよ 我こそはD*


Snatch「おう、本当だな。確かにここに半月のマークが。」
Straggler1「ね!じゃぁ次は俺も一緒に行きますよ。」

 すると、不思議なことに扉はすんなりと開き俺たちは、未踏の領域に足を踏み入れることができた。そしてそこにはすぐに上り階段があり砦3階へと登ることになった。だが、やはり砦3階ともなると敵の強さが半端じゃない。何度か危ない橋を渡りながら戦闘に勝利したが、もう帰ろうというときにNimble1がライオンオブクラウンの毒牙にかかり死んでしまった。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv10 HP59 Alive
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP35 Alive→Dead
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv10 HP56 Alive
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv9 HP46 Alive
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv9 HP61 Alive
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv10 HP66 Alive
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
2007-10-21 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/164/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月20日(土)
満月王の子供達: 館3階1
 Snatchだ。さらに謁見の間から行ける範囲の館2階を歩き回ったが、他には特に何も見つからない。諦めて一度帰ろうかと思っているとゴーストという化け物に遭遇した。


Nimble1「ギャアー!」
Snatch「どうした?大丈夫か!」
Nimble3「兄貴ぃ!」

 何とか倒したが、ゴーストに触られたNimble1が憔悴しきった顔をしている。坊さんRandisによるとエナジードレインという精力を吸収される攻撃を喰らったらしいのだ。そのショックが余程大きかったのか次に遭遇したワータイガーの毒攻撃を受けてそのまま死んぢまった。街に連れ帰り寺院で蘇生依頼をかけると無事に生き返ったが、運の悪い奴だ。

 結局、館2階で行ける範囲ではもうこれ以上何もなさそうなのでエレベーター側から館3階に足を伸ばしてみることにした。さすがに、魔物の強さもましているようだ。気を抜くと死者がでそうだ。そんな中最初の犠牲者は、やっぱりNimble1。インビジブルという光の玉みたいな化け物に首を跳ばされた。無事に蘇生して再び館3階に挑んだが、またしてもNimble1がゴーストにエナジードレインを喰らった。今日は奴の厄日らしい。

 それにもめげず探索を続ける。すると俺は通路で怪しい雰囲気の石壁があるのを発見した。

Snatch「おっと、これはなんだか臭ぇな?ここの石と石の隙間から風を感じるぜぇ。」

 案の定それは隠し扉で俺達は期待に胸を高鳴らせながら奥に進む。奥には扉がまた3つあった。1つ目の部屋には何もなく、2つ目の部屋では、化け物に遭遇したが無事に撃退した。罠を調べるとスペルブラスターらしい。これは呪文を使える奴だけに影響がある罠で、俺達盗賊団にとっては何も怖くない罠なのだが、今は坊さんが一緒にいるのできちんと解除しないと最悪坊さんが灰になる可能性すらある。少し緊張したためか、うっかりと手を滑らせてしまい罠を発動させてしまった。

Snatch「ぐおっ!しまった!」
Randis「ヒィィイイイイイッ!」

 後ろで見ていた坊さんが変な声を上げたんで、思わず肝を冷やしたが坊さんは生きていた。訊いてみると呪文の力を失っただけで済んだようだ。気を取り直して最後の部屋に入る。

可愛らしい壁紙の貼られた部屋の奥に、大きい鳥かごがいくつか置かれている。


Snatch「こんなもの持って帰ってどうするんだ?」
Straggler1「昨日の魔法使いの部屋じゃ、持つには重すぎる本ばっかりで何にも稼ぎがありませんでしたからね。こんな物でも持ち帰れば金になるかも?」

 Straggler1の奴はそんなことを言っていたが、街に帰って商店に持ち込んでも買い取ってはくれなかった。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Alive
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP35 Alive→Dead→Alive→Dead→Alive
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv10 HP56 Alive
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv9 HP46 Alive
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv9 HP61 Alive
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv10 HP66 Alive
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
2007-10-20 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/139/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月19日(金)
満月王の子供達: 魔法使いの部屋
 結局宝珠を売り払うのは諦め、俺達は謁見の間の後ろにあった通路の探索を進めることにした。通路の先には小部屋がいくつかあり、魔物もでたが蹴散らしていくとバルコニーにでた。バルコニーを歩きまわってみたが、

足下の床は崩れ去り、大きく裂けている。
とても渡れそうにない。


Snatch「む、なんだこの割れ目は!」
Nimble1「あちゃー、こりゃ先に進むのは無理っすね。」

 戻って別の扉をあたってみるとこんな看板のある扉があった。

扉の看板には以下のように書かれている。
 *  魔法使いネペレーの部屋  *
 *     立ち入り禁止       *


Snatch「こりゃぁ、臭いな。」
Nimble1「へへへ、主は俺達が倒しちまったしな。」
Nimble3「まだ別のお宝を隠し持ってるかも!」

 期待して侵入したが、俺達にはよく判らん実験道具や魔術書があるだけで金目の物はねぇようだ。奴の日記らしい物も見つけたが何を書いてるのかよくわからねぇ。だが後のヒントになるかもしれないので、Straggler1に書き写させておく。さらに奥には書庫らしい部屋もあった。

部屋の奥に本棚があり、沢山のノートが並んでいる。一際目立つような装飾が施された一冊のノートには大蛇が描かれていた。手書きで次の様な事が書かれている。
宝珠キュベルネシス―
月の運航を司り、力を解放する事により、月の状態を変化させる事ができる。変化の際、使用者以外の人間の時間認識そのものにも作用するが、その原理は不明である。
力の応用―
宝珠の力は一定周期でループするようだ。もし、我が術法を宝珠に仕込む事ができれば…


Randis「どうやらあの宝石のことについて書いてあるようですな。」
Snatch「だがさっぱりチンプンカンプンだぞ。」
Straggler1「お頭、ここみて下さいよ。力を解放すると月の状態を変化させることができるってある。」
Snatch「どういうことだ。」
Straggler1「よくわかりませんが、とにかくあの宝石を使ってみれば何か起こるかも。」
Snatch「何かって何が?」
Straggler1「さっきのネレペーの日記に書いてあったんすけどね、奴は日替わりでパーティーとか剣闘大会とかをやってたらしいんすよ。月の状態が変わるってことは日付が変わるってことでしょ?だからそういう催し物の開催日にうまく日付を変えれば、催し物に出られるかも。」
Snatch「う〜む。俺達は毎日宿に泊まってるじゃねーか。それだけじゃ、日付は変わらんのか?」
Straggler1「その辺はちょっと…。この世界の時間の概念は、色々と俺達の常識とは違うとしか…。」

 何だか俺には納得がいかなかったが、俺達の中では一番頭のいいStraggler1の言うことなのでとりあえず奴の言うことを信用してみることにした。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Alive
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Alive
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv10 HP56 Alive
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv9 HP46 Alive
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv8 HP55 Alive
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv10 HP66 Alive
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
2007-10-19 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/117/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月18日(木)
満月王の子供達: 謁見の間
 ようやく全員が復活したので今日から館の探索を再開した。まずエレベーター側から館2階の探索に乗り出したがいくつかの小部屋があった他は裏側から鍵のかかっているらしい扉しか見つからねぇ。やはりあのガードの守っていた階段側が本命だな。

 別のルートも見つけていたが、景気をつけるためガードを蹴散らしてから階段を登ってみた。左右に護衛の控える部屋があり、正面には泉の広場で貴族風の男が言っていた謁見の間らしき大部屋があった。

金で彩られた華美な部屋の奥の中央に玉座がある。そこには一人の男が座っていた。
『また来たか、憎き月の手下供よ。貴様が抗う限り、我が宴は終わらぬ!』
− 今度こそ 死んでもらいます! −


 玉座の男がいきなり襲いかかって来たかと思うとMAHALITOを浴びせてきた。坊さんが男の風体から魔法を使うとみて予めMONTINOを唱えていたらしいのだが、抵抗されてまったく効かねぇ。俺達も必死に叩きまくった。もう一度MAHALITOがきて焦ったが、召還呪文で呼び出していたスケルトン共が、身代わりになってくれた。お陰で無事に俺達はネペレーという名前らしいその魔法使いを倒すことができた。今までの話からするとどうやらこいつが、セレーネーを裏切って宝を奪った男のようだ。

Nimbl2「お頭、こいつきれいな宝石をもってやがりますぜ。」
Snatch「ほぅ!どれ、見せてみろ!」

 ネペレーはお宝っぽい宝石を持っていた。俺の直感が、これこそセレーネーの言っていた一族の宝ってやつだと告げていた。早速、持ち帰り街の商店に鑑定依頼を出したが、宝珠キュベルネシスという名前であること以上は判らなかった。買い取りもしないという。念のために城に持ち込んでみたがこれを取り返しただけでは事件解決とはみなされねぇようだ。セレーネーの樹のところにも持って行ってみたが、相変わらず子供の心配ばかりで、俺達がもっている宝石には気づかなかった。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Alive
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Alive
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv10 HP56 Alive
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv9 HP46 Alive
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv8 HP55 Alive
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv10 HP66 Alive
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
2007-10-18 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/106/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月16日(火)
満月王の子供達: 召還呪文
 久しぶりに俺様、Snatchが日記を書いている。爆弾の罠に引っ掛かって死んだんだったか?うぅむ、面目ない。まだあと二人寺院で眠ってるが、そいつ等が蘇ったら館2階の本格的な探索に乗り出したいところだ。しかし、麻痺を治せるのが坊さんのDIALKOという呪文だけなもんで、坊さんがワーベアやサンドリオンなんかに麻痺させられると街に戻らにゃならんのが鬱陶しいぜ。麻痺の治療薬は、この国にゃねーのか?

 今朝は、その坊さんが、「先日召還呪文を覚えたんで使ってみたい」といってきた。坊さんがそのBAMORDIという呪文を唱えるとモイスチャーという魔物が現れた。館の庭をよくうろついている化け物だ。慌てて身構えたが、どうやらこちらの味方になって戦ってくれるらしい。大して強い奴ではないが、予め呼び出して連れ歩くことができるので、急に魔物に襲われても盾ぐらいにはなってくれそうだ。なかなかいい感じなので館1階にも入ってみる。いい感じで戦闘をこなし1人分の蘇生費を稼ぐことができたので、街に戻ってStraggler1を蘇生することにした。

 無事にStraggler1も蘇り、残るはNimble3だけだ。味を占めてもう一度BAMORDIを唱えてもらうと今度は初めてみる巨大蟷螂が現れた。ジャイアントマンティスというらしいが、こいつがなかなか強い。巨大な前足の鎌で敵の首をポンポンと切り落としてくれる。調子にのって館2階にも侵入してみた。侍やらバンシーやらを蹴散らしてお宝をせしめる。が、調子に乗りすぎていたようだ。またしても罠解除をしくじっちまった。今回は、ELECTRIC BOLT。一瞬死を覚悟したが幸いにも麻痺しただけで済んだ。坊さんのDIALKOの呪文で助かったぜ。やっぱり館2階は宝箱の中身もいいようで、すぐにNimble3の分の蘇生費も貯まった。無事に蘇生も成功し、ついに全員復活した。よし、明日からは本格的に館2階に挑戦するぜ。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Alive
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Alive
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv10 HP56 Alive
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv8 HP55 Dead→Alive
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv8 HP44 Dead→Alive
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv9 HP56 Alive
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
2007-10-16 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/90/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月14日(日)
満月王の子供達: 麻痺と毒2
 よう、今回も俺Nimble2だ。坊さんが漸くLATUMOFISっていう解毒の呪文を覚えてくれた。これで毒消し代を節約できる。蘇生費用も漸く1人分貯まったので一番安くできるNimble1兄貴の蘇生を依頼したところ運よく成功し、ついでにレベルアップした。メンバーが4人になり解毒呪文もあるので気が大きくなり館2階にまでまた足を伸ばしてみたんだが、初めて遭遇するライオンオブクラウンという化け物に大苦戦した。見た目は紫色のライオンだが、それだけではなく鬣の一本一本が毒蛇になっているようだ。こいつに噛まれて仲間が次々と毒を受ける。今までの化け物の毒よりも数段強い毒らしく体力の減りが早い。毒消しで毒を受けた者を治療をしつつ、坊さんがBARIKOの呪文を何度もかけてやっと勝利したが、戦いの中で弟のNimble3が命を落とした。

 すぐにでも帰還したいところだったが、俺だけ解毒できていないうちに毒消しが尽きていた。坊さんに治療を頼もうとしたら、LATUMOFISとBARIKOは同じ領域に属する呪文らしくその領域の呪文をもう使い切ってしまったらしい。仕方がなく俺だけそこに待機し、坊さんが広場の泉まで戻って呪文の力を回復してくるのを待つことになった。

 キャンプと呼ばれる結界を張っていれば魔物に見つかる心配はないのだが、仲間達が帰ってくるまでの数時間、1人で待つというのはどれほど心細いか思い知った。やっと解毒してしてもらい帰還する途中に遭遇したワーベアにまた坊さんが麻痺を食らったりもした。高い治療費を払いつつ、やっぱり全員が無事に復活するまでは館2階に踏み込むのは控えようと決意を新たにする。その後は、館1階で地道に戦っているうちにまた一人分の蘇生費用が貯まり、俺と兄貴のレベルも上がる状態になった。今回はお頭Snatchの蘇生を依頼する。なんとか成功して行動可能な者は4人になった。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv8 HP44 Dead→Alive
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv9 HP51 Dead→Alive
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv10 HP56 Alive
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv9 HP56 Alive
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv8 HP44 Alive→Dead
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv8 HP55 Dead
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
2007-10-14 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/87/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月13日(土)
満月王の子供達: 麻痺と毒1
 前回に引き続きNimble2だ。せっかく館2階へ踏み込んだが、仲間が3人も死んでいるのでしばらくは1階で蘇生費稼ぎを続ける。ついでに前回お頭Snatchに言われた中央部への進入路も探しているが、さっぱり見つからん。上か下の階から戻って来ないと行けないのかもしれんな。

 俺と弟のNimble3の攻撃力のなさは相変わらずだが、坊さんRandisの呪文の助けも有ってこの階なら大分戦えるようになってきた。それに引き換え、罠解除が一番うまいお頭のSnatchが死んでいるため、宝箱を開ける瞬間が一番緊張する。(俺達に宝箱を無視するという選択肢はないことは言うまでもない。)俺と弟のダブルチェックに加えて坊さんのCALFOの助けもあって識別を間違えることはない自信があるが、前回のお頭のように解除そのものを失敗するのは防ぐことはできない。前回の爆発が、脳裏に焼きついて罠を解く手も震える。

 と思った矢先に、サンドリヨンという砂女のような化け物に坊さんが麻痺を受けた。麻痺を治療できるDIALKOという呪文を使えるのは坊さんだけだし、治療できるような薬は商店には売っていない。仕方がないので一旦街に帰って寺院で治療してもらう。800Gの麻痺の治療費も馬鹿にならない金額だ。

 麻痺だけではなく毒にも注意が必要だ。坊さんはまだ解毒の呪文を覚えていないので、商店で購入した毒消しを持ち歩いているが、これだって300Gという結構な値段だ。震える手で解除してPOISON NEEDLEの罠を作動させてしまったり、ラピッドラットという鼠公に噛まれたりで毒を受けてしまって、何度かこれを使う羽目になった。そんなこんなで今日も金は貯まらない。

・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv9 HP50 Alive
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv8 HP44 Alive
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv8 HP48 Alive
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv8 HP44 Dead
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 Dead
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv8 HP55 Dead
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 Lost
2007-10-13 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/86/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月12日(金)
満月王の子供達: 爆弾の洗礼
 よう、俺はNimble2、兄貴のNimble1はもう登場してたかな?俺は弟のほうだ。いや今は俺のほうが年上だから俺が兄貴なのか?そういや、下の弟のNimble3のやつもこの町に来たんだっけか。まぁ、そんなことはどうだっていいな、うむ。

 本題に入ろう。前回、館2階で兄貴の奴が死んでしまい蘇生費が必要となったので、今日は蘇生費工面のため館1階で戦うことにしようとお頭が言ったんだ。ついでに館1階に残った中央の空白部への進入路を探すために通路の壁を調査してまわれということだ。

Snatch「この部屋の壁にも何にもねーな。お、敵のお宝発見!」

 お頭と俺でダブルチェックしたところ罠は爆弾と判った。しかし、お頭が勢い込んで罠解除したとたん、罠を暴発させちまった。

*チュドーン!*

 飛び散る金属片と爆炎に、お頭、Nimble3、Straggler1が死亡。俺も大怪我となり軽症で済んだのはうまく避けた坊さんRandisだけだった。坊さんが俺の怪我を治しつつ何とか二人で無事に皆の遺体を連れ帰ったのだが蘇生のための金が圧倒的に足りない。何とかかき集めて蘇生の成功率が高そうなNimble3から蘇生を依頼した。無事にNimble3は蘇生されたが、前回より状況が悪くなっちまってるぜ…。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv8 HP44 生存→死亡
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存→死亡
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv8 HP43 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv8 HP55 生存→死亡
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv7 HP37 生存→死亡→蘇生
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv8 HP48 生存
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
2007-10-12 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/85/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月10日(水)
満月王の子供達: 館2階1
 今日こそあのガードを倒して館の奥に侵入してお宝を手にしてやる。そう誓った俺達は、再び館1階に踏み込んだ。僧侶のRandisが覚えたてのBARIKOという呪文を使ってくれたお陰でガードは最早敵ではなかった。軽く蹴散らして先に進むと奥にはスイッチで開く鉄格子があり、その先には館2階へと続く階段が見つかった。エレベーターでは行けない場所に行けるのだろうか。階段はとりあえず後回しにして通路を進むとこちら側に閂のある扉があった。この閂を外して置けばガードに出会わなくとも階段に到達できるようだ。

Snatch「ふん、修行がてら次から毎回倒してやってもいいくらいだな。」

 階段の先に何があるのか気にはなったが、結局今回は一旦帰還して体勢を立て直すことにした。Randisがまたレベルが上がり今度はDIALとBADIALを覚えてくれた。DIALはDIOSより体力が沢山回復する呪文らしい。ありがたいことだ。

 再び館に踏込みエレベーター側から館2階に乗り込んでみた。階段のほうが本命だとするとエレベーター側は探索できる範囲は狭いだろうと予想していたが、意外にも広い範囲を歩き回れるようだ。この階の敵の強さはまだよくわからないが、徘徊していたゴーストに首尾よく勝つことができたのでいくつか見つけた小部屋にも踏み込んでみた。すると今度はナイトソイルという不定形生物に遭遇した。体力が意外にあるらしくRandisが2回BARIKOを唱えても倒れない。飛ばしてくる粘液に攻撃力はそれほどないようだが強い毒が含まれているらしく毒を受けた子分たちの様子がどんどん悪化していく。3回目のBARIKOでようやく全滅させることができたが、毒消しを使う前に毒が回りきったNimble1が死んでしまった。今日の探索はあきらめて帰還する。

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv8 HP44 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存→死亡
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv8 HP43 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv8 HP55 生存
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv7 HP37 生存
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv8 HP48 生存
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
2007-10-10 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/83/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月09日(火)
満月王の子供達: 館1階2
 探索に出る前に今日は商店で買い物をした。俺様にピッタリの「黒のマスク」という装備が買えたんで気分がいい。子分供よりいい装備をすることで頭としての箔も付くってもんだ。ついでに隊列を少し変更することにした。昨日まではいい装備ができ体力もある坊さんのRandisを前衛に出していたんだが今日からは俺が先頭に立ち、坊さんには殿についてもらうことした。やはり頭というものは先頭に立ったほうが部下に示しがつくし、麻痺治療呪文が使える坊さんが麻痺しては洒落にならんので比較的安全な位置にいて欲しい。

 さて、今日も館1階の探索を行う。昨日の続きで南の一帯の調査を行っていたときだった。鎧に身を包んだ男達がいきなり襲い掛かかってきた。この館の警護をしているガードらしい。応戦し、何とか奴らを撃退するもNimble1 、Straggler1、Nimble3の3名が命を落としてしまった。この先に何かある予感はしたが、死亡者が出た以上一刻も早く街に戻ることにした。

 とりあえず一番蘇生費の安いNimble3の蘇生を寺院で依頼すると、無事に生き返ってくれた。残りの者の分の蘇生費は足りないのでしばらくは、4人で館の庭で蘇生費を稼ぐことにした。庭を一回りしたがなかなか金が貯まらない。

Snatch「くそー、庭じゃぁ稼ぎが悪いな。館の中で戦ってみるか。」

 しかし、館の中は、俺達にはまだ少々危険だったようだ。ワーベアとワーパンサーの群れに遭遇し毒と麻痺を受けてしまった。坊さんにDIALKOをかけてもらって助かった。

Randis「まだ人数も少ないし、庭で戦っていたほうが安全なようですね。」

 諦めて館の庭で地道に稼ぐことにした。しばらくして金が貯まり、Straggler1を蘇生して5人となる。坊さんがレベルがあがりMAPORFICという呪文を覚えた。俺にはよくわからねーが、探索中に全員の装甲を少しよくしてくれる有用な呪文らしい。そこでもう一度館1階の探索に乗り出してみた。今度はガードのいた南東ではなく南西側に進んでみる。館の造りは、予想に反して非対称になっていた。今度は人数も増えたせいか、MAPORFICのお陰か、そこそこ戦えるようだ。蘇生費稼ぎのためとはいえただ漫然と戦うのも馬鹿らしいので一帯の敵について調べてみた。白いバンシーのサンドリヨンは麻痺攻撃をする。ワーラビットは魔法を使う。ラビッドラットは毒を持つ。

 しばらくしてまた金が貯まり、寺院でNimble1の蘇生を申し込んだ。しかし、寺院の奴らは儀式に失敗してNimble1は、灰になっちまった。蘇生される可能性はまだ残っているが蘇生費はさらに倍かかる。

Snatch「くそったれ!」

 忍耐、忍耐、忍耐。再び館1階の探索をしつつ蘇生費を稼ぐ。やはり館内のほうが実入りがよく程なく蘇生費を稼ぐことができた。もし、Nimble1が喪失したら次は誰を呼び寄せようかと考えつつも、生き返ることを念じて蘇生依頼をかける。念のために装備はすべて剥ぎ取り他の子分に持たせておく。

『囁き - 祈り - 詠唱 - 念じろ!』

 Nimble1は生き返った!

Snatch「よし、明日はフルメンバーでガードに再挑戦だ。」

・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv7 HP36 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 死亡→灰→生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv8 HP43 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv7 HP42 死亡→生存
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv7 HP37 死亡→生存
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv7 HP45 生存
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
2007-10-09 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/79/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月08日(月)
満月王の子供達: 館1階1
 前回拾った?ポーションをいくつか商店に持ち込んで鑑定依頼したところ傷薬と毒消しだった。坊さんがまだ解毒の呪文を覚えていないらしいので、こういう薬が魔物から手に入れられるのはありがたいもんだ。前回の収穫に気をよくして俺達は再び館1階の探索に向かうことにした。セレーネー城跡に着いた時、その坊さんRandisが声をかけてきた。

Randis「Snatch親分さん、代わりといってはなんですがこんな呪文を覚えました。」

Snatch「ん、もうかけたのか?別に何も変わらんじゃねーか?」

Randis「まぁ、後で戦闘になったときにわかりますって。」

 館1階の探索を始めてようやくさっきの呪文の効果が俺にも判ってきた。いつもなら、遭遇した魔物の正体がなかなか判別できないまま戦闘が続くことが多いのだが、今日は出遭った瞬間に判るのだ。どうやらLATUMAPICという魔物の正体を識別する呪文だったらしい。

 今日戦ったのは、ベンガルタイガーにヴァルチャー、ガスクラウド、ウォーテッドトードだ。この中で一番危険なのは、麻痺攻撃があるガスクラウドか?解毒の呪文がまだないので毒を使ってくる奴も危険だが、毒を食らっても即動けなくなるわけではない。毒消しの薬もあるし、いざとなったら縄をつけて引っ張って帰るという手もある。

 縄梯子を上がったところから東側の地帯を探索した結果、いくつか気になる場所があった。

 目の前の扉は鉄製でかなり頑丈に作られている。俺達は扉をこじ開けようと試みたが、結局無駄だった。扉の看板には次の様に書かれている。

* 地下牢入り口 *


 他にも押しても引いてもビクともしない鉄格子もみつけた。そうこうするうちに俺とNimble3とRandisが十分な経験が積めたようなので一度帰還して宿屋で休むことにした。

・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv6 HP31 生存
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv5 HP23 生存
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv4 HP21 生存
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv6 HP44 生存
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
2007-10-08 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/76/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月07日(日)
満月王の子供達: 館への侵入
 俺が死んでいる間にHaplus親分とStraggler2の奴が喪失したらしい。Nimble達とStraggler1の奴が俺が無事に生き返ったんで大喜びしていた。なんだかんだ言って2番頭の俺が頼みの綱ってことだ。しゃーねーから頭を引き受けてやる。
 そういえば、俺が死んでいる間に新しい仲間が増えていた。修業中の旅の坊さんでRandisという。Nimble達が頼み込んで仲間になってもらったらしいが、正直、回復魔法が使える坊さんの加入はありがたいもんだ。だが、この坊さんを入れても俺達は5人しかいない。Haplus親分の時代から俺達の盗賊団は、6人でやってきた。それが仕事をする上で一番効率のいい人数だからだ。多すぎれば目立ちすぎて小回りが利かず、少なすぎれば手が足りない。できれば後、1人仲間が欲しい所だった。

Snatch「おい、Nimble1よ、お前坊さんをスカウトする前に故郷に手紙を書いたって言ってたな。誰か来てくれそうか?」

Nimble1「えっと、もう一週間以上前なんで、もう返事が来てもいい頃なんすけどねー。」

 そう話ながら俺達がトリュベインの酒場に入ったとたんに呼びかけられた。

Nimble3「兄貴っ!」

Nimble1「おおっ!Nimble3じゃねーか!」

Nimble2「手紙、届いたのか?!」

Nimble3「はいっ!兄貴達が困ってるっていうんで、急いで早馬に乗って…。」

Nimble1「そうか、いやよく来てくれた…。」

 こうしてNimble兄弟の末っ子のNimble3が来てくれた。こいつも勿論盗賊だった。だがこれで6人となり探索の再開が行えると判断した。

Snatch「よし、野郎供!Haplus盗賊団改め、新生Snatch盗賊団の旗揚げだ。今日からあの館内部の探索を始めるぞ!」

 噴水のある広場から北に上がったところに巨大な館が聳え立っていた。だが立派な石の扉は何年も開かれたことがないのか全く動く気配がなかった。奇妙なことに扉の前のアーチから縄梯子が垂れており、これが現在の入口のようだ。恐らく使用人達が自分達の通用口として使っていたのであろう。

 縄梯子を登り館内部に侵入すると目の前に昇降機があった。どうやらこれで3階までいけるらしいが今はそれは使わずこの階を歩き回ってみることにした。長い石壁の廊下を歩きいくつかの小部屋を覘きこんでみるとこの館の主の眷属と思われる獣人に出くわした。奴らを倒してみると?ポーションをいくつか手に入れた。とりあえず今日はこの辺で引き上げようかと廊下を戻ろうとするとやつれた姿が襲い掛かってきた。

Snatch「ぐおっ!ひっかかれた。」

 奴の爪にかかった俺はあっというまに体が痙攣して動けなくなってしまった。子分達が活躍してなんとか奴らを撃退してくれたが、俺が動けないのではどうしようもない。すると坊さんのRandisが何やら呪文を唱えてくれた。

Randis「これで、大丈夫でしょう。」

Snatch「ふう、助かったぜ。なんだったんだ今のは。」

Randis「ゾンビの類がよく持っている麻痺毒を注入されたのでしょうな。まぁ、数回なら私がDIALKOという麻痺毒を中和する呪文を唱えられますのでご安心下さい。」

Snatch「そうか、そりゃ助かるぜ。」

Randis「でも、今日は他の呪文も使っていたので今ので最後です。一旦街に帰るべきでしょうね。」

Snatch「そうだな。」

・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv6 HP31 生存
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv4 HP20 生存
・Nimble3 M-Hum-E-Thi-Lv3 HP20 生存
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv6 HP44 生存
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
2007-10-07 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/74/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月06日(土)
満月王の子供達: 仕切り直し
 前回、Straggler2とHaplus親分の蘇生が失敗し、二人とも墓場に埋葬されちまった。だが、よくよく考えてみると二人とも生命力が非常に心許無い状態だったのだ。お頭の生命力は8しかなかった。Straggler2の野郎に至ってはたった6だ。それを考えれば蘇生に失敗してしまったのも無理はない。そこで少し考えた俺達は、灰状態で生命力が8しかないSnatchよりも先に、死亡状態で生命力が13あるStraggler1の蘇生を優先させることにした。

Nimble1「ふーっ。流石に今度は無事に成功したか。」

 Straggler1が生き返って俺達は4人となったので僧侶のRandisを後衛に下がらせ、更なる蘇生費を稼ぐついでに辺りの探索を進めることにした。噴水のあった広場から南に流れる小川の終点で弟がなにやら気配を察知した。よく調べると小川の流れ込む先に扉が隠れておりその奥に通路が見つかった。何かあると感じて進んでみたが、通路はやがて行き止まりとなっていた。

Nimble1「なんだよ、何もないのか。」
Randis「お待ち下さい。ちょっと暗いので明かりをつけてみましょう。」


 通路の突き当たりで坊さんがMILWAの呪文を唱えてみると驚いたことに暗がりに壁と殆んど同化した扉を発見した。さらに奥に進む。

 目の前には巨大な施設が聳えている。その様式から想像するに、ここは闘技場か演劇の為の施設なのであろう。入り口のアーチには次のような看板が掲げられている。

『血の晩算会』
-Festival of homicide!!-
******** D ********
剣闘士達が繰り広げる、迫真の決闘!
生死を賭けた真の勝負に君は耐えられるか?
******** D ********
近日開宴!

 2枚目の看板にはこう続けられている。


********************
現在のチャンピオンはデスペラード5兄弟!
城の伝統に倣い、年齢の高い順に紹介する。
抜刀のエース 怪力のクラブ 手練のダイヤ
怪僧スペード 紅蓮のハート
********************


 扉には鍵が架かっており、開くことはできなかった。


Nimble2「闘技場って、戦って勝てば賞金とかもらえるんすかね、兄貴?」
Nimble1「ああ、恐らくな。だが今は入れないみたいだぞ。」
Straggler1「どっちにしろ、俺達の実力じゃ勝てねーだろ?」
Randis「まぁ、当分はあまり近寄らないほうが良さそうですね。」

 帰りがけに何匹か魔物を倒して金を稼いだので残された灰状態のSnatchの蘇生費を貯めることができた。生命力がHaplus親分と同じ8しかなかったので気が気ではなかったが今度は無事に成功した。俺達の中では一番レベルが低いが、一応二番頭だったので昇格して頭になってもらう。これで寺院に預けている死体は無くなった。明日からは仕切り直して本格的に探索を再開しよう。

・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv6 HP35 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv5 HP25 生存
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP17 生存
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv5 HP33 生存
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
2007-10-06 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/71/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月04日(木)
満月王の子供達: 埋葬
・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv5 HP25 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv5 HP25 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv5 HP0 寺院で死亡中
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv1 HP8 生存

 さてNimble1だ。僧侶が仲間にいるってのはありがてぇ。宿代に金を使わなくても呪文で体力が回復できる。俺と弟のNimble2、そして僧侶Randisの三人でしばらく戦うと灰になっていないで蘇生費用が750GのSnatchの蘇生代が貯まったので蘇生を依頼した。だがイアシス寺院の糞坊主どもはあっさりと蘇生を失敗しやがった。これで灰は三人目だ。

「灰でないのはあとはStraggler1だけか。奴の蘇生費は1250Gもするからな…。」

 結局、Straggler1は後回しにして、灰ではあるが蘇生費が500Gと安いStraggler2とお頭のHaplusの蘇生を優先することにした。金はなかなか貯まらないが、俺達の戦闘の腕は徐々に上がり坊さんはLv3となり俺とNimble2もLv6となる。坊さんに拾ったメイスを持たせてみたら案外強いことが判明した。俺達よりも強いんじゃね?ようやく500G貯まったのでまずはStraggler2の灰からの蘇生を依頼してみた。エルフである奴の生命力は6と低い。だが、だからといって覚悟ができていたかと言えば嘘になる。

 *Straggler2は、埋葬されました*

 そう告げる寺院の司祭に殴りかかりそうになった。弟が必至で俺を止める。

「くそぉっ!」
「…御愁傷さまです…。」

 僧侶Randisは早くもLv4となり体力も大分ついてきたので魔法を使うマジシャンやジャーリングバードといった敵とも渡り合えるようになった。そこで蘇生費を稼ぐだけでなく少し行動範囲も広げてみるた。ある扉を開くと中庭のようなところにでた。驚いたことに無人だと思っていたこの城址に無数の人がたむろしており賑やかに宴を行っていた。どうやらここでは酒と食べ物が無料で振舞われているらしい。そして毎晩のように宴が開催されており、そのためにここに居つく者が増えているようだ。人々の失踪の原因はこんなことだったか。これを街に報告しに帰れば報酬が貰えるだろうか?広場の中央には泉もありこれを飲むと気分がすっきりとする。俺達にとってはそれだけだが、Randisにきくとどうやら、呪文を回復する力があるようだ。
 たむろっていた奴らによるとやはり北側にある階段が館の入り口らしい。館は中に入るだけなら自由らしいが、謁見の間の近くには番兵が待ち構えており、進入しようとすると殺されそうになるとか。

 そうこうするうちにまた金も貯まったので今度は灰のお頭Haplusを蘇生することにした。しかし…、ジンクスは再び通用する。

 *Haplusは、埋葬されました*

「畜生っ!ちくしょーーーーーー!」

・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv6 HP35 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv7 HP39 生存
・Randis M-E-Elf-Pri-Lv4 HP32 生存
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で灰化
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv5 HP0 寺院で死亡中
・#Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬
・#Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 蘇生失敗で埋葬

2007-10-04 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/65/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年10月03日(水)
満月王の子供達: 一筋の光
 私は、旅の修行僧、Randisと申す者。大地の蛇の修道会の均衡の教えを説いて各地を巡っている。この度エイレーネーという比較的大きな街にやってきて休息をとるために酒場を訪れた。街の規模に合う広々とした大きな酒場だったが客は殆んどおらず閑散としていた。誰もいないカウンター席に着き暇そうにコップを磨いていたバーテンダーに声をかけた。修行中の身のため酒は控えホットミルクを頼む。暖かいミルクで人心地ついたころに後ろから声をかけられた。

「あんた、僧侶かい?」

 振り向いたところに立っていたのは、盗賊っぽい目つきが悪く暗い顔をした二人の男だった。二人は兄弟なのかよく似ていた。

「いかにも私は、僧侶だが。」

 それをきくと二人の男は急に目をギラギラとさせて身を乗り出してきた。

「おお、やっぱり。実は、俺達を助けて欲しいんだ…。」

 といって切り出した二人の話によると、彼らは領主の依頼を受けてこの近くにある廃城の調査をしていたが、彼らのリーダーや仲間が命を落として寺院に収容されてしまったが蘇生を依頼するための費用がなく困り果てているらしい。

 私は生来の性質は善なので助けを求められるとつい応じたくなってしまう。だが私の信仰している大地の蛇の修道会は、中庸を重んじており、本来善か悪しかつけない聖職者の場合は、修行の一環として自分の生来の性質とは逆の戒律に従って行動することを要求されている。よって私は悪の戒律に従い、今回の場合は我が身に益するところがなければ断わるべきだろう。そう考えて見返りを要求してみると、彼らは領主からの報酬を彼らとの頭割りで分配してくれるということだ。修行僧の身であれば、報酬など本来必要はないのだがこれも自らに反する悪の戒律に従い均衡を修める修行である。それらのことは彼らには告げず、ただその条件を飲むとだけ伝えた。

「ありがてぇ!」

 男達の表情がとたんに明るくなった。やっぱり人助けはよいものだ。彼らとともに行った最初の行動は彼らの衰えた体力をDIOSの呪文で治してやることだった。さらに、寺院に収容されている彼らの4人の仲間を蘇生することが彼らの望みらしい。私は、まだ修行を始めたばかりの身で蘇生の呪文などは使えないが、彼らの探索について歩いて彼らの怪我の治療を行い、彼らが宿屋に払っていたお金を貯金に回せるようにすることができるだけでも彼らは助かるらしい。
2007-10-03 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/51/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年09月29日(土)
満月王の子供達:ジリ貧5
Nimble2「ありゃ兄貴よ!とうとう俺達、Lv5になっちまったぞ。」
Nimble1「なーに、構うこたねぇ。俺達がなるべく強くなるに越したこたぁねぇよ。俺達が死んだら元も子もねぇんだから。」
Straggler1「しっかし、金が貯まらねぇな。簡易寝台で体力を完全回復もできんままレベルアップとは情けない。」

 俺達は、さらに地道に金を稼ごうと足掻き続けていた。しかしもはや、金は増える兆しを見せなかった。レベルアップして増えた体力を完全に回復させようと簡易寝台に泊まるとそれだけで稼いできた金は底をついてしまう。一番安く体力回復ができる簡易寝台では宿泊日数がかかるため俺もNimble2もStraggler1も一度は宿屋で誕生日を迎えていた。が、そんなある日、鎧を着た男達との対戦の中、Straggler2まで命を落としてしまった。

Nimble1「もうだめだ!2人だけで4人分の蘇生費を稼ぐ自信はねぇ!」
Nimble2「兄貴…、こうなったら仕方ないっす。弟達に手紙を書いてこの国に呼び寄せるか、酒場で誰か手頃な奴をスカウトしやしょう。」

 そこで俺達2人は探索に出るのをやめ、郷里に残してきた弟に手紙を書きながら、誰か俺達に協力してくれそうな奴が酒場に現れるのを待つことにした。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv5 HP25 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv5 HP25 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv5 HP0 寺院で死亡中
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
2007-09-29 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/50/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年09月28日(金)
満月王の子供達:ジリ貧4
 俺は、Nimble1と呼ばれている。Nimbleには「素早い」って意味がある。元々俺達はNimble Archerつまり「素早い射手」と呼ばれていたんだが、Haplus親分について放浪を始めたときに長すぎるってんでNimbleにされた。そして俺達の兄弟は多いんで区別するために番号が割り振られている。俺は一応兄弟では一番年長なんで1が付いているわけだ。と思ったら、弟のNimble2の奴が宿屋で誕生日を迎えて俺より年上になった。なんだか複雑な気分だ。

 さて、俺達の状況は極めて悪い。お頭のHaplusと2番頭のSnatch、そしてStraggler2の3人が死んだままだ。悪いことにお頭は既に一度蘇生に失敗して灰になっている。今生き残ってるのはNimble2とStraggler1の3人。たった3人で城址の兵舎らしき建物に出たり入ったりしながら分の悪い敵からは逃げ、確実に勝てそうな奴から小銭を巻き上げて暮らしている。僧侶がいないので宿屋に泊まる金も稼がないといけない。強い奴を相手にして体力をすり減らして勝っても治療にかかる宿代以上に実入りがなければ意味がないのだ。この悪循環を抜け出す方法はもう頭のいいStraggler1の奴が考えてくれた。手に入れたアイテムを自分達で鑑定して商店に売り払うのだ。それには司教が必要となる。幸運にもStraggler2の奴はこの国に来たときから司教になる資格を持っていた。奴さえ生き返れば、司教に転職させて拾ったアイテムを鑑定して確実に儲けることができるようになる。それに司教はレベルアップすれば回復の呪文も使えるようになる。そうすれば金のかかる宿屋に何週間も泊まらずにすみ、ますます儲かるようになるのだ。

 地道に戦った甲斐があり俺達3人はLv4に達した。3人とはいえLv4ともなると体力的にも余裕が出てくる。運がいいと向こうから勝手に逃げて金だけ置いていってくれることもある。スライシーフっていう俺らの同業者だった。そしてようやく一人分の蘇生費が貯まったので寺院に赴いた。さっそく司教候補のStraggler2の蘇生を申し込む。

『囁き - 祈り - 詠唱 - 念じろ!』

 失敗!
 Straggler2が灰になった・・・。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv4 HP21 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv4 HP24 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv4 HP21 生存
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
2007-09-28 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/49/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年09月27日(木)
満月王の子供達:ジリ貧3
 俺はSnatch。今日も今日とて蘇生費稼ぎのための戦いだ。みえざるものと戦ってみたが力12の頼みの綱のStraggler1が2回攻撃を受け瀕死状態となったので慌てて逃げ帰った。また宿代もないジリ貧状態なので完全回復もできないままま再度セレーネー城址へ。

 最近ようやくこの城址に現れる魔物供にも慣れてきた。まぁ勝てる相手かどうかってことぐらいだがな。奇妙な動物1匹の正体はペップフィッシュ。こいつは経験値も金も持っているがこっちの攻撃が当たり難くあっちの攻撃は割りと強い。あと一発誰かに攻撃が当たれば死者がでるという状態で辛くも勝利を手に入れ金を手に入れた。数人の着物を着た男はジャーリングバードかマジシャンだろう。魔法でお頭をやられたので逃げる。5匹ぐらいの正体不明の存在はおそらくバウンズボールという奴だろう。鳥の正体はクロウだ。バウンズボールやクロウは弱いが経験値も金も少ない。玄室にいる奴なら実入りはあるが徘徊中の奴は相手にするだけ宿代を差し引くと赤字になる。鎧を着た男たちはマンアットアームズだろう。こいつらも危険な相手ではあるが逃げ出すことが多いので上手く凌げば金だけ置いていってくれることもある。

 そうこうするうちに、遅れていたNimble1もLv2となり、Straggler1、Nimble2、俺の戦死未体験組がLv3になった。と思いきやCROSSBOW BOLTの解除を失敗して俺が死亡。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv3 HP0 寺院で死亡中
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv2 HP12 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv3 HP16 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv3 HP20 生存
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で死亡中
2007-09-27 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/47/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年09月26日(水)
満月王の子供達:ジリ貧2
 俺はSnatchと呼ばれるケチな泥棒だ。おっと本当はSly Thiefと名乗ることになっていたんだっけか。ちょっとSnatchでは少し有名になりすぎちまったからな。昔は俺も一匹狼だったが縁あってHaplus親分の元で世話になり始めて何年経つだろうか。一人のときと比べると稼ぎは悪いが、いざってときに仲間がいるのも悪くはないと思っている。

 なんて自己紹介はこれぐらいにしておこう。俺達の現状はなかなか大変なことになっている。初日に前衛の壁役だったNimble1が死亡し、さらに昨日はお頭がBADIOSを食らって一撃死してしまった。残る者たちでなんとか蘇生費を稼ごうと足掻いた結果、大きな動物というのに出くわしてしまう。正体はモイスチャーとかいうらしいがそいつが中々強くてStraggler2まで死亡する。何とか宝箱を手に入れ俺が罠解除を試みたんだが解除をしくじった。POISON NEEDLEだということはわかっていたんだがな。まだ昔の勘が取り戻せていないらしい。俺は毒が体に回らないように部屋を出たところで待機することにした。生き残ったStraggler1とNimble2が街に帰って宿に泊まっている。彼らはそろそろレベルが上がるらしい。彼らが何とかして毒消しを持ってきてくれるまで俺はここを動けない。

 そうこうしているうちにNimble2とStraggler1が戻ってきた。金が足りずに毒消しは買えなかったらしい。だが奴らはレベルアップして少し賢くなったようだ。扉などに遮られていなければロープなどで縛って仲間を引き寄せることができるらしい。それを利用して少しずつ俺の体に毒が回らないように俺を移動させ、なんとか俺は死なずに街に戻ることができた。俺も無事に毒が抜けさらに宿屋に泊まってレベルアップも果たす。3人しかいないとはいえLv2になると体力が増え格段に楽になった。鎧を着た男やクロウから宝箱をせしめて小金を貯めようやく死んでいるお頭や仲間を蘇生する金が貯まった。

 小手調べとしてまずNimble1を蘇生する。これは無事に成功。次にお頭も、っと思ったらくそ坊主どもがしくじりお頭は灰になってしまった。なんてこったい。何故かデジャヴを感じて嫌な予感がした。何れにしろ蘇生料金も倍に跳ね上がりこれ以上は金がない。とりあえず次に蘇生すべきはStraggler2だろう。奴が無事に甦れば、司教に転職させることができる。司教さえいればこのジリ貧状態を抜け出せるはずだ。司教さえいれば…。

・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で灰化
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv2 HP11 生存
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv1 HP1 生存
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv2 HP11 生存
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv2 HP11 生存
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP0 寺院で死亡中
2007-09-26 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/46/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
満月王の子供達:ジリ貧1
Haplus「Straggler1よ、おめぇ前衛になれ。」

 HPが一番あるStraggler1を二番手に出した。奴は力もあるので2番手を任せる。2番手の攻撃力が強いと攻撃が噛み合いやすいらしいと小耳に挟んだからだ。最初からそうすればNimble1の死は防げたかもしれない。そう思いながら今日もセレーネー城の庭を探検した。早々にまた正体不明の存在に襲われたが、今回は奴らの正体を見破ることができた。バウンズボールだ。歯の生えた球体のような生物で、攻撃は弱いが通常5匹程度の集団で襲い掛かってくる。こちらもまだ不慣れで攻撃がなかなか当たらない。

Haplus「ようやく全部倒したか。お前ら怪我はどうだ?」
Nimble2「こんなの掠り傷っすよ。」
Haplus「その掠り傷を治すにも簡易寝台に2週間泊まらねぇといけねぇな。」
Snatch「今、拾った金は全部あわせて15Gっすよ。」
Straggler2「ってことは赤字ですね。」
Haplus「くそっ!これじゃ埒があかねぇ。」

 万が一のために200Gという大金を払って買っておいた傷薬と後衛の鎧を売り払って現金にする。こまめに街に戻れば1週間10Gの簡易寝台に泊まり治療ができるのだから200Gもする傷薬を使うのは勿体無さ過ぎる。奇襲攻撃をさせないようにすれば、前衛に出る可能性が高い四番手以外の後衛には鎧は必要ないだろう。こうしてとにかく蘇生代を工面し、Nimble1の蘇生を試みた。

『囁き - 祈り - 詠唱 - 念じろ!』

 寺院の僧侶達のDIの詠唱により無事にNimble1は生き返ったが、金が足りないのは相変わらずである。

Haplus「徘徊している魔物では大して金は持ってねぇな。」
Snatch「やっぱり固定の縄張りを持っている奴のほうが金持ちっすね。」
Haplus「よし、あの建物に入ってみよう。」

 城門を入った正面にある兵舎のような建物に入ってみたところ、2人のジャーリングバードがくつろいでいたところに出くわした。吟遊詩人なら魔法ぐらい使うだろうとおもったがせいぜいKATINOぐらいだろうと高をくくっていた。しかし、いきなりBADIOSを食らって俺様は死んでしまった。残りの仲間が何とか勝利してお宝にありつく。得られた金は120G。俺様の蘇生費250Gには足りないが生き残りの連中の宿代にはなる。
2007-09-26 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/45/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年09月24日(月)
満月王の子供達:月夜の宴1
Haplus「ここが、セレーネー伯城址か。」
Ninble2「城址っていうから廃墟かと思いきや結構ちゃんと建ってやすね。」
Snatch「へっへっへ、お宝のありそうな雰囲気だ。」
Haplus「とりあえず城壁の周りを周ってみよう。」

 城壁沿いに北に歩いてみたが行き止まりにぶち当たり何もなかった。東に向かうと直ぐに城門らしき扉がある。恐る恐る押してみると鍵はかかっていないらしく静まり返った敷地内に入る。直ぐ北には衛兵の詰め所らしき建物があるが、それを迂回して北へ進んだ。

Nimble1「お頭、あれを。」
Haplus「なんだ、あの薄気味悪い枯れ木は。」

 近づいて調べようとしたとたん、正体不明の存在に襲われた。数は5匹と多かったが攻撃は大したことはなく掠り傷程度で倒すことができた。

 目の前に歪な形をした樹木が生えている。それに近付くと、突然辺りの空気が震えるかの様な威圧的な気配が広がり、一つの威厳のある声が聞こえてきた。

『我が名はセレーネー。嘗て獣人族の王としてこの地を支配していた者である。数年前、
我が家臣の魔術師の愚かな謀略によりこの様な姿に変えられてしまった。』
『奴は我が一族の宝を奪い、我々の力を奪った。同時に我が子らも奴の手に落ちたのだ』
『客人よ、お前達に頼みがある。今もこの城の何処かに幽閉されているであろう我が子らを見つけ出してもらえないだろうか?』
『勿論、それなりの報酬は払うつもりだ。我が子らを無事ここへ連れて来ることができた暁には、我が一族に伝わる秘薬を譲ろう。』
『頼んだぞ。月が流転し、この身に掛けられた呪いが我を蝕み、最後の思念がこの樹に吸い尽される前に…。』

言葉がそう締めくくると、辺りを支配していた気配は消え失せ、静寂が辺りを包んだ。


Haplus「なんだったんだ、今のは?」
Straggler2「要するに目の前の樹がこの城の真の主ってわけっすね。」
Haplus「う〜む、俺にはさっぱりよくわからなかったぞ。そもそも獣人族って何者だ。」
Straggler2「所謂ワーベアとかワーウルフといった獣と人間の合いの子でさぁ。セレーネー伯爵ってのはそいつらの一族だったんですな。」
Straggler1「それが家臣の魔術師ってやつに裏切られてこんな姿にされたと。」
Snatch「そんなことよりきいてたかよ?奴さんの子供を連れてきたら一族に伝わる秘薬をくれるって!」
Haplus「おお、そうだった!何やらケントロン城の城主がくれるっていう報酬よりもよさそうじゃねーか!」
Straggler2「獣人族伯爵家秘伝の秘薬といえば相当の品でしょうな。」
Haplus「よし、おめーら!俺達はそのお宝を手に入れるぞ!」

 更なる報酬の話に興奮の冷めやらぬまま歩きまわった俺達は石造りのアーチのから上に続く階段を発見した。どうやら館の本館内へと通じているようだ。とりあえずまだ中には入らず、中庭の調査を続行する。姿のよく見えない人魂のような物を倒して、少し怪我をしたため、今日の調査を打ち切って一旦馬車を待機させた城門の外へ戻ろうとしたとき、一匹の奇妙な動物に襲われた。

Nimble2「くそっ、なかなかあたらねぇ!」
Haplus「敵は一匹だ。落ち着け!」
Nimble1「ぐはっ!」

 短剣による攻撃がなかなか当たらず手間取るうちにNimble1が喉元に噛み付かれて倒れた。
何とかStraggler1の奇襲攻撃により倒すことができたが、一日目から死者を出してしまった。遺体を馬車に乗せて街に戻り、イアシス寺院に担ぎこんだが、蘇生費用として250Gも請求された。生きている者たちの怪我を治す宿賃をひいた残りは105Gである。なんとか残る5人で蘇生費用を稼がねばならない。
2007-09-24 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/44/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年09月22日(土)
満月王の子供達:序章
 俺の名はハプルース。こう見えても十数名の子分を抱える盗賊団の親分だ。ちょっと前まではヴェントスの鉱山で見つかった地下宮殿のお宝を狙ってたんだが、俺達より腕の立つ連中にせっかく見つけたキーアイテムを奪われちまった。これ以上そこで頑張ってても埒が開きそうもねぇってんで儲け話を探して放浪の旅に出た。

 エイレーネーっていう割とでかい街に着いたときのことだ。そこのケントロン城の城主が報奨金を掲げてある依頼を出してるらしいとききつけた。その依頼ってのはこんなもんだった。

「近頃、北の森に向かった者の殆どが戻ってこない。
 森の中にある城址に住み着いているという魔術師に関して調査せよ。
 真相を突き止めた者には賞金を与えよう。」

 街で訊き回ったところによるとその城址には最近までセレーネーっていう伯爵様が住んでいたらしんだがある魔術師を召し抱えた後から音信不通になったらしい。その魔術師が伯爵を殺してその後釜に座ってるんじゃないかって噂だが、調べに行った者が殆んど帰ってこねーんで誰も真相は知らないらしい。

 近頃じゃ、街道を行く旅人も冒険者とか抜かして腕の立つやつが多いし衛兵の目も厳しい。盗賊稼業じゃなかなか稼げねぇからこういう堅気の仕事をするほうが食いっぱぐれがない。ここは1つ調べ上げて賞金をせしめてやろう。幸い俺には優秀な子分供がいるし、仕事自体は他愛もないもんだ。

 そう考えたのは、今思うとよかったのか悪かったのか。ともかくあの日から、俺達はこのトリュベインの酒場を根城にし、北の森にある伯爵の城跡の調査を開始したのだった。

 その時点での俺達の状態をここに記録する。
・Haplus M-Hum-E-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP8
・Snatch M-Hum-N-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP9
・Nimble1 M-Hum-N-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP9
・Nimble2 M-Hum-N-Thi-Lv1 HP6 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP8
・Straggler1 M-Elf-N-Thi-Lv1 HP7 短剣 盾 皮鎧 AC7 BP17
・Straggler2 M-Elf-E-Thi-Lv1 HP6 素手 盾 皮鎧 AC7 BP19

(やっぱり盗賊団だから最初はあくまでも全員盗賊からスタート。Stragglerのエルフ兄弟が比較的高い素質を持ってるほかは標準的な能力だ。HPが8以下のものばかりなのが非常に心細いがLv1さえ乗り切ればなんとかなるだろう。まぁ回復役がないとすぐやっていけなくなるのはわかっていたので、将来展望としては、Straggler2をとりあえず僧侶に転職させて最低限の治療技術を入手するか、いきなり司教にして鑑定による資金確保をしつつ治療技術も得るかと考えていた。またStraggler1のほうは能力値的に侍が視野に入っていた。)
2007-09-22 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/43/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年06月11日(月)
王国の再生に寄せて
あれからどれくらい、経ったのだろう。
太陽も月もないこの世界では時を数えることもできぬ。

噂ではBritanniaでは、現ブリタニア政府によって、
王国の再生計画が進められているときく。
王不在での王国の再生がうまく行くとは思えぬが…。
2007-06-11 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/38/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2007年01月09日(火)
Blackrockに吸い込まれて
皆の協力で掘り出した2つのBlackrockを並べて調べていた時、
その断面のから黒い光が放たれた。
その光に魅入られた私はその中に歩を進めてしまった。
気がつくと私は別の世界に立っていた。
2007-01-09 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/39/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年11月18日(土)
採掘ギルド IronPickaxe
 旅の記録の続きを書かねばならないのだが、この調子だと全く現状に追いつけそうもない。
 旅日記の続きはまたおいおい書くとしてとにかく現在の状態を書いておかねばいけないと思い立った。

 そう、旅から戻ってきたら元大公が妙に元気になっていてパラディンギルドを作るとか言い出していた。大公という政府からの公的な肩書きは剥奪されたが、困っている人を助けたいという基本的な在り様は変えられるものではないのだろう。

 だが「パラディンとなると私は参加はできないな。」と思ったが、Randis殿は治療師のギルドを作り活動を始めるとか戦士ギルドのWolFとは同盟を組むとかいろいろ話を聞いていると私もなにかギルドでも作るかという気になってきた。

 私ができるとすれば鍛冶か採掘だが鍛冶のほうは実はまだ伝説への修行中で極めきれていない。ならばあまり需要はないだろうが採掘ギルドをやってみよう。Nalsival殿にそれを伝えると早速同盟の申し込み状を送ると伝えてこられたので慌てる。まだ構想だけで実際にはギルド設立の申請をしていなかった。
 慌ててギルド名は、前から考えていたこのサイトの名前と同じにし、略称をどうするか少し悩んだ。[IP]だと某とっつぁんの所属する団体と間違えられてしまう恐れがある。最近は4文字までいけるらしいから[PICK]とかもいいかなとか思ったが、ふとアシュノッド侯領の紋章が頭をよぎった。双頭の鷲をイメージしたこの形[d+b]。そう、このような象形文字風にしてみたい。そこで、こうしてみたのだが世間の皆さんはわかってくれるだろうか。→[(---]
2006-11-18 | 記事へ | コメント(2) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/33/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年08月19日(土)
旅人の財産B5 地下庭園
 我々は、いよいよエレベーターでしか進入できない地下5階、地下庭園に降り立った。周囲の通路を歩きまわると、一見何もない通路を通過すると扉を開けたときのような音がする場所があった。不思議に感じながらも付近を調べても特に何もない。
 さらに付近を歩きまわっているとエレベーターから東に進んだ玄室で戦闘の痕跡を見つけた。いぶかしく思い室内に入ると物陰から重装備の兵士達、Border Guardsが現れて襲い掛かってきた。何とか撃退して室内を調べてみるとまた霊石と思われる石を発見した。先ほどの兵士達が所持していたものらしい。Gilletteが鑑定してみると木の霊石というものらしい。
 この階で現れた奇妙な生物にPowder Fishがいる。大して強くはないが麻痺をしてくる嫌な生物だった。そのためGochiのDIALKOの残存数が帰還の目安となる。早くMADIを覚えてもらいたいものだ。
 しばらく歩き回ってみたところ扉のような音がする地点を挟んで東側のエリアと西側のエリアは対称な形になっていることが分かった。だがいくつか違いがある。西側には裏から閂がかかった扉が幾つあるが東側にはない。また西側にはある位置からダークゾーンが広がっているが、東側にはない。というわけで東側のエリアから探索を進めたほうがよさそうだ。
 複雑な通路を一つ一つ回るうちに「幻燈機室」と表示のある不思議な部屋にたどりついた。中央には何か不思議な機械が設置されており、覗き穴のようなものがある。中を覗くと今居るこの部屋によく似た部屋の映像が見えた。何かが動いているようなのでよく見ると部屋の中央で一人の男が地面に向かって何かしている様子が延々と繰り返されていた。何を意味するのか分からなかったが後で何かのヒントになるかもしれない。
 部屋を出てさらに付近の探索を続けると南のほうに子供が乗る遊具が置かれた広場があった。こんな地下でどんな子供がここで遊ぶのかは分からないが。そして案の上そのすぐ西には対称な形に同じ大きさの広場があり、同様に遊具が置かれていた。ただ少し違うのはこちらの遊具は片面だけが所々ボロボロになっているということだ。この階層の西半分が部分的にダークゾーンに覆われていることを暗示しているのかもしれない。
 東側はもう行き尽くしたようなので西側の探索を進める。ダークゾーンがある部分にも踏み込んでゆくがやはり東側の完全な対称型だった。そして東側に幻燈機室があった場所には「秘密の花壇」と看板がある部屋があった。部屋の中央には古びた煉瓦でできた花壇がある。そこに何かありそうな気がしたので調べてみると錆びた銅の鍵が落ちていた。
2006-08-19 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/24/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年08月16日(水)
旅日記14 Vesperの再会
 旅団の旅は一時的に中断すると魔女様が決められた。オフィディアン兵が我が物顔に歩きまわる今のLost Landでこのまま旅を続けるのは危険すぎりと判断されたようだ。護衛の狼の牙の面々もブリタニアを襲う危機に立ち向かうことに意義を見出しているようだ。KarenさんもBritannia側に残り襲撃を受けている街の防衛に当たっているという。SKFのBerthold殿がTrammelに比べて防衛線が手薄となっているFeluccaのVesperの防衛に当たるものを募っているという広告を見たため私もBritanniaに戻ってみることにした。ここからもっとも近いBritanniaへの通路はPapua秘薬屋の魔方陣となる。オフィディアン兵が大勢いたが彼らには転移装置が仕えないことを利用してうまく潜りこむことに成功した。すっかり忘れそうになっていたあの呪文を唱えてMoonglowの魔術師ギルドへと飛ぶ。
 (つづく)
2006-08-16 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/35/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年08月05日(土)
旅日記13 ロストランドへ
 この数日Vesperで頑張りすぎたせいか、旅団の移動日だったがまたしても寝坊してしまった。もう魔女様達は、ロストランドに到着しているようだ。今日もIronworks前にはオフィディアン兵がうろついてはいたが比較的手薄だっため、無事にVesperを脱出し、Minocへと向かうことができた。Minocの街を抜けて、七つ石街の広がる北ミノック高原に到達する。かつては賑わっていたSST酒場やMOOPショップのSST関連施設が並びその背後にはSST城が控える。魔王の指輪にまつわる色々な出来事が、このかつて王国だった街を舞台に繰り広げられたのだ。自ら王権を返上することでSST王国を解散・民主化させたSpark殿。指輪を消滅させようとして失敗し、一度は漆黒騎士団の下僕となったが、我々は彼を解放することに成功した。自由な身となった彼は、今はどこにいるのだろうか。ブリタニア政府の命を受けて大公国を解散させた我々にとって、今ようやく彼を理解できる時がきたのかもしれない。そんな想いが走馬灯のように心を駆け巡りそうになった。
 しかし今は無人のSST領をただ過ぎ行き、西の岩山にあるロストランドへと続く洞窟に入る。カンテラの明かりを便りに暗い洞窟を抜けると湿った空気が漂うロストランドのジャングルの中に出た。先行している魔女様達は、ここから北上したらしい。私も密林の多い茂るの沼地を渡り北上を開始する。Trinsic北の沼地は平坦だが、この沼地はあちこちに小高い岩山や丘があり複雑に入り組んで行く手を阻む。気をつけて歩かないと迷子になりそうだ。なるべく右手にそびえる高い岩山を見失わないようにして歩くと岩壁にぽっかりと開く洞窟を発見した。先発隊にそのことを念話で報告すると皆が口々にその洞窟に入らないようにと警告を送ってきた。どうやら先発隊はうっかりこの中に迷い込み散々な目に遭ったららしいのだ。君子危うきに近寄らず。私はさらに北上を続けた。
 やがて密林の湿気が塩気を帯びてきた。唐突に木々が切れ海原が目の前に広がる。そしてそこには一艘の帆船が浮かんでいた。乗っていたのは、魔女様とkirryちゃんだった。私が追いつくまで出港を待ってくれていたようだ。
 そこは南の沼地の水を集めた川が海に流れ込む河口の東岸で、この先北に進むには海に出るしかない。少し戻れば川に橋が架かっている場所があったはずだが、陸路をたどるとPapuaを襲撃しているオフィディアン軍にまともにぶつかる恐れがあるので懸命な判断だろう。しかし、魔女様はPapua港が近いことを知るとそちらに舵を取った。Papuaの現状を確かめようというのだろうか。
 すぐにPapua港が見えてきた。意外にも港にはオフィディアンの姿は見えない。魔女様の船は静かに港にすべり込み、我々は上陸した。しかし、やはりオフィディアン兵に見つかってしまった。我々の船が入ってくるのを見たであろう女族長と巫女のペアが港に駆けつけてくる。我々は彼らとの接触を避けるために急いで港湾管理局の建物に隠れた。
 そういえばこの建物の中でオフィディアン兵士と戦った勇敢な少女の話がニュースで報道されていたのを思い出した。彼女の遺体が発見されたときにはその近くにオフィディアンバーサーカー兵の死体もあり、少女がたった一人の小さな体で勇敢に戦ったことを物語っていたという。
 そうこうするうちに建物の周囲に次々とオフィディアン兵が集まってきてしまい、先に進むにはその包囲網を突破しないといけない状況になってきた。幸いにも我々は3人おり私以外の2人は魔法も使える。包囲の輪の総大将格はエンフォーサーの大将だった。こいつは力が強く体力はあるが魔法は使えない。ひょっとしたら勝てるのではないかと思いそう口走ってみると、kirryちゃんと魔女様から「頼もしい」、「流石だ。」と言われてしまう。慌てて1人では無理で魔法の使える二人のサポートを前提としていることを言うと「えー」とkirryちゃん。2人とも秘薬があまりないらしい。この街にも秘薬屋はあるはずだが、おそらくオフィディアン兵が厳重に守っているだろう。とりあえず旅の途中で拾った秘薬を渡す。といっても極わずかしかない。これでなんとかこの包囲網を突破するしかないだろう。
 魔女様が羽蟲を召還してオフィディアン兵の気をそらしている隙に建物をみんなで飛び出した。オフィディアン兵はすぐに気がつき追い迫ってくる。私も応戦しみたが大将は非常に高い装甲と体力を持っているようでこちらの攻撃は殆ど当たらなかった。だが向こうもまだ新米らしく、攻撃もなかなかこちらに当たらないが、当たると体力を半分ぐらい削られる。戦い続けると確実に負けそうなのでkirryちゃんが囮となって少し離れたところに誘きよせたところで隠れてこっそり帰ってきてくれるという。女子にそんな危険な役を任せるのはどうかと思ったが正直私にはできそうもないことなのでありがたく受け入れる。そうしてなんとか無事にみな船着場に戻ることができた。
 パプア港にはBritannia本土では見かけないほど大型の船が停泊している。マストが3本もあり乗船者が腰掛けるための椅子まで設置されている。その船を見た魔女様が、「ホークの操船だったら快適そうだね」とおっしゃった。ホークとはもちろん彼女の愛人で元海賊のHawkwindのことだろう。彼も旅団のメンバーとして我々の旅に同行したはずだったが、のっけから借金の返済が滞ってジュカ族によってWrongの刑務所に拘留されたりとトラブルが絶えない。無事釈放されたはずなのだが、それっきりまた見かけた者は居ないようだ。
 「まさか、オフィディアンにも借金があってまた捕まってるなんてことはないでしょうねぇ。」というと魔女様は、ありえると真顔でお答えになった。
 そんなこんなでオフィディアンの駐留するPapuaを逃れ野営に適した土地を探して船で狭き海を北上することになった。しかし、北に進むと海岸は切り立った崖になり、その奥には溶岩や砂漠しか見えない不毛の地となってきた。とても野営はできそうもないため、いったん引き返し、ジャングルの一角にPapuaのオフィディアン兵からは死角となる場所を見つけ、そこに船をつけて野営地とすることにした。熱帯の木々が天然の防壁となり我々を守ってくれるだろう。
2006-08-05 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/29/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年08月04日(金)
旅日記12 死闘Ironworks
 今日もVesperの武器屋Ironworksの作業台下の隠れ家で目覚めた。店の前のオフィディアン兵と戦っている義勇軍の方がいたので私も外に出て加勢することにした。包帯を巻いて差し上げると感謝されたので逆に店の前のオフィディアンを倒して下さって助かっていますと答える。そしてこの店で武器修理をしていると伝えると早速使っていたオフィディアン特攻の刀を修理させて下さった。Mebiusと名乗ったその戦士と別れて再びIronworksの番台に立ち、暇を潰すために鍛冶ギルドの注文を受けることにした。
 その時「わー、見分けつかないね。」突然店の中にkirryちゃんが現れた。バシネットを被って作業中の私の姿が、街の鍛冶屋に見えるようだ。扉が開く気配もなかったので私が店内に入るときに一緒に入ってきたのだろうか。全く感心させられる隠密行動ぶりだ。kirryちゃんもオフィディアン兵を倒しに行くと言って出て行った為、私は鍛冶ギルドの注文品を製作して報酬を受け取ってしまうと後を追った。
 店の外に出ると早速オフィディアン兵が襲い掛かってきたが、新兵だったので軽くいなすつもりで相手をしたら、魔法を使う奴で、あっという間にこちらがいなされた…。この世とあの世の狭間をしばらくの間彷徨ったが、幸い霊視能力のあるkirryちゃんが私を見つけて現世に呼び戻してくれた。「どじねー。にしし」と笑われたが言い返す言葉もない。装備品一式と仕事道具が倒れた場所に置き去りになっているので何とか取り戻したいと伝えるとkirryちゃんが手伝ってくれるという。
 「少し待ってて」といって姿を消したkirryちゃんが、なかなか戻ってこないため私も少しずつ武器屋の方角へ進んでみたのがいけなかった。あっさりとオフィディアン兵に見つかって倒される。ようやく戻ってきたkirryちゃんに介抱してもらって息を吹き返した。しかもkirryちゃんは、なんと私の装備を持って帰ってきてくれたのだ。お礼の言葉もない。しかしその直後に悲劇がおこった。
 近くでアベンジャー部隊の将軍と戦っていた戦士がピンチに陥っていたため、インビジビリティーの魔法をかけてあげたkirryちゃんに気づいたその将軍が襲い掛かった。すぐに自分にインビジビリティーをかけようとしたkirryちゃんだったが、将軍はそれより早くkirryちゃんに迫り、巨大なバーディッシュで切り裂いた。血を流して倒れるkirryちゃん。そして次のターゲットは私だ。将軍は、余裕を持って一撃目で私を麻痺させた。そして、懸命に包帯を巻くが動くことができない私に易々と二撃目を放った…。
 気がつくとkirryちゃんと私は、ヒーラーハウスで治療を受けていた。さっきkirryちゃんが助けた戦士が、ヒーラーハウスにいたオフィディアン兵を倒し一時的に安全地帯を確保して下さったのだ。Xephと名乗ったその方は、ただの戦士ではなく騎士道の心得もあったようだ。我々を治癒魔法で回復して下さった。その方にお礼を言い、元気を取り戻したkirryちゃんと再び失った装備を取り戻しにむかう。
 今度はkirryちゃんはエナジーヴォルテックスを呼び出して進む。ナイトの少佐を何とかやり過ごし、再びさっきのアベンジャー将軍が待ち構えるエリアまで来たところ、今朝私が武器屋で出会ったMebiusさんがその将軍に倒されるのを目撃してしまった。将軍が通りすぎるのをやり過ごしてから、私とkirryちゃんは彼を助け起したが、目を開いた彼は、将軍に装備を奪われたと悔しそうにつぶやいた。奴を倒せば装備は、取り戻せるかもしれない。しかし、kirryちゃんがレブナントを召還しても全く平気なその将軍を我々だけで倒せる気配が全くしなかった。そして、我々の治療の手際が悪く再び倒れてしまうMebiusさん。kirryちゃんも先ほど装備を大分失っており戦うのがつらそうだ。今は諦めて引き下がるしかなさそうだ。
 幸いにもオフィディアン兵が掃討されているVesper銀行に戻り、少し迷ってから旅の間封印していた保険をかけた装備を身に付けた。Mebiusさんも銀行で装備を付け直している。kirryちゃんは別の町の銀行に飛んでいったようだ。私は、今度は武器屋に戻ることだけに専念することにした。一度銀行前の橋から街を出て、街の外を周り南の宿屋から再びVesperに入る。幸いそちら側はオフィディアン兵の数が少なかった。なんとか逃げ切ってIronworksの隠れ家に潜り込む事に成功した。結局、私が武器屋に立ちたいというこだわりのために、kirryちゃんを巻き込んでしまっただけだったが、念話で事の次第を魔女様に報告すると魔女様がkirryちゃんを誉め、kirryちゃんはちょっぴり誇らしげだった。
2006-08-04 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/28/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年08月03日(木)
旅日記11 Ironworks駐留
 旅団の次の移動日までオフィディアン侵攻下にあるVesperの武器屋、Ironworksに居座ることにした私だが、なんともやはり危険な場所であった。念のために隠れて休んでいるが、目覚めたときに店内にオフィディアン兵がいることも珍しくはない。それが戦士の新兵[Recruit]ぐらいであれば私でも何とか倒せるが、ちょっと上の階級の者達だと私一人ではとても対処できないため、隠れ家から出ることもできない。
 そんな一夜を過ごしたあくる日、人の気配を感じて目を覚ますと昨夜のSayuriさんが店内に立っていた。丁度武器修理契約書を使って自分の武器を修理したところだったらしい。店の外のオフィディアン兵を片付けて下さるようなので私も外に出てお手伝いをしていると、Karenさんが今日は魔女様を連れてやってきた。やはりお二人もVesperの様子が気になったようだ。
 我々が合流を果たす間もなくオフィディアンの戦士部隊と神官部隊の将軍、2人が襲い掛かってきた。土エレメンタルを召還し、ヒリュウを嗾けてさらに自分で叩くSayuriさん。土エレメンタルを召還してから矢で射るKarenさん。魔女様の召還する羽虫はオフィディアン兵に群がり体力を奪っていく。私はというとツルハシで叩くのみだが、こめられた電撃の魔法のお陰でわずかながらダメージを与えることができる。4人で力を合わせてオフィディアン軍の将軍を相手取っていたところ、Karenさんが突然自分の召還したエレメンタルに攻撃を受け始めた。予想外の出来事に慌てて逃げ出すKarenさんを追いかけて包帯を巻く。何もしていないと言い張るKarenさんだが、オフィディアン兵と間違えて自分のエレメンタルに矢を当ててしまったのでしょうと指摘すると、それを肯定するかのように魔女様も「たまに私を撃つぐらいだからな。」といいクスリと笑う。「Takelphも気をつけるのじゃぞ。」と仰る魔女様に「はい」と思わず笑いながら答える私の背後から射るようなKarenさんの視線が突き刺さっていた。
 ようやく、2将軍が倒れた。ほっとするののつかの間、矢も秘薬も尽きてしまったので帰還するというKarenさんの背後に新たに巫術師部隊の将軍が襲い掛かる。あっという間の出来事にKarenさんは打ち倒された。我々が心配して見守る中、Karenさんは、なんとか起き上がったが、先ほどの誤射といい連戦で疲れも溜まっているようだ。魔女様と二人で引き上げるとのことで、私も再び武器屋に戻ることにした。
 武器屋でしばらく佇んでいるとBailone殿が現れた。昨夜来て下さったときに隠れて休んでいたことを伝えると、笑いながら「事情はよく存じておりますよ」と答えて下さった。再び戦士の救援に赴くBailone殿と別れて私も休むことにした。

(付録) オフィディアン軍編成

an ophidian berserker
an ophidian brood queen
an ophidian healer
an ophidian matriarch
an ophidian avenger/knight-errant[RANK]*
an ophidian zealot/justicar[RANK]*
an ophidian shaman/apprentice mage[RANK]*
an ophidian warrior/enforcer[RANK]*
*[RANK]
 [General] 将軍
 [Major] 少佐
 [Captain] 大尉
 [Lieutenant] 中尉
 [Sargeant] 軍曹
 [Corporal] 伍長
 [Specialist] 技術兵
 [Recruit] 新兵
a giant snake
a snake
2006-08-03 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/19/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年08月02日(水)
旅日記10 Vesper防衛戦
 Minocに滞在する間に耳に入るのはやはり隣町Vesperへのオフィディアン侵攻のことばかりだった。いつか折れ矢で逢ったMizuhoの戦士Vessel殿や自由な鷹騎士団のBerthold殿らもオフィディアン軍討伐に立ち上がっているらしい。今回の旅に出るにあたって大公国時代に培った装備一切をおいてきてしまったので戦いに参加することはできそうもなかったが、戦士たちは武器の消耗の早さに困っているという。ロストランドに出発するまではまだ日があるので、私のような鍛冶屋でも、炉と金床のあるVesperの武器屋の安全を確保し、しばらくなりとも駐留することができれば彼らの役に立つことできるかもしれない。そう思いついた。
 酒場の隅で書物に目を通しておられた魔女様に決意を告げて別れ、Minocの銀行で無くすとこまる地図や寝袋をしまい、手製の鎧を着込んだ。念のために保険をかけた秘蔵のライトニングツルハシだけは護身のために持っていくことにする。
 北の銀行付近から入ると幾つもの橋を渡る必要があるため、先に墓場の前を南下し、南の宿屋からVesperの街に入ってみた。いるいる。街はオフィディアン軍に蹂躙されている。バーディッシュのような武器を抱えたオフィディアンの戦士やねじくれた杖をもった神官達に混じって赤い体表を持つ明らかに強そうな個体も混ざっている。あれが噂に聞く将軍[General]に違いない。隠れていた建物の陰を出た私は、鍛冶屋のある島を目指して走りだした。
 私の決死行は5分と持たなかった。神官のパラライズの魔法で足止めを喰らったと思うと赤いハルバードを構えた将軍が背後に迫っていた。一撃目で毒を受け必死で包帯を巻くも解毒したときには次の一発がきた。目の前が暗転する。
 気がついたときには私の前には見知った顔があった。冒険者のBrizo殿だった。隣の薄紅色の着物をきた女性は私に包帯を巻いてくれていた。女性はSayuriと名乗った。二人ともオフィディアンからこのVesperを取り戻すためにやってきて偶々出会い、共闘していたらしい。仕事道具の回収の手伝いをお願いすると快く手伝ってくださった。二人とも魔法剣士で、パラライズフィールドなどで援護してくださり、お陰で無事に装備を回収できた。しかし、肝心な仕事道具を収めた道具箱が見当たらない。どうやら先ほどの将軍が持ち去ったらしい。お二人はその将軍に挑むようなので私もわずかばかりの攻撃力と大公国で培った包帯戦術を駆使して援護する。将軍は3人がかりであっても非常に手強かった。Brizo殿やSayuriさんを狙っている隙に二人に包帯を巻くだけの私であった。ようやく将軍が倒れるとその腕には私の道具箱がしっかりと握られていた。無事に取り戻せたので二人にお礼を述べると、Sayuriさんが尋ねた。「鍛冶屋さんは、昨日の騎士メイサーの方とお知り合い?」
 私の知る限りメイサーの騎士といえばNalsival大公殿下しかありえない。大公国の紋章は既に取り外していたのだが、先ほど治療してくださっている間に大公国時代の名刺(Profile)のGDMという文字をご覧になったようだ。彼女は昨日、その騎士メイサーと一緒に治療院付近で共闘したという。私は、その人とは同じギルドだったが最近ギルドを解散したことを伝えた。そして、もしその騎士メイサーに逢えたら、これから何とか武器屋に潜入して武器防具修理ボランティアをするつもりであることを伝言してもらうことにした。
 二人に別れを告げると再び武器屋へのアタックを開始した。しかし、武器屋の中にアヴェンジャーの少佐[Major]がいたので慌てて橋を渡り東の島に逃げ戻る。と、そこへ犬の姿をしたKarenさんが姿を現した。魔女様から私がVesperに向かったことをきいて様子を見に来てくださったようだ。彼女が人の姿に戻り私が姿を現して出迎えようとしたその時、彼女の背後にナイトの少佐が現れたかと思うと彼女をハルバードで一撫でした。そして彼女は倒れた。ナイトが行ってしまうのを確認し、包帯を持って彼女に駆け寄った。私が抱え起す前になんとか彼女は自分の力で立ち上がったが、私の治療を受け入れた。まさか一撃で倒れるとは思っていなかったようだ。
 なんとか体勢を立て直した我々は、Karenさんのエナジーボルテックスのお陰もあり、武器屋のオフィディアンを大分排除できたが、武器屋Ironworksの中にまだ少佐が頑張っているため中には入れない。どうやっておびき出そうか考えているとまた見知った人物が現れた。冒険者の宿で逢って私を鍛冶屋として認めてくれたVessel殿だ。彼の報告書を読まなければ、この場に立つことも無かったかもしれない。彼は、Sheenさんというアースエレメンタルを引き連れた人と共闘し、少佐や将軍などの大物と戦っているようだ。私もとりあえず彼らの援護をしに駆けつけた。
 何とか3人で少佐を倒し一息つくとVessel殿は、バーサーカーを探そう言い出した。私は戦うより武器の修理のために武器屋に潜りこむことが目的だと伝えるとVessel殿は目を丸くしたようだ。包帯が切れそうだというので東の島の治療院で買えることを教えた。二人のお陰で武器屋の周りのオフィディアンがさらにいなくなったため、Ironworksの中にいた一匹を誘き出した隙に中に駆け込み扉を閉めることができた。
 炉と金床を確保できてほっとしていると先ほどのSayuriさんが私の姿を見つけて店に入ってきた。お陰様で武器屋を取り戻せたことと、修理したい物があればいつでも声をかけて欲しいことを伝えると彼女の武器である強化したオフィディアン特攻のナイフの修理を依頼して下さった。そして私がツルハシで戦っていたのを見ていたのであろう。オフィディアンの将軍より奪ったであろうPowerのツルハシを私に下さったのだ。以前Saber殿からVanquishingのツルハシをもらっていたのでこれで2つ揃ったことになる。なんとも嬉しいプレゼントだった。
 彼女は再び戦いの中に身を投じ、私は炉と金床の陰に隠れほんのしばらくのつもりでまどろんだ。夢現の中にKarenさんやkirryちゃん、Nalsival殿下、Saber殿、Spark殿、Bailone殿たちの声が聞こえた気がしたが、私はそのまま朝まで眠りこけてしまった。
2006-08-02 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/17/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月31日(月)
旅日記9 Kendall山登山
 夜はあっという間に明け、飲み足りなげなMohawkと供に女性陣のテントに向かう。Karenさんが起きていたが魔女様とkirryちゃんはまだお休みのようだ。と思ったらkirryちゃんが目の前に現れた。どうやらまた隠れて夜通し遊んでいたらしい。しばらく待つと魔女様が起きてきたが皆その出で立ちに目を見張る。いつもの赤いドレスを脱ぎ捨て軽快な服装に身を包んでいる。
 「登山だろう?」魔女様は事もなげにそう仰った。そう、今日はKendall山に登ると予告してあったのだ。残りの者達も魔女様を見習って服装を整える。Mohawkはいつもどおり。私はいつものローブを脱いでMohawkに借りたリングメイル脚を履く。上半身は裸のMohawkスタイルだ。眠いといっていたKarenさんも重そうないつもの鎧を脱いで軽い服に着替えた。
 早朝のMinocの街を抜け、Kendall山に向かう途中に私は子供の頃の遊び場所の一つに案内した。それは私が子供の頃におもちゃなどの宝物を隠していた場所だ。今のMinocの子供達のためにその場所は秘密にしておこう。
 運河にかかる橋を渡りKendall山の麓に辿り着く。山肌にぽっかりと開いた主坑道は無尽蔵と思われる鉱物資源の宝庫だが、昔からそれを狙った追剥が現れる場所としても有名であり鉱夫ギルドでは警戒を呼びかけている。鉱山の南にもテントが並んでいる。ジプシー達のキャンプに似ているがこちらは、遠くから採掘のためにやってきた鉱夫用のキャンプ地なのだ。彼らは数日から長い時には数週間ここで採掘をして行く。ギルドでは、そのような旅の鉱夫にも鉱山を使わせる代わりに採掘料を徴収しているが無断採掘が後を絶たないらしい。そんな状態なので鉱山に現れる追剥は、無断採掘者を懲らしめるために鉱夫ギルドが雇っているのではと噂する者もいる。
 Karenさんが、やはり疲れているので休むといって鉱夫キャンプのテントに潜っていったので、残りの者達を東の登山道入り口へと案内した。いよいよ登山開始である。
 急な坂を登る時は無理に真っ直ぐに登るより斜めにジグザグと登るほうが楽だ。私は勝手知ったる山なので基本を無視して真っ直ぐに登ってみせる。魔女様は基本に忠実に慎重に登っている。
 山の中腹でkirryちゃんが立ち止まった。「みてみて。」何だろうと皆で近づいてみると、山の斜面の凹凸を指して「お化けみたい」と言った。なるほど、確かに上の二つの窪みが眼窩に、下の窪みが嘆き悲しむ口のようにもみえた。odessaの顔を思い出したのでodessa坂と名付けることにした。子供の発想の面白さには感心させられると思ってkirryちゃんを振り向くとバンシーに姿を変えて宙に浮き得意そうに「にしし」と笑っていた。
 登山道は最後の急な登りに差しかかった。宙に浮いたkirryちゃん以外の2人は結構辛そうだ。Mohawkも魔女様の登り方を真似て蛇行しつつ登っている。最後の急な坂を登りきったところには、我々が上の坑道と呼んでいる横穴が開いている。掘り師たちもあまり来ないが、一人でじっくり掘るにはいい穴だ。
 その坑道を出て、突き当たりまで進むとそこが山頂展望台だ。皆は、ミノックの街が一望できるその眺めに感動してる様子だ。登山の疲れも吹っ飛ぶだろう。実際には背後に急な岩山があり本当の頂上はその上なのだが、トクノ島の忍者でもなければ到底登ることはできそうもないので、便宜上この展望台を山頂と呼んでいる。
 そのことを話すとkirryちゃんがテレポートの呪文を唱えて岩山の上に登ろうとした。しばらく試しているうちに何か思いついたのか先ほどの坑道のほうに一人走っていった。放っておいて弁当でも食べようかとしているとしばらくして岩山の上にkirryちゃんの姿が現れた。なんと、登ることができたらしい!坑道の中に岩山の頂上につながる縦穴が在ったようだ。
 皆が感心して見上げていると得意満面だったkirryちゃんが情けない声をあげた。「おりれないよう;;」
 どうやら登ることはできるが着地できる場所がないらしい。「Kal Por Ylem」魔女様は、すかさずマークの呪文を使い展望台のルーンを焼く。そして、全員でkirryちゃんがどうやってあの場所に上ったのか調べるために坑道へ向かった。暗い坑道の中で上を見上げると確かに天井から光りがもれ込んでいた。魔女様はその場所をめがけてテレポートして姿を消した。魔女様の意図がわかった私は羨ましがるMohawkを促してさっきの展望台に戻った。魔女様がすかさず逆ゲートを開いて下さる。おかげで魔法が使えない我々二人も岩山の上の本当の山頂に辿りつくことできた。帰りもゲートを開いてもらえば降りられるという寸法だ。
 降りる方法が確保できたので安心したのかkirryちゃんは、再び得意満面だ。かろうじて人一人が立つことのできる平らな岩場を見つけてはテレポートでぴょんぴょんと飛び回って遊んでいる。そしてこの場所で採掘はできるのかたと尋ねてきた。採掘はできるだろうが一抹の不安が頭をよぎった。足元が狭く掘った鉱石を置く場所がないため、下手に掘りすぎて重量オーバーになると、ゲートに入ることもできずリコールすらできなくなってそれこそ降りられなくなる怖れがあるのだ。バッグには少し余裕があったので採掘をしてみたがdull copperぐらいしか出てこないようだ。魔女様はその場所のルーンを一つ焼いて私に下さった。
 岩山の山頂は眺めは良かったが人が立てる場所が少なく窮屈だったので魔女様のゲートで展望台に戻り、眼下に一望できるMinocの街を眺めながら、昨日酒場で買ってきた食料を広げ楽しいランチを取った。自然と旅団の今後の旅程の話となったが、やはりこの後は、Minoc北の洞窟よりロストランドに向かうという。現在オフィディアン族がPapuaに侵攻しているため危険はあるかもしれないが、ロストランド出身のMohawkが案内をしてくれるということだから何とかなるだろう。
2006-07-31 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/26/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月30日(日)
旅日記8 Minoc観光
 昨夜の魔女様との話で私の生れ故郷であるMinocを旅団の皆に案内することになった。約束の時間に酒場The Barnacleに行ってみると魔女様、kirryちゃん、Karenさんがテーブルに着いて待っていた。odessaもいたらしいが先に寝てしまったようだ。出発前に履物チェックをしたが全員ちゃんとブーツを履いてきていた。後でわかるが今日は普通の靴やサンダルではダメなのだ。
 まずは、北の厩舎を見に行く。鉱夫にとっては大切な荷馬を預かってくれる場所でもある。ブーツなのだから後で洗い流せば済むことなのに女性陣は馬糞を踏んだ、踏まないで大騒ぎをしていた。今日は行かないが、北厩舎から街を出て北に進むと北Minoc高原、すなわちSST領に至る。SSTにとってはこのMinocの街は玄関口にあたる訳だ。
 次に私の祖父と父が所属していた鉱夫ギルドGolden Pickaxeに案内する。kirryちゃんに私もこのギルドに入っていたのか聞かれたが残念ながら私は子供の頃に街を出てしまったので所属はしなかった。ギルドの事務所には、鉱山で見つかった非常に珍しい宝石の見本も展示されている。最近ではエルフ達のもたらした技術により、鉱石の中から貴重な宝石の原石を見わけることができるようになったが、昔はよっぽど純度の高い結晶でもなければ採掘中に宝石を掘り出すことなどできなかった。
 南に下ると道具屋、大工屋が並ぶ。Minocには昔は船大工があったのだが、南に大きな街Vesperができた為に現在では船関係の産業はすべてVesperに移っている。それでもMinocとVesperの間は定期船が通っており、この大工屋の前の運河からVesperの町にインゴットや鍛冶製品を輸送しているのだ。そんなウンチクをたれながら、次に案内したのは神殿建造地だった。そこでMohawkが合流する。我々を探して街を二周回ったそうだ。
 その神殿は百年前から建造が始まり今に至ってもまだ建築が終わらないのだ。この神殿のデザインをした建築家が建築の工程についても細かい注文をしており、その通りに進めたらそんなに時間がかかってしまったという。それを話すと皆驚いていた。Mohawkの感想だが「作り続ける風景が街の一部」ってのは確かにこの街の気風を言い表しているかもしれない。
 そこで夜になったため、休むことにした。Britannia時間にあわせて夜は休むのが今回の旅の決まりだ。この街で公的に認められた宿泊施設は酒場しかない。私やMohawkなら酒を浴びテーブルで突っ伏すのも良いが女性陣には少々気の毒だ。そこで、ジプシーキャンプに向かうことにした。
 ジプシー達がMinocの入り口にキャンプを張ってからもう随分となる。ジプシー達は最初は人数が多くMinoc住民とも小競合いがあったが、ジプシーキャンプに人狼が紛れ込み多くのジプシーが犠牲になった後にMinoc住民の協力により退治されるという事件があった後は、双方の領分を冒さないという条件の下黙認されるようになったそうだ。ともかく、ジプシーは自分達を旅人とみなしており、旅人には親切で頼めば空いているテントを使わせてくれる。
 女性3人をベッドのあるテントに案内し、Mohawkと私は別のテントに泊まろうとすると女性のジプシーが入ってきて困ったようにこっちを見た。どうやら彼女のテントだったらしい。慌てて退散し別のテントに入ってみると大きなテーブルがおいてある食堂用のテントだった。Mohawkに目で合図すると彼もニヤリと笑う。朝までここで酒を酌み交わそうという算段だ。Mohawkが出す酒はオーク産、ヘッドレス産、ハーピー産と珍酒ぞろい。私はBarnacleのエールを出して二人で飲み出した。話題は自然と隣町Vesperに襲来してきたというオフィディアンのことになった。VesperとMinocはそう遠く離れていないためオフィディアンがこちらにも攻めて来る可能性は高い。
2006-07-30 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/22/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月29日(土)
旅日記7 Minoc到着
 今日は、旅団の移動日だったが昨夜遅く第4野営地に戻ったためまたしても寝過ごしてしまった。慌てて飛び起きると魔女様の思念を感じ取ることができた。遅くなったことを詫び、現在地を尋ねると既にMinoc入りし、街に一軒しかない酒場で既に休んでいるとのことだ。私もと先を急ぐ。 第4野営地は、Minocのすぐ近くだったようで程なく私も懐かしい故郷Minocの街に辿りついた。そう、この街は私の故郷なのだ。私の家系は代々この地で鉱夫や職人として暮らしてきた。父方は、先祖にドワーフがいるんじゃないかと言われるぐらいの根っからの鉱夫だったし、母方は職人の家系で父はその技術を学んで鍛冶職人にもなった。
 懐かしい景色を眺めていると後ろから男に声を掛けられた。「いい仕事があるんですよ!」振り返ってそいつの顔をみたとたんに脳裏に何かが浮んだ。改めてじっと見つめると向うも見つめ返してきた。
 「Takelphか?!」私も驚いたが向うも驚いていた。そう、子供の頃一緒に遊んだOrrinだったのだ。お互いすっかり初老といってもいい年齢になっていたが子供のころの面影は当時のままだった。奴の家は代々Minocの市長などを務め、田舎貴族とはいえ爵位があったのだが、この友人はちっとも貴族の子供らしくなく、私のような平民の子供と一緒に鉱山を駈け回って遊んでいた。一しきり互いの現況を話しているとあっという間に時間が経過してしまった。
 ようやく魔女様が酒場で待っていたことを思い出し、The Barnacleに行くというと奴もついて来るという。しかも今晩は家に泊めてくれるそうだ。Minocには宿泊可能な施設として一般に認められているのは本当は酒場であるThe Barnacleしかないので在り難い申し出だった。酒場で寝るというのは、酔っ払いと一緒にテーブルに突っ伏すということだからだ。
 酒場につくと魔女様はもうお休みになろうとしていたのか寝酒にワインをお飲みになっていた。私はOrrinを紹介し、この街が私の故郷であることを説明した。私が街の観光案内をさせてくださいと申し上げると「それは楽しみだ、皆に告知しよう」とおっしゃって下さった。
2006-07-29 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/21/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月28日(金)
旅日記6 砂漠の砂嵐亭
 かつてTrinsicという街を通じて大公国と協力関係を結んでいたBerthold殿の自由な鷹の騎士団がTrinsicからCompassion砂漠に拠点を移動したという噂を聞いていたが、大公国の消滅以後すぐに旅に出てしまったため、訪れることができていなかった。なので旅団があの砂漠の近くで野営を行うことがあったら是非訪ねてみようと考えていた。ようやくたどり着いた第4野営地は迷宮CovetousのあるのAvarice山脈の北西の森林地帯にあり、少し街道沿いに戻れば砂漠に辿りつくことができる。そんな訳で1人野営地で目覚めた私は、Compassion砂漠にやってきた。
 砂漠に足を踏み込んだ私は、かつてファルタヤ地方とも呼ばれたこの地で起こった事件を思い出していた。砂嵐から逃げ回りながら当時準備した砂防ローブを持ってこなかったことを後悔する。良くまぁこんなところに街を作ろうと考えたものだ…とも思ったが、大公領のあったTrinsic北部沼沢地方も普通の旅人が訪れたいと思うような場所では無かったことを思い出す。どんな場所でも住めば都となるのだろう。
 砂漠を取り囲む岩山の影で砂嵐を避けつつ進むとようやく鷹の砦を見つけることができた。その地形をみて思ったのだが聖徳の騎士団のjuria殿の砦が存在した場所なのかもしれない。彼女の砦が紆余曲折を経てBerthold殿の所有するところとなったのだろうか。回りには闘技場や図書館、酒場、商店といった施設も建ち並んでいる。生憎と時間が遅かったためか人の気配はないが、砦を見学させてもらい炉を発見して調査採掘によって掘り取った鉱石をインゴットにさせて頂いた。
 砂嵐亭が空振りだったため、砂漠を北に抜け前回誰もいなかった親不孝亭を再度訪れてみようと考えた。途中でかつて、FoAが儀式を行おうとしていたファルタヤの遺跡、ゾグの祭壇に立ち寄ることができた。あのFoAがまた何やら活動を再開している現在、またこの祭壇に現れることもあるかもしれない。
 砂漠を抜けて街道を横切り北上を続けた私は再び親不孝亭に戻ってきた。しかし、こちらも留守。結局野営地に戻ることにした。その途中でまた別の酒場らしき建物を見かけた。そしてバルコニーから見えたその酒場にいた人物の姿を見て驚いた。この旅を始める前にizayoi殿の酒場でお会いしたJester殿だったのだ。酒場の運営もされているとおっしゃっていたのでひょっとするとここが彼の酒場なのかもしれない。しかし、また眠気が襲ってきたためご挨拶もせずにそのまま通りすぎてまた第4野営地に戻り休んだ。
2006-07-28 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/20/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月23日(日)
旅日記5 三日月山脈
 魔女様に私の思いをポツリポツリと話していると眼下の真夜中の街道をオスタードに乗った伝令が走り過ぎていった。気配を感じたのかKarenさんが眼を覚まして起きてきた。夜明けも近いらしい。Britanniaの夜は短い。近頃は、Britannia標準時よりも地球と呼ばれる世界の時間で物事を考えることが多いが、この旅ではBritanniaで夜になれば休息をとることになっているため、改めてBritanniaの時間を感じることができる。時計の針が4時を指すと同時に日が昇った。暗い夜はBritannia時間ではたった4時間(地球時間では24分間)しかないのだ。
 Pearceさんは疲れているので起さないでといって眠りに就いたので比較的安全なこのガードポストに残していくことになった。残りの者で旅を続けるために階下に降りると一晩中姿を隠して遊んでいたらしいkirryちゃんが「にしし」と笑いながら姿を現した。隠れて屋上での会話を聞いていたのかと思って恥ずかしくなり怒ったがそうではなかったらしい。逆に何を話していたのかと聞かれる羽目になった。魔女様が「大人の会話じゃよ」と軽くあしらうがkirryちゃんは気になるらしい。
 橋に戻ると早速kirryちゃんのサイコロゲームを行うことになった。ブリッジトロルとなったkirryちゃんと橋を渡りたい旅人である残りの3人の勝負となる。我々が勝ったら橋を渡らせてもらえるが、負けたらさっきの会話の内容を教えるということになった。
 全員が1回ずつサイコロを振って出した目の合計の大きさを競う。kirryちゃんと残りの三人の目を比較して、我々の3勝なら我々は1歩前進しkirryちゃんは1歩後退。我々が2勝のみなら我々の1歩前進のみ。kirryちゃんの3勝なら我々は1歩後退。それ以外であれば両者は動かず。でどちらかが後退しきって橋から下に落ちた時点で負けというルールだ。前進ができないkirryちゃんが不利ではあるが、開始地点は、かなり我々側に偏った地点だったため我々が連敗すればいきなり負けもありうる。
 何かに憑かれたように大きな目を出し続けるkirryちゃんに一時は押されまくった我々だが徐々に押し返す。しかし後一歩のところでまたとり憑かれたように大きな目を出し続けて粘るkirryちゃん。KarenさんのRemove Curseの呪文と魔女様の「勉強しないでこんなことばっかり」とのお叱りの声にようやく憑物が落ち、ブリッジトロルは魔女の弟子に戻った。しかし、かなり頑張ったのでこの日記で、話の内容を書いてあげることにした。
 ようやく橋を渡って旅を再開する。さっきとは反対の岸を川沿いに下っていくとあの酒場に辿り着いた。そう、かつてNereus海賊団が根城としていた親不孝亭だった。以前大公城に襲撃を受けて以来、出入りを自粛してきたが大公国が解散となった今再びこの酒場を訪れてみたいと思っていた。この酒場に居続けることを自分の役目としているというTadamonoEXという男には何故か共感するものがある。もう一度会ってゆっくりと話をしたかった。しかし、今日は時間が遅かったためかTadamonoEX殿もおらず、伝説の海賊の栄華を示す薔薇の花達が屋上の闘技場にゆれるのみであった。
 親不孝亭を後にして海岸に出てさらに進むと中央に岩山がある半島が海に突き出している場所にやってきた。こんなところに岩山があっただろうか。あらためて地図を見てみると確かに存在するらしい。掘り師として長年Britanniaの鉱山を回った私だったがこの岩山の存在は全く知らなかった。数ヶ所掘っただけでは目ぼしい鉱石の鉱脈は見つからなかったが、時間のあるときに戻ってきてゆっくり掘ってみたい。
 半島を回り岩山の反対側を戻ろうとすると岩場が海にまで迫っており歩いて通過するのは無理そうだった。そこでKarenさんが船を出しその岩場だけ迂回した。そろそろ野営地に適した場所を探そうかといっていた頃、今日一日かなりの距離を歩いて疲れて注意力が鈍っていたのかふらふらと皆から離れて歩いていたkirryちゃんが風の精霊に巻き込まれて倒れてしまった。皆で探し出して精霊を倒して看病するとようやく息を吹き返す。もう長く歩くのは無理と判断し、森に入ったところで倒木を見つけてそこを第4野営地とすることにした。この森を抜ければMinocはもうすぐだ。
2006-07-23 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/18/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月22日(土)
旅日記4 キャメロット城跡
 早起きするつもりがすっかり寝過ごしてしまった。日は既に中天に差し掛かっている。C+V本隊は、既に第3野営地を出発してしまっただろうか。気を落ち着けて心の耳をすますと魔女様達の思念が伝わってきた。どうやら既にキャメロット城に到着しているらしい。地図を開いて確認する。このガードポストからキャメロット城に向かうには、このまま街道を進み次の橋で川にそって下ればよいだろう。IceやWrongの山での地質調査を楽しみにしていたが残念ながら諦めるしかない。
 川沿いに進んでいると魔女様に出会った。川の向こう岸からガーゴイルが睨んでいる。魔女様がまた聞きなれない呪文を唱えるとガーゴイルの周りに金色の霧のようなものがかかったかと思うと苦しみ出して倒れてしまった。霧のように見えた物はよく見ると無数の羽虫だった。Ilshenarのミーア族やBedlam調査に赴いたときにハーフエルフのRandis殿が見せてくれた魔術にそのようなものがあったことを思い出す。魔女様が用いている不思議な呪文は古代種族のみが伝えてきた織呪文だったのだ。
 魔女様はキャメロット城の前を散策していらしたようで他の方は城内で待機していた。Arthur陛下が天に召されたという噂を聞いて以来ここに来るのは初めてだった。かつてその落成式に立ち会ったこともあるこの砂岩の壮麗な建築物は、その建築美の面影は残すもののあちこち崩れてしまい見るも無残になっていた。主がいなくなるとここまで荒れ果てるものなのかとこの世の無常を感じているとKarenさんが出迎えて「新たな主の下に案内しましょう。」と仰った。一体誰が?と思いつつついて行くと謁見室の玉座にkirryちゃんが座っていた。Karenさんは獲物を連れてきたとか言っている。魔王ごっこか何かのつもりらしい。仕方が無いの付き合ってあげることにする。「やせてるからミルクを飲ませて太らせる」とかいうのを拒絶しようと「言うことを聞かぬ家畜は処分するのが得策かと」とかいうので盛大に怖がってベランダに逃げ出した。
 追いかけてきたKarenさんに何時まで続ければいいのか訊こうとしたら、向こうのほうが先に素に戻っていて調子が狂った。Karenさんは廃墟となっていたこの城で機密文書を見つけたといって見せてくれた。その文書には、Arthur陛下がとある団体にSSTとGDMを始末するように依頼するという衝撃的な内容が書かれていたためその場では気が動転してKarenさんには「見なかったことにしましょう」と言ってしまった。しかし、後で落ち着いて過去の記録を確認してみたら、その文書は以前見たことがあり偽造された可能性が極めて高い代物だったことを思い出した。Karenさんが内容を信じていると困るので当時の記録をここにリンクする。
 やがて、Pearceさんも追いついてきたのでキャメロット城を出発することになった。街道にまた戻り橋を渡ろうとするとkirryちゃんが橋の真中に立ちふさがった。
 「ここから先はただでは通さないよ!」
 先ほどの魔王ごっこを勝手に打ち切ったのがご不満だったようだ。今度はブリッジトロルごっこか。内心うんざりしたが、他の皆は付き合うつもりらしい。Pearceさんが川で釣り上げた魚を献上する。とりあえず私も重たかった鉱石を放り出した。しかし、返ってkirryちゃんを怒らせてしまったようだ。そして怒った彼女が出してきたのは、なんとサイコロ!先日のサイコロ勝負が楽しかったらしい。まぁ先を急ぐ旅でもないので皆で付き合うことになった。しかし、ちょうどそこで夜になったので近くのガードポストで休み、勝負は翌日ということになった。
 そのガードポストは、先日私が休んだガードポストよりやや小さいものでベッドは2つしかない。私以外は皆女性だったので私は自ら見張り役を買って出て一人屋上に上がることにした。そのほうが皆気兼ねなく休めるだろう。
 旅の途中で作った椅子を出して座り、時計を確認すると真夜中の12時過ぎだった。寝坊したお陰で全く眠くならない。ランタンに灯をともして街道を眺めていると魔女様が階下から上がってきて隣に椅子を置く。
 「よい夜じゃな。」と魔女様。私と話をすることをお望みなのだろうか。少し緊張したが思い切って昨日神殿で瞑想するうちに寝てしまったことを謝る。魔女様は「構わないよ。」とおっしゃり、その後話は自然と大公国の解散の話となった。魔女様は大公国の解散を惜しんで下さっているようだ。10年前(地球時間では1年前)ならBritannia中央政府に反抗してでも大公国の存続を主張しただろうが、今の私には後悔はなかった。自分が歳をとったというのもあるが、はるか昔に大海賊Nereusが言った言葉が頭に浮かぶようになったのだ。「面白い物語には面白い終わりがある。」と。Britanniaに生れ落ちIzumoに渡り大公殿下に出会って大公国を運営してきた生活は楽しかったが、どんな楽しいことも永遠に持続できるものではない。先日のTrinsic陥落から派閥戦争参加、政府からのTrinsic統治権剥奪、Trinsic解放記念式典と大公国の解散という一連の流れは面白かったと言い切れるか自信はないが、ここ数年(地球時間では数ヶ月)停滞していた空気を動かしたという意味で締めくくりとしてはよかったのではないかと思う。
2006-07-22 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/16/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
旅人の財産 エレベーター
 それは確かにずっと販売されていた。しかし我々は見落としていたのだ。ヘファイストス商店の陳列棚に一つだけ置かれていた導火線のついたダイナマイト。恐らく鉱山での採掘で使われていた残りだろうと思われる。つるはしでも壊せなかった鉱山2Fの通路を塞いでいる岩はこれで壊すのだろう。
 案の定、岩が崩れ去り奥へと続く通路が発見された。奥へと進むと目の前に扉があった。恐る恐るその扉を開いてみると嫌な臭気が鼻を突き、目の前に複数の死体が倒れていた。逃げ遅れ魔物に襲われた犠牲者だろうかと思っていると突然その死体がガバッと起き上がり襲い掛かってきた!Ghastだった。
 前衛が麻痺したりしたが無難に倒すと部屋の奥の机の脇に鍵束のかかった戸棚がある。そのうち一つを手に取りGilletteに渡してみる。どうやら鍵のかかっていた鉱山1Fのエレベーターに通じる扉の鍵のようだ。
 一旦街に戻り装備を整えた後、早速エレベーターに向かう。ヘルメットを装備していないと罰金だと注意書きがあるのだが、魔法使いや盗賊が装備できるような兜はまだ持っていない。とりあえず前衛だけでもかぶっていればよいのだろうか?そんな心配をしながら乗り込んだが、よく考えてみれば鉱山自体はもはや放棄されているし、B2からB1への昇降機も使用後は停止させろという注意書きがあるが、動かしたままで今のところ誰からも文句は言われないので、気にしなくてよいのかもしれない。
 エレベーターにはボタンが6つあり上から4つ目の遺跡2Fまでは我々は行ったことがある階になる。とりあえず上から順番に探索をしていこう。
 B2、鉱山2Fに降り立ち付近を探索すると鉄格子のはまった扉を二つ見つけた。どこかにこの扉を開くスイッチがあると思われる。付近をさらに探索するとScarletが隠し扉を発見。さらに奥に進み鍵のかかった扉をこじ開けた先にスイッチが見つかった。これで先ほどの鉄格子が開くはずだ。戻ってみると片方の部屋には驚いたことに人が居たのだ。話をきいてみるとどうやらテレポーターの罠にかかって偶然この部屋の中に転移させられ閉じ込められていたらしい。鉄格子を開けたことを感謝され、さらに地下宮殿の財宝の鍵となる霊石のことについて教えてくれた。どうやら霊石は複数存在し、それぞれを幾つかの組織が独自に手に入れてしまっているらしい。それらの組織と張り合う力がない個人の探索者には出る幕はもうないだろうとのことだ。我々が既に金の霊石を手に入れていることは黙っておいた。
 B3、遺跡入り口ではエレベーターを降りた先はどうやら通路が崩れていて先に進むことができなかったエリアのようだ。隠し扉を見つけたりしながら順調に探索エリアを広げていくと最後に少し大き目の部屋に到達した。中央には何者かがいる気配がする。その者は我々を視認すると突然襲いかかって来た。肌が青いが美形といってもいいその少女は、耳の位置にエラを持ち海底人か何かに見える。言葉は全く通じないのだろう。だが独自の言語で呪文を唱えてくるようだったのでMONTINOで黙らせるとさほど苦もなく力尽きて倒れた。そして彼女が落としたものは、ハプルース一家から奪ったものによく似た石、水の霊石だった。
 B4、遺跡2Fに降り立ってまず確認したのは呪文が使えるかどうかだった。するとエレベーターの周囲は呪文は使えるエリアらしいことがわかった。付近を探索すると、謎のスイッチが見つかる。もしかしたらこの階にあった鉄格子を開けるものかもしれないので一応押しておく。さらに歩きまわるとこちら側から閂がかかっている扉がありそれをあけると見覚えのある場所に出た。どうやらハプルース一家の縄張りに通じていたらしい。呪文が使える場所と使えない場所の境界を調べてみると驚いたことにハプルース一家の居た部屋では呪文を使えることがわかった。また、鉄格子のあった部屋にも寄ってみるとやはり鉄格子が開いており中に入ることができた。壁に人物を象ったレリーフが彫られておりそこ足首のところから金属が見えてた。それを引っ張るとポロリと外れてきた。Gilletteに調べてもらうと融和のアンクレットというものらしい。どうやら防御効果もあるようなのでGilletteに装備させる。またつるはしと同じようにその気になれば幾つでも取れることがわかったが、善である彼らが必要以上に取るのは似つかわしくないので店に売る分と装備する分と2つだけにしておいた。後にこの部屋に訪れた悪の2軍パーティーはメンバー全員分を確保したのは言うまでもない。
2006-07-22 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/25/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月21日(金)
旅日記3 正義の神殿
 第二野営地で目覚めた。先週は休んでしまったがその間にCrimson Vortex本隊はIceの洞窟のある氷の山の辺りまで進んだらしい。Luke殿の結婚式にも招待されていたがそちらにも出席できなかった。今度お会いしたらお詫びとなにかお祝いの品を差し上げねばならない。
 とりあえず明日の移動に同行するには、今日中に追いついておいたほうがいい。そう考えて一人で歩き始めた。
 前回フォージを貸していただけたお陰で荷物は軽い。せっかくなので調査採掘をしながら歩くとまたヴェライトの鉱脈を見つけた。地図に印をつけておく。そういえば、Britanniaで産出される鉱石のうち希少で価値のある3種をヴァロライト(Valorite)、ヴェライト(Verite)、アガパイト(Agapite)と呼ぶが、それらの名前は3つの原理からきている。ヴァロライトは、勇気Valorそのもの。ヴェライトは真実を意味する古い言葉でVeritasという言葉からきている。アガパイトは博愛を意味するAgapeからという具合だ。
 そんな豆知識を思い出していると、頭に魔女様の思念が届いた。本隊はどうやらIce付近で凶暴な狼やラマに襲われたそうだ。用心のために陸地を離れ、沖合いに船で逃れているらしい。私は奪われて困るようなものは今回の旅には持ってきてはいない為、構わず進むことにした。
 大滝の南に正義の神殿がある。よい機会なので神殿でマントラを唱えて瞑想をすることにした。私は特に信心深いほうではないし今回の旅の目的も巡礼ではなく調査採掘なのだが、そうすることが旅人にはふさわしいような気がしたからだ。
 「BEH、BEH、BEH」
 正義のマントラを唱えて3周期の瞑想をするうちに私はいつしか眠りに落ちていた。
 気がつくと辺りはすっかり暗くなり、魔女様の気配も消えてしまっている。どこかもう少しゆっくり休めるところに移動しようと夜道を歩きだした。
 エティンやオーガが襲ってきたが、前回包帯をodessaからもらっていたので包帯を巻きながらつるはしでなんとか撃退する。そしてようやく街道にでた。
 どうやらSerpent's Spineの山麓の街道に出たようだ。久々にみる山肌を掘りまくりたいのを我慢して休むところを探すと街道沿いのガードポストを見つけた。中にはベッドもあったが、夜中に帰ってきたガードにたたき起こされるのはごめんだったので自分の寝袋を出す。明日は少し早めに起きて氷の山まで行こう。
2006-07-21 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/14/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月10日(月)
旅人の財産 ハプルース一家(後編)
 ScarletとDzerzhinskiiの意見が一致しなければ宝箱は開けない。そう決めたのに…。罠の識別は万全でも、罠解除そのものを失敗することはある。
 今日は、二人ともEXPLODING BOXというので安心してScarletに解除させたら、作動させてしまった。結果、盗賊二人が仲良く死亡。司教のGilletteは最近はスイートかロイヤルスイートで休むようにさせているためか、HPの延びが良かったために無事だった。
 運良くすぐに切り裂きの剣を見つけることができ、二人分の蘇生費用を捻出できた。2名の消失者を出して以来蘇生時はいつも眼を閉じて神に祈ってしまう。祈りが通じたのか今回も二人無事に生き返り、さらにハプルースの縄張りの探索を続ける。
 とある部屋の天上のアーチに文字を発見する。『光の仮面を用い、闇を退けよ』。呪文無効化の闇を退けるアイテムがどこかにあるということだろうか。さらに探索を進めると幾つかのシークレットドアを発見しその奥に何かあることを期待して進んでみるが、鉄格子や向こう側から閂のかかった扉などがあり行く手を阻まれてしまう。
 そんな時、扉を開けて小部屋に入ったとたん振り向くと背後の扉が消えているということがあった。驚いたが良く考えてみればテレポーターに踏み込んでしまったということだ。方向感覚がなくなったが相変わらずDUMAPICも使えないため、落ち着いて付近の探索を続ける。そして閂がこちら側にある扉を発見した。もしかしたらさっき見かけた閂のかかった扉の反対側に来れたのかもしれない。
 閂を外して扉を開けてみるとそこは予想通りの場所だった。ということは戻った先にまだ未踏の地があるということになる。そして、ついに発見した。一室の扉の前にハプルース一家のアジトの看板が掲げられている。皆は疲れているようだったが、今回は、まだ誰も毒も麻痺も受けておらず薬も万全だった。覚悟を決めて一気に踏み込むとテーブルについていた男たちがこちらを振り返る。リーダーらしき男が合図をすると皆が一斉に我々をとり囲んだ。
 リーダーが眠りの攻撃をして来たが致命的な攻撃はなく、なんとか倒すことができた。そしてリーダーの男の持ち物から石のような物を発見した。Gilletteがその石を手にとりじっとみつめていたがやがて皆を振り返って微笑んだ。そう、ついに遺跡の財宝の鍵となる霊石の一つ、金の霊石を発見したのだ。
2006-07-10 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/11/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月08日(土)
旅日記2 Yew大滝
 大公国掲示板に流浪の商人Herby殿から革の備蓄量についての問い合わせがあったため、確認のために野営地から一度大公城に飛び戻った。返事をしたためてからはたと気がつく。キャンプ地のルーンは持っていない。どうやって戻ろうかと思案していたところ、魔女様からの遠隔思念が頭に響いた。どうやら、皆は包帯の補充のために船でJhelomに渡ったらしい。旅の再開をするためにまた先日の野営地に戻ってくるとのことなのでそこで待ち合わせることにした。
 大公城に賢者の塔の跡地へのルーンがあったかと思い探したが、塔が崩れたときに殿下が処分してしまわれたのだろう。ネクロマンシー研究所のルーンがあったため、とりあえずそこまで飛ぶ。そこからは、先週歩いた道のりのほとんどを一人で駆け抜けることになった。途中またリーパーやガーゴイルに襲われるが、無視して突っ切りようやく野営地に辿りつくと、Jhelom組はもう到着していた。
 皆に手厚い看護を受けながらこれからの旅程をきく。MohawkがJhelomで買ってきた地図を見せてくれるが小さくてよく見えないので、出発前にHawkwindからもらった地図を出す。やはりこっちのほうが見やすい。なるべく海岸線に沿って歩くという方針により燭台半島を北上してきたが、ここからは、また南下するしかない。Minocに到着するのはまだまだ先になりそうだ。
 魔女様とKarenさんと私、WolFのMohawkとodessaの5名で旅は再開された。道々襲い掛かるモンスターを倒して進むMohawk。エティンからは宝の地図が、ガーゴイルからは、ガーゴイルつるはしを見つけたらしい。ガーゴイルつるはしは本来は、極稀にガーゴイルが持っている貴重品だったのだ。最近は大量注文の報酬として大量に入手できるため、すっかりそれを忘れていた。
 さらに進むと何もない平野にぽつんと一人バーテンダーが立っていた。噂に聞くスタンディングバーテンダーのようだ。ワンダリングヒーラーが荒野を彷徨いながら、傷ついた者を助けるように、彼らは何もない荒野で渇いた者を癒すために立ち続けるのだ。早速酒を購入しようと声をかけ他の仲間の注文も聞いた直後、手持ちの金がエール1杯分しかないという恥ずかしい事態に陥った。魔女様が換わりに購入して下さった。
 とある半島を歩いていたところ突然皆の姿が消えてしまった。驚いて立ち尽くしているとMohawkの姿が再び現れた。魔女様によると地脈の境界のせいであり、Karenさんによると破片の歪みに起因するということだ。そんな不思議な場所ならと鉱脈を見つけて掘ってみるとゴールデンの鉱石と初めてみる大きなエメラルドが見つかった。やはり地脈の境界というのは何かあるのかもしれない。
 そして丁度そこで夜になったので野営することになった。Mohawkは部族流のキャンプファイアを盛大に焚き雄たけびを上げている。魔女様はいつの間にかリュートを取り出して演奏を始めた。旅に出てから始めたとおっしゃっていたがなかなかの物だ。odessaもリュートを弾いてくれた。
 今回もほとんど眠らぬうち夜が白んできた。出発前にMohawkのガーゴイルつるはしでさっきの鉱脈を掘ってみようということになり、つるはしを借りて掘ってみた。ゴールデンが掘れるということは、探鉱ツールとガーゴイルつるはしを使えばヴェライトが掘れるということだ。結局、精霊は現れることはなかったが掘り終わったとたんに、久しぶりの防具無しでの鉱石エレメンタルの採掘による緊張感から解放されたためか、強烈な眠気に誘われて私は気を失った。
 目覚めると皆が私の目覚めを待ってくれていた。掘り出した鉱石はMohawkたちが持ってくれた。フリーフォージがあればと思いながら、旅を続けていると珍しく旧タイプのサンドストーンパティオがあり店の看板がかかっている家があった。大和時代に眠れる掘り師と呼ばれていた頃、荒野でフリーフォージを探して家宅侵入を繰り返していた私の第六感が何かを告げた。屋上を見上げると青い光りをたたえたエルフの溶鉱炉がある。扉に鍵はかかっていない。
 「こんばんは」無人だと思っていたら家主さんが在宅だった。Feluccaの郊外でこちらは大人数で押しかけたというのに家主さんは快く炉を貸して下さると仰ってくださった。早速さっき掘ったヴェライト鉱石を溶かしていると魔女様がおっしゃった。
 「壊れて良いので強化頼めるか?」
 みると瞑想が可能な魔法の篭手を持っている。自信はなかったがやってみると成功した。調子にのってMohawkの差し出すリングメイルの脚にも挑戦したが、そちらは失敗してしまいしばらく呆然としていると、odessaには、「Takelphの沈黙が長いときはほぼアウトだ。」と言い当てられしまった。それしか脚鎧を持っていなかったMohawkは下着のまま旅を続ける羽目になりそうになったがodessaが予備の革脚を持っていて助かったようだ。
 odessaが家主さんにアップルパイを差し上げてお礼をし、旅を続ける。やがて岬の先にハート形の島というより岩があり、さらにその先にも小島がある場所に辿り着いた。どうやら他の皆は先日Jhelomに向かったときにその島を船からみていたらしい。魔女様の小船でその先にある島も見にいってみたが、そこはハート島の半分ほどの大きさで私とodessaとMohawkの三人が並ぶとそれだけで一杯だった。「ブロークンハート島」などとodessaが名づけていると魔女様が船を出す。慌ててMohawkがタラップに飛び戻った。魔女様はいたずらっぽく笑っておられたので冗談だったのだろう。思っていたよりお茶目な方だ。
 再び上陸した地点は「オーシャンビュー広場」とodessaが名づけた丘があり、そしてその先から大きな水音が聞こえてきた。Britannia最大の瀑布、Yewの大滝だ。圧倒的な水量を前にただ感心して眺めるしかない。あの指輪戦争における我等の敵、魔人kyouitiの葬儀が行われた場所でもある。
 そんなことを考えているといつの間にかodessaが滝壷の傍にふらふらと歩きだす。「危ないですよ」と声をかけたが「平気平気」と答えるodessaの背後に魔女様が立ち、おもむろに両腕を突き出した。odessaは、バランスを失って前につんのめったが両腕をバタバタと振り回して何とか持ちこたえた。やっぱり魔女様はいたずら好きのようだ。
 滝の近くの岩場を少し掘ってみたところヴァロライトだった。早速Mohawkにガーゴイルつるはしを借りて掘ってみたがここも不発。滝の上流にある大きな湖の周りを周回していると不思議な光景をみた。湖の中に木が立っている。しかもその近くの湖水はとても浅いのか歩いて入ることができるのだ。
 不思議なことがあるものだと思っているとMohawkがさらに凄いものを発見した。先週の野生のジンセンに続く野生の秘薬シリーズ第2段、野生のマンドレイクだ。花も咲いている。マンドレイクは湿地を好むというがこの異常な湖水が生育に適しているのだろうか。魔女様が感激しているようだ。流石に皆、CHARMの仲間だけあってマンドレイクの恐ろしさを知っており引き抜いたりしようとはしない。第一野営地がワイルドジンセンだったのでワイルドマンドレイクと名付けてこの近くに第二野営地を設けることになった。
 木の生え方や地形などを鑑みて丁度先ほど大滝を眺めた場所の対岸にあたる絶好の見晴らしの高台を野営地と決めた。早速キャンプファイアを焚きodessaが鶏肉を炙り始める。香ばしい匂いが野営地に広がる。魔女様は明日から先ほどのマンドレイクの自生地の調査をするので頭が一杯になっているようだ。我々は鶏肉をたらふく食べて滝の音を聞きながら寝袋に入った。
2006-07-08 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/12/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月02日(日)
旅人の財産 ハプルース一家(中編)
 呪文無効化エリア攻略の戦略はたったもののやはり難しい。監獄のときと違い治療系の薬品類がいくらでも在庫があるのが救いか。Gas Dragonのブレスに1軍のScarletとGochiを殺される。蘇生費を調達するために2軍でB3に向かった。B3も眠り攻撃を仕掛けるGhoulや毒を持つHarm Beetleがいるが呪文が使えるだけましだ。
 しかし、CALFOが切れたのにDzerzhinskiiの識別だけで判断したのがいけなかった。MAGNETICSというから解除させたらELECTRIC BOLT。今度は灰にはならなかったが即死だ。だが危険な罠ほどいい物が手に入るというのは本当らしい。今回は、街にもどりGilletteに鑑定してもらうと古びた鎧と病めるフレイル。どっちも呪われているが店での売値はなかなかのものだ。なんとか蘇生費用が工面できたので蘇生。Dzerzhinskiiは、また灰になったがさすがはDwarf。強靭な生命力で蘇った。
 ScarletとGochiも何とか生き返らせ、再度1軍で挑戦する。なるべく玄室の扉は開けずとにかく歩ける通路を歩きまわり地図を完成させることが先決だ。通路でまた、新しい敵に出会った。Basilisk。邪眼を持つ生物だ。恐らく麻痺攻撃を仕掛けてくるだろう。さっきの2軍が気付け薬を手に入れてきてくれたので4人までならなんとかなる。と思っていたのが大間違いだった…。なんと石化!瞬く間にNalsival、Scarlet、Gilletteが石になる。逃げるしかない。そして2軍で治療費稼ぎ…。
 もう一度作戦を練る。呪文が使えないなら魔術師を入れる必要はないだろう。僧侶も無意味だ。寧ろCALFOも使えないので盗賊一人の識別を鵜呑みにするのが不安なので盗賊を2人連れて行くべきだ。そう考えて、このエリアの探索用に急遽選抜パーティーを組むことにした。切り裂きの剣装備の戦士Berlioz、刀装備の侍VolcanoとYasutoki、盗賊ScarletとDzerzhinskii、アイテムの即時鑑定とエリア外での呪文サポートに司教Gillette。このパーティーでなんとかここを乗り切ろう。
 そんなこんなで探索を続けているとSPELL BLASTERという罠が出た。MPを吸い取られるだけだろうとタカをくくり開けてみたら、解除失敗。GilletteはMPを吸い取られた。そして…Volcanoが灰化した…。どうやら、MPを吸い取るだけでなく呪文を唱える職業の者を灰化するというとんでもない罠だったらしい…。いまのところ死を通り越して灰にするトンでもない罠が3種類、ELECTRIC BOLT、VENUS KISS、SPELL BLASTER。これ以上喪失させるわけにはいかないので、これらが出たときは慎重にならなくては…。
 とりあえずこの階では侍二人をTakelph、Nalsivalの戦士二人と交替することにした。
2006-07-02 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Wizardry: Five Ordeals |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/6/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
2006年07月01日(土)
旅日記1 出発
 「うお!」目覚めて石のテーブルの下から眼をこすりながら這い出ると誰かに驚かれた。出発しようと集まっていたところだったらしい。
 「これで4人か。」と魔女様が言った。他の3人はだれだろうと見渡すとKarenさんとPearceさんがいる。Pearceさんというのは、あまり逢ったことがなかったが魔女様の昔からのお仲間の歌い手だったと記憶している。彼女も旅に参加するようだ。その場にもう一人いたcielさんは、歌姫のCielさんではなく元SRでピットギルドBlack Catを興したほうのcielさんで彼女は見送りのようだ。
 「出発じゃ。」屋敷を出てまずは北に向かう。危険な内陸部を避けて比較的安全な海岸線を辿ってMinocに向かうようだ。だが直後に危険が襲い掛かった。
 魔女様が炎に包まれた。リーパーの攻撃である。平然とされているがダメージはかなりあるようだ。リーパーは移動できないからと逃げようとするとテレポートで目の前に飛んでくる。念のために皆でパーティーを組んでおくことになった。
 今度はトロルが襲い掛かってくる。すると魔女様が不思議な呪文を唱える。聞いたことのない呪文だった。すると驚いたことに濁ったトロルの眼がパッチリと澄んできて魔女様に敬礼をした。これが魔女様のCHARMの術か。
 「驚きました。」と素直に申し上げると魔女様は「クス」とお笑いになる。Karenさんがそのトロルに、護衛の任を任せたはずなのにこの場にいないWolFのリーダーの名前をつけようと提案する。そんなわけでMohawkという名になったこのトロルに護衛をさせながら旅を続けていると、ようやくWolFのメンバーが追いついた。Forcas殿とChloroplast殿だ。そこで彼らのリーダーがオーガ相手に戦っているのをみて目を丸くしていた。
 「ちょっと不細工になったな、Mohawk。」とForcas殿がトロルに声をかける。「Forcasはいつまでボケるつもりだ?」とChloroplast殿はそっけない。この二人が護衛についてくれるなら安心だろう。
 しかし、その直後に恐ろしいことが起こった。誰かがぬかるみに足を踏み入れたとたんに足元の巣穴より黒ソレンの大群が湧き出してきたのだ。働き蟻だけでなく兵蟻もいる。それが一度に10匹以上襲い掛かった。Karen殿が神聖呪文で追い散らそうとする。WolFの二人が剣を取り立ち回る。兵蟻の吐き出す酸で瀕死状態になりながらも皆の活躍で一名の死者も出さずに済んだが肝を冷やす事件だった。
 そうこうしているうちに川に行き当たっていた。生憎と橋はなさそうなので上流まで遡って迂回することにする。ようやく源流に到達し今度は下流に向かって下る。川の側に岩場があったのでふと掘ってみるとそこはValoriteの鉱脈だった。それを皆に伝えると私と同じような戦う鍛冶屋であるChloroplast殿がガーゴイルピックアックスで掘り始めたが鉱石の精霊は出なかった。
 Forcas殿が生肉を出してきたのでヒーティングスタンドを作ろうと思ったが上手くいかないので焚き木を取り火を起こした。丁度川沿いで倒木もある場所だったのでそこで小休止をしようということになった。戦士というのはサバイバル術にも長けていないとだめらしい。Forcas殿がやがて上手そうな臭いの焼肉を焼き上げた。皆で彼の腕前を褒めるとodessa殿ならもっと旨く焼くと謙遜した。
 折れ矢にQroma殿が姿を現したという通信が入ったようだ。Qroma殿もしばらく魔女様のところに居た女性らしい。Karen殿が会いにいくというので我々はその辺りで時間を潰す。とりあえずフリーフォージを見つけたい。調査のために採掘した鉱石がすでにかなりの量になっている。しかし、Feluccaではパブリック化されている家は少ないし、このような平地ではフォージを置いてある家もあまりないようだ。しばらくしてKaren殿が戻ってきたが結局うまく逢えなかったらしい。
 また皆で歩きだすと寝坊したkirryちゃんが骨馬に乗って颯爽と登場した。骨馬は骨に戻る直前だったようだが、彼女は相変わらず元気がいい。彼女が合流して間もなく我々は花畑にたどり着いた。Feluccaでこのように花が咲いている場所は非常に珍しい。それに感心していると魔女様が白骨も転がっていることを指摘する。やはりFeluccaであることは間違いない。花をよく見ると秘薬の元になるジンセンの花があった。薔薇の花によくにている。
 花畑があったことと地形からここが燭台半島の中央部であることがわかった。ということはこの北に昔賢者の塔が立っていたはずだ。皆でその跡地を見にいくことになった。賢者の塔がかつてあった場所には所有者の違う別の塔が立っていた。kirryちゃんがウィスプに喧嘩を売って幽霊になり中の様子を覗いたりしているうちに日が暮れてきた。この旅では日が暮れたら危険なのでキャンプを張ることになっている。
 夜は勉強の時間らしい。魔女様がkirryちゃんに授業をするようだ。皆も興味深々で聞いている。他の皆は楽にしていいと魔女様がいうと、kirryちゃんがわーいといいながら釣り糸を垂れる。魔女様の叱責が飛び、問題が出題された。「マントラとは何だ?」kirryちゃんは考えるふりをしてポケットから水晶を取り出した。「徳と共にあれ。」と水晶がいう。すかさず「徳です!」と元気に答えるkirryちゃん。カンニング…。魔女様もあきれ返っている。「良いかい、マントラとは真言、呪文とほぼ同意だ。」魔女様も力が抜けたようで授業は終わりとなった。
  魔女様が護衛に給金を支払うというので皆がモンスターなどから得た金を集めた。給金を支払っても結構な余りがあるらしい。魔女様がサイコロを出した。魔女様が賭博をやるとは意外だったがこの私が乗らないわけが無い。皆も続々と参加を表明する。Chloroplast殿とPearceさんは先に休むようだ。Chloroplast殿が寝たと思ったらファイアビートルと一緒に現われた。上手く寝れなかったというが私が鉱石を貯めていることを知っていてわざとファイアービートルを呼び出してくれたのだろう。お陰でバッグが軽くなった。
 二人が寝たあとkirryちゃんがいい考えがあるといって賭博のルールを皆に説明し始めた。勉強が終わったら急に元気になったようだ。その内容はこんな感じ。お金を皆から8歩ほど離れた位置におき皆は横一線にならぶ。サイコロ2個をふって奇数なら1歩前進、偶数ならもう一度ふって奇数ならその位置をキープ。偶数が連続で出たら1歩後退。お金のあるラインに最初に到達した人が勝ちというもの。遊びとなると俄然知恵が回るらしい。なかなか面白そうだ。私は最初のほうはいい感じだったがいつの間にかラスト集団にForcas殿と二人で取り残された。女性陣がなぜか強い。最後はkirryちゃん、魔女様、Karen殿の三人がリーチとなり、Karen殿が勝利を得た。
 遊んでいたらすっかり夜が明けてしまった。しかし徹夜なので皆もう歩く気力はないようだ。先ほどの花畑に移動してそこで今日は一日のんびりとすることになった。Karenさんが、折れ矢でSaber殿からもらったというワインを皆で乾杯した。朝日を浴びて飲むワインもオツなものだった。
2006-07-01 | 記事へ | コメント(0) | トラックバック(0) |
| Ultima Online |
トラックバックURL:http://blog.zaq.ne.jp/pickaxe/trackback/10/
※ブログ管理者が承認するまで表示されません
前へ 次へ
inserted by FC2 system